KP
choice[ろぼはら,えーたろー,あおき,いなみ]
Cthulhu : (CHOICE[ろぼはら,えーたろー,あおき,いなみ]) > ろぼはら
KP
───うつくしいものこそが、この場での正義だ。
CoCKPレスシナリオ
「見た目10割」
:::::::::::::::::::
●推奨人数:1人(KPレス)
→ソロで回す場合は こちら
●プレイ時間:1時間
●シナリオ形式:クローズド
●推奨技能:目星、図書館
●振る機会のある技能:心理学
●推奨SAN:40-70
※ルートにより必要なSAN値が異なる
●推奨探索者
現代探索者。背景/設定を問わず誰でも参加が可能。
●諸注意
・能力値の変動が起こる。
・ロストが存在する。
・普通のKPありシナリオとして回すことも可能。
KP
2.introduction
“真の美というものは、真の知恵と同じく、たいへん簡明で、誰にでもわかりやすい。”
ーーGorki
✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽
CoC/KPレスシナリオ
「見た目10割」
✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽
3.導入
探索者は、洗面所で、化粧台で、スマートフォンの画面で──何らかの理由で鏡を見ている。
芥子原 麻人
洗面所かなぁ。ぱしゃぱしゃと顔を洗ってるよ。
空気が乾燥してきたから、ちゃんと保湿液もつけよう。放置しておくと、すぐカサカサになってしまうんだよ。
KP 君も俺も、もう若くないものな。
芥子原 麻人 年は取りたくないものだなぁ。陸はまだ起きてないかな?
KP まだ、だろうな。君が起こすのをまっているかも。
芥子原 麻人 そうだね。今日はいい夢を見れているといいな。ああ、今日の朝食はどうしようか。
KP では、そろそろ話を進めるか。
描写
鏡を見ていると、映った顔が、不意に歪み、揺らぐ。
揺らぎは次第に大きくなり、探索者の意識を飲み込んでいく。
芥子原 麻人
「あれ……顔が…?」
「いや、鏡が揺らいでいるのか…?」
描写
探索者が次に目覚めた時、そこは見知らぬ部屋だった。
4.1番目の部屋
真っ白な、四角形の部屋。
あなたは突然このような場所に投げ出されたことに驚くだろう。
芥子原 麻人 確かに突然といえば突然だが、割とこういう目に何度もあっているので驚かないよ
KP ▼SANチェック 0/1
芥子原 麻人
CCB<=73 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=73) > 99 > 致命的失敗
……しかし、家に置いてきた陸が心配だな。急にいなくなって、心配かけていないだろうか。
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 73 → 72
芥子原 麻人 ここでぼうっとしていても帰れはしないだろうな。探索をしよう
描写
部屋の中央にはラジオが置かれている。
正面には扉がある。
また、持ち物は全て持っているようだ。
現在地は出ない。文字列がバグになっている。時間も同様。
カメラ、メモ帳など基本的な機能は使えるようだ。
芥子原 麻人
「スマホは使えるが、電波は使えないか…」
持ち物が全てあるだけでも御の字だな。
KP
5.地図の部屋
◎ラジオを確認する
◎ラジオをつける
◎部屋全体を見る
芥子原 麻人 扉を見る前にラジオから確認しよう
描写
6.ラジオ
ラジオは故障している様子などは見受けられない。
電源はつきそうだ。
KP ▽目星
芥子原 麻人
CCB<=89 目星
Cthulhu : (1D100<=89) > 82 > 成功
描写
ラジオの下に画用紙の端切れが落ちている。
以下のような、雑な絵が描いてある。
-------------------------
□□□
□
□□□←
-------------------------
四角形が、コの字型の左右反転の形に並んでいる絵だ。よく見れば、上段右の四角形に「EXIT」と薄く書かれているのがわかる。
これは地図なのだろう、と思うかもしれない。
裏側に、「かのじょたちをたすけるほうほうはーーーをみること」と書かれている。ーーー部分はかすれて読めない。
KP
-------------------------
□□□
□
□□□←
-------------------------
四角形が、コの字型の左右反転の形に並んでいる絵だ。よく見れば、上段右の四角形に「EXIT」と薄く書かれているのがわかる。
これは地図なのだろう、と思うかもしれない。
裏側に、「かのじょたちをたすけるほうほうはーーーをみること」
芥子原 麻人
(EXIT、ということは、ここから出られるということかな…たくさん部屋があるようだけど、実質一本道のようだね。彼女たちを助ける方法、とはなんだろう。他にも閉じ込められている人がいるのかな…)
ラジオの電源はつくかな?
KP つくぞ。ラジオの電源を入れた、ということで進めていく。
描写
ラジオの電源をつけると、ジジ、という砂嵐の後、
「醜いものはここより出ることは叶いません。私と勝負をしましょう。あなたの挑戦を、お待ちしております」
と声が聞こえる。
KP
その薄ら寒い声に
▼SANチェック 0/1
芥子原 麻人
CCB<=72 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=72) > 95 > 失敗
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 72 → 71
芥子原 麻人
(…嫌な声だ……まさか、俺に話しかけているんだろうか)
声の主と美醜を競い、勝てなければここから出られないということか?わかりやすいルールだが、俺は見た目にはあまり自信がないね。
KP だよなぁ。しかもその羽、死体なんだろう。誰かの
芥子原 麻人 そうだ。だから、本質的に俺は天使などではなく、蝿や蛆虫に近いんだ。あまりいいものじゃないよね?
KP また、ラジオの音声が砂嵐に飲み込まれたと同時、ギギィ、と前面の扉が開く。
芥子原 麻人 次の扉が開いた…けど、この部屋もう少し調べてみよう
KP
部屋全体の確認だな。
▽幸運 を
芥子原 麻人
CCB<=80 幸運
Cthulhu : (1D100<=80) > 15 > スペシャル
ふふっ、これは幸先がいいね
KP
部屋の隅から紙を見つける。2枚だ。
どうやら本の一部をちぎったものらしいとわかる。
芥子原 麻人 ふんふん、読んでみよう
KP
------------------
[言葉を正しく使うこと]
我が国には、古来言葉には霊力が宿り、口に出すことによって、その力が発揮されるという言霊(ことだま)の信仰がありました。
神社にお参りする際に具体的な願い事を声に出して唱えるのも、こうした信仰に基づくものです。
・・・
[業の契約]
神と人間の契約は実に相互的だ。
契約違反への審判は死であった。
また出エジプトの「シナイ契約」(出エジプト24章)は神が与えた契約内容「律法」を民が守るならば神も民を祝福し、 背くなら呪うという、双務的契約である。
------------------
芥子原 麻人
「神との契約を違反してはならない…何かのたとえだろうか。また、何かをお願いする時には具体的に述べなければならない」
それは人と人の間でもそうだと思うけれどね。曖昧な物言いは誤解を生む
あえて誤解を生みたいのなら、いいのだけど。
さて、それじゃあ開いた扉を見に行こう。
KP
10.扉
開いた扉。3センチほど開いている。
向こうの様子は開けば見えるだろう。
ここからだと、ふつうに明かりのついた部屋だ、というくらいしかわからない。
芥子原 麻人 扉の先へ進んでみよう。
描写
14.2番目の部屋
1人の女性が扉の前で頭を下げている。
女性はメイド服を着ており、顔の前を黒いヴェールで覆っている。
芥子原 麻人
黒いヴェールで顔を隠したメイド…?
「ええと、君は…?」
女性 「ようこそいらっしゃいました、ご主人様。どうぞこちらで見目を整えて行かれてください」
描写 そう言い、部屋の両側を手で指し示す。
芥子原 麻人 「ご主人様?…それって、俺のこと…なんだろうか」
描写
右側には[クローゼット]が、左側には[化粧台]と椅子が2つ並べられている。
また、ここにも入ってきた扉の正面に扉がある。
後ろで扉が閉まる音がした。
見てみると、鍵がかかっている。
芥子原 麻人
「あれ?鍵がかかってしまってる。もう戻れないってことかな…」
戻る理由もないけれど
KP
15.侍女の部屋
◎クローゼットを確認する
◎化粧台を確認する
◎女性と話す
◎正面の扉へ
芥子原 麻人
見た目を整えろと言われても、この体に合う服があるのかなぁ。
とりあえず、まずは女性と話してみよう。
「君は、どうして俺を主人と?女給を雇った覚えはないのだけど」
女性 「なんでしょうか? 私はあなたを主人としてもてなすよう、と言いつかっております」
芥子原 麻人 いいつかっている、ということは別に本来の主人がいるんだろうな。なぜ外から来た客?である俺を主人と呼ばせるんだろう…
女性 「ここは神と対峙することがかなう場所。美しくなり、最後の部屋までたどり着き………神と勝負をすること。やることはそれだけだ、と聞かされています」
芥子原 麻人
「美しくなって、神と勝負をする…?それは、人間なんだろうか…まさか、本物の神というわけではないだろうが…」
そんな美の神なんて言われる著名人は…心当たりが多すぎてわからないな。もしやドッキリ企画かもしれないという線も浮上してきた
KP まともなテレビ局がそんなことするかな?
女性
「私はこの部屋から出たことはありませんが…」
「ああ、着替えはあくまでもオプションだ、とのことです。」
「着ていくもいかれないも、ご主人様の自由です」
芥子原 麻人
「着る着ないは自由ってことだね」
俺自身服装にこだわりはないけど、身嗜みに関しては両親がうるさかったものだから、そのへんはちゃんとしてるはずだよ
とりあえず、そちらに向かう前に聴けそうなことは全部聞いていこう。
KP https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13125616#20
芥子原 麻人 「その神との勝負に負けたら、どうなるんだい?」
女性
「……おそらくは、命を………醜いものは出ることをゆるされない、のですから…」
「最初の部屋で餓死をした人間もいたといいます。あまり反抗をするのは………お勧めしません」
芥子原 麻人 穏やかなじゃないワードが聞こえてきたなぁ…
KP ▼SANチェック0/1
芥子原 麻人
CCB<=71 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=71) > 53 > 成功
「君はいつからここに?ここからは出られないのかい?」
女性
「………わかりません、…ここにある物は、私には使えないものですし、私は美しくはありませんので」
「"化粧台の上に置いてあるもの"、"クローゼットの中に入っているもの"は、私には毒なのです。…勿論ご主人様にはなんの害もありません」
「そういう決まり、なのです」
「…あまり長居されるものではありませんよ、ここはあなたの美しくなるための場所です」
芥子原 麻人
「そうか……わかったよ。ありがとう、色々教えてくれて」
顔を隠しているのは、目鼻立ちに自信がないからなのだろうか…クローゼットを調べよう
KP
服がぎっしりと詰まったクローゼット。探索者が望むジャンルの服を手に入れることが出来る。
▽目星
芥子原 麻人
CCB<=89 目星
Cthulhu : (1D100<=89) > 27 > 成功
「ん、俺が着てもよさそうな服も置いてあるな…おや」
KP
真っ青なワンピースが目に止まる。ポケットの2つある、夏用のワンピースだ。
襟の部分が若干焦げている気がする。
ちょうど、この部屋にいる女性に合いそうなサイズだ。
また、ポケットから免許証と、小さめの日記を見つける。
芥子原 麻人 襟の部分が焦げている?なぜだろうか…所持しよう。免許証と、日記を確認するよ。
KP
[免許証]
鈴木曜子という名前の人物の免許証。そこそこ整った容姿(具体的にはAPP14)の女性で、年齢は23歳のようだ。
裏側に、「かえりたい」と小さく書かれている。
[日記]
若干神経質気味の文字で綴られた日記。
内容は以下である。
「四月十二日 とても面白い心理学の先生に会った。宗方先生。とても格好いいし、落ち着きがあって素敵。」
「五月五日 先生の講義に参加している。話がわかりやすいし、とても丁寧に教えてくれる。」
「七月二日 忘れ物を取りに行った時に、宗方先生に会った。恋愛研究家としても大成している先生に、恋愛相談をした。…彼への恋愛相談を。」
「八月二十四日 見られた。同じサークルの女の子だったような気がする。先生と会う時は、気をつけていたのに。」
「九月三十一日 いたい。あつい。いたい、いたい、いたい…」
「十一月十九日 治らないなんて うそでしょう」
「二月三十日
ど
う
し て」
------------------
芥子原 麻人 心理学の宗方先生…知ってる人かな
KP 普通の大学?の先生みたいだし、特に有名ってことはないんじゃないか。これ以上の情報はない。
芥子原 麻人
そうか…自分が恋をしている相手に恋の相談か…普通できることじゃないが、恋愛を研究している心理学者だからこそ、といったところか
…サンプルケースにされるのがオチじゃないかと思うんだが
KP 見に覚えが?
芥子原 麻人
……どうだろうね。
日記を読む限り、鈴木曜子さんという女性が、あのメイドさんってことでいいんだろうか。顔をベールで覆っているのは、おそらく火傷痕を隠すためだな
KP ふむ…ああ、あとここでは▽アイデアをふれる。
芥子原 麻人
CCB<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) > 38 > 成功
KP
9月に31日はない。2月の30日も。しっかりと毎日書かれた日記なのに、なぜまちがえるのだろう。
そう考えて見てみれば、九月頃から時々日付が重複したり消えたりしている。
この日記の持ち主は、日付の認識すらできない状態なのでは?と思う。
▼SANチェック 0/1
芥子原 麻人
CCB<=71 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=71) > 15 > 成功
精神に異常をきたしたか、失明しているのか…
彼女に聞いてみる前に、化粧台を調べよう
描写 様々な化粧品や道具が置かれている。台の上には男性用と女性用のものがあり、大きな鏡が備え付けられている。
KP ▽アイデア
芥子原 麻人
CCB<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) > 16 > スペシャル
描写
化粧台の下に隠れるように、「NR社製[ソバカス・シミげきおちくん]」と書かれた、ポップなパッケージの化粧品を見つける。
どうやら顔のシミや傷を治す目的で作られた薬用化粧品のようだ。
1度も使われていないように思える。
芥子原 麻人
ふぅむ…効果のほどはどのようなものなのだろう。傷を治すことも可能とあるが
女性が言っていた、私には毒だというのは、この証拠物と化粧品のことを言っているのか。しかし、彼女も自ら望んで女給という役目に甘んじているわけではなないだろう
KP ではどうする?
芥子原 麻人
まず、免許証の方を確認してもらおう。
「なぁ、クローゼットの中から、身分証明証を見つけたんだが、誰かの忘れ物だろうか」
女性
「………ああ、見つけられたのですね」
「…取るに足らぬ女のものです、お気になさらずに」
「情欲に狂うことは悪であると、多くの本で学んだのでしょう。けれど本能はそれを無視した………なんて、愚かな女」
芥子原 麻人
「……」
それは結果によるだろう。彼女が正しく想い人と結ばれたなら、善となっただろうに。そうはならなかったのだな。
……
KP 悲しんでいるのか?
芥子原 麻人
…少しね。とるに足らない同情だよ
「……君の、そのヴェールの下。今はどんな状態になっているんだい?」
描写
探索者がヴェールについて聞くと、あまり気持ちのいいものではありませんが、と前置きをしてからそれをめくってみせる。
酷い火傷のあとだ。
皮膚はひきつれ、目は落ち窪んでいる。
KP ▼SANチェック 0/1
芥子原 麻人
CCB<=71 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=71) > 65 > 成功
……ひどいな。やはり顔を直に火で炙られたのか。…痛かっただろう。
さっき見つけた化粧品は何か効果があるだろうか。よく思い出していたら、化粧台の上ではなく下から見つけたんだった。上にあるものが毒なら、下から出てきたものはどうだろう。
女性
「…どこにこんなものが………、化粧台の下に…?」
「…ここにあるものはすべて効能も教え込まれているのですが…」
芥子原 麻人 「君も知らないのか……これを、君に使ってみても構わないか?」
女性 「それがご主人様の望みなら」
芥子原 麻人 説明書きを信じて、彼女に激おちくんを使ってみよう。
描写
それは…まるで魔法のようだった。
あなたは肌に、その真っ白なクリームを塗りこめていく。
目元が落ち窪んでいるのがふっくらと厚みを持ち、肌の赤がかっているのは徐々に消えていく。
随分と綺麗な状態だ。
もともとは整った顔立ちをしていたのだろうとわかる。
芥子原 麻人
「……まるで魔法のようだな。自分の顔を見てみるといい」
化粧台のそばに彼女を連れて行こう
女性 「…ありがとうございます、…夢のようです」
描写 女性は少しだけ目を潤ませて、…柔らかく微笑んで、お礼にと探索者にひとつの[小袋]を渡した。
KP
------------------
[小袋]
精神安定剤と書かれている。
効果:飲んだ場合《SAN値+2d10》
数量:1
------------------
芥子原 麻人
精神安定剤か……昔散々な目に合わされたが、この薬剤には主だった副作用は含まれていないようだな。ありがたく受け取ろう
「どういたしまして、ありがとう。その賛辞は、この化粧品を用意した誰かのためにとっておくといい」
KP また、[ソバカス・シミげきおちくん]の内容はそれで使い切りとなる。
芥子原 麻人 「そのヴェールも、もう必要ないかもしれないな」
KP
扉は簡単に開く。
そこを…あなたは彼女の手を引いて通る。
メイドは一歩、その部屋に入り、あっけにとられたように口を開ける。
それからなにか言おうとして、───何も言葉が発せられないことに彼女自身も気づいたのだろう。
探索者の言葉は聞こえているようで、相槌は打つし、動くことは出来るが、声帯が震えることは無い。
それでも彼女は少しして落ち着いてから、あなたに深々と礼をする。
彼女はこの先あなたの手伝いをしてくれる。
※以降、技能に失敗した場合、各ロールにつき1回振り直しが可能となる。
これは技能ロールのみ(アイデア、SANチェック、倍数ロールなどは含まれない)。
描写
部屋に入ってすぐ、探索者の目に飛び込んでくるのは壁1面の写真たちだ。
写真は、何枚も何枚も、壁から天井へ、埋め尽くすように貼られている。
写真が貼られていないのは、何故か草の撒き散らされた床と、右側の壁にある本棚、そして真っ白な扉だけである。
KP
38.ストーカーの部屋
◎写真を確認する
◎本棚を確認する
◎床を確認する
◎右側の扉を確認する
芥子原 麻人
部屋から出たら、声を出せなくなってしまうのか。なぜだろうか…
しかし、探索を手伝ってもらえるのはありがたいな。写真から確認しよう
(ストーカーの部屋とは直裁だな…)
描写
39.写真
全ての写真は、同じ人物をとったものである。30代前半の男性で、見目麗しいと形容して間違いないだろう。
写真は不自然に切られていたり、ところどころ黒いペンで塗りつぶされているものもある。
▼SANチェック 0/1
芥子原 麻人
CCB<=71 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=71) > 3 > 決定的成功/スペシャル
KP おっと、ここでか…CTPを1点獲得。振り直しに使えるぞ
芥子原 麻人 ありがたいね
system [ 芥子原 麻人 ] CTP : 0 → 1
芥子原 麻人
この写真の人物が宗方先生だろう。俺と同い年か少し下くらいだな。
とすると、この部屋は鈴木さんの顔を焼いた女性の部屋だろうな。ずいぶん散らかっているが
KP
整理したくなるな、まったく。
▽目星が可能だ。
芥子原 麻人
CCB<=89 目星
Cthulhu : (1D100<=89) > 91 > 失敗
おっと、じゃあ鈴木さんに手伝ってもらって、振りなおそう
CCB<=89 目星
Cthulhu : (1D100<=89) > 53 > 成功
描写
写真が1枚剥がれかかっていることがわかる。件の男性が講義をしている様子らしい。
裏には「宗方さんに釣り合う女の子にならなくちゃ」と可愛らしい字で書かれている。
写真を剥がしきると、凹んだ壁からライターが出てくる。
芥子原 麻人
……これだけみれば、ただ一途に恋する女性の心情なのだろうが…このライターは…(女性の方を気にする
所持はしておこう。何かに使えるかもしれない。何が役に立つかわからないもの。
KP こうやって探索者の手元にはがらくたが増えていくんだよな。
芥子原 麻人
思い出の品というやつだね。
次は本棚を見る。
KP
探索者の腰あたりまでしかない、低めの本棚。
▽図書館
芥子原 麻人
CCB<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) > 45 > 成功
描写 様々な本があるが、その中でも気になるのは、[ファッション雑誌/恋愛についての本/オカルト小説]の三種類。
KP
------------------
[ファッション雑誌]
たくさんの色のペンで、モデルの着た服についてのコメントや覚書が書かれている。
雑誌の裏表紙にはマーカーで「須藤 佳那子」と名前が書かれている。
[恋愛についての本]
恋愛ハウツー本の著者近影は、この部屋に貼られた男の顔と同じだ。
写真の横には、小さく
「今、会いにいきます」
と、赤い文字で書かれている。
[オカルト小説]
小説が何冊かある間に、[紙束]が挟まっている。
・・・・・
[紙束]
表紙に持ち出し禁止と書かれている。
紙束の内容は以下である。
・・・
[紙束-太陽の声]
呪文の使い手のAPPを一時的に上昇させ、それに関連した技能値も上がる呪文。呪文をかけるためには、5マジック・ポイントと1正気度ポイントが必要である。呪文の儀式は2時間かかり、その間さまざまな薬草でつくったモグサを燃やしていなければならない。呪文の使い手は24時間の間APPが1D10ポイント増え、〈値切り〉、〈信用〉、〈言いくるめ〉、〈説得〉、〈心理学〉の技能が20%ずつ上昇する。」
呪文は紙束を持っている場合使うことができる。また、2d6週間をかければ〈INT×3〉に成功で覚えることも可能。
-----------------------
芥子原 麻人 はぁ………先生に釣り合う女性になるというのは、こういう…そういう問題ではないだろうに
KP 君だって恋愛のことなんてよく知らないだろう?俺なんだから
芥子原 麻人 …確かに恋愛はよくわからないが…彼のことを考えて脈が早くなったり、一緒にいる時は気分が安らぎ、あるいは高揚する。…のは、君も同じだろう。俺なんだから。
KP 俺相手にのろけても仕方ないぞまったく。ともかくこれでタイトル回収というわけだ
芥子原 麻人 見た目10割、ね…
KP
この呪文を見た探索者はクトゥルフ神話技能に+1%
▽目星/図書館:同情報
system [ 芥子原 麻人 ] クトゥルフ神話 : 0 → 1
芥子原 麻人
CCB<=89 目星
Cthulhu : (1D100<=89) > 24 > 成功
描写
[恋愛についての本]のあるページに、剥がれてとれたらしい付箋が挟まっていた。
そこには「誰もかれもが被害者」
裏には「顔を戻すのを忘れてはいけない」
と書かれている。
芥子原 麻人
誰も彼もが被害者…?
それは、このストーカーの女性も被害者である、ということだろうか…ならば、加害者とは一体…
…最後に床を
描写
46.床
大量の草が撒き散らされている。
近くにチャッカマンと、本の1ページをちぎった[紙]らしきものが落ちている。
描写
------------------
[紙]
「醜くては勝てない、もっと、もっと、もっと──かみさまより、美しくならなくちゃ」と書かれている。
------------------
KP 先に紙束を見ていた君は、これからモグサを作ることが出来るのではないか?と思う
芥子原 麻人
ははぁ…では床からかき集めて作ろう、モグサを
ここの探索に数日もかけたくはない。今日一日で終わると信じて、呪文を使ってしまうか
KP [太陽の声]を?
芥子原 麻人 ああ。しかし二時間の間暇だな。雑誌でも読んで女子力をあげるか
KP そんなのあげてどうする。じゃあコストを消費して1d10どうぞ
system
[ 芥子原 麻人 ] MP : 16 → 11
[ 芥子原 麻人 ] SAN : 71 → 70
芥子原 麻人
1d10 APP
Cthulhu : (1D10) > 6
そこそこいい数字だな。盛れた
system [ 芥子原 麻人 ] APP : 10 → 16
芥子原 麻人
よくわからないが…人間として魅力的になった気がする。
扉を開いて先に進もう
KP ふむ、では
描写
──探索者は、そこに自分がいる、と思う。そして、遅れて気づく。
気づかないうちに、真っ白だったはずの扉自体が鏡になっているのだ。
鏡に、前に鏡で見た時よりずっと美しく、自分が映っている。
整形手術、なんて大掛かりなことをしたことは無い。
それならばこれは、先程の呪文とやらがそうしたのだろうか?
芥子原 麻人
はええ…
見せつけてくるじゃん…
KP ▼SANチェック 1/1d4
芥子原 麻人
CCB<=70 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=70) > 91 > 失敗
1d4
Cthulhu : (1D4) > 3
コスト軽いなと思ったらこれだよ…精神安定剤をあおっておこう
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 70 → 67
芥子原 麻人
2d10 精神安定剤服用
Cthulhu : (2D10) > 7[4,3] > 7
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 67 → 74
芥子原 麻人
ふぅ、少し落ち着いた
予想以上に顔がよくなってたんで驚いたが、気を取り直してドアを開けるぞ。
描写
52.4番目の部屋
畳張りの部屋。
シンプルな文机と、旅館で見るような椅子があり、椅子には1人の少年が座っている。
入ってきた扉の正面にはまた、扉がある。
少年は本を読んでおり、熱中しているようでこちらには気づかない。
KP
53.少年の部屋
◎文机を確認する
◎少年に声をかける
芥子原 麻人 集中しているようだな。では文机から
描写
54.文机
少年は文机の上で、何やらよく分からない言語で書かれた本を読んでいる。
また、文机の端にはもう1冊の本がある。
[七羽のからす]という童話だ。
KP
------------------
[七羽のからす]
7人の男の子がいる家に、待望の女の子が産まれる。
7人の男の子たちは父親の命令で、洗礼の水を汲みに井戸へ行く。
しかし、水をくもうとして水さしを井戸に落としてしまったため、困った男の子たちは家に帰ることができない。
息子たちがなかなか帰ってことに、腹がたった父親は、「わんぱくども、みんな、カラスになるがいい」と、どなった。
すると、兄たちは本当にカラスになってしまう。
7羽のカラスになってしまった7人の兄たちを救うために、女の子が世界の果てまで旅をする…
そんな、仲のいいきょうだいの話である。
・・・
以下のような落書きがある。
『ねえさんが無事でよかった』
『きっと喜んでくれる 現実にいた時よりずっと』
『ぼくはいつでも戻れるんだって 神様が言った』
『からすになっちゃったみたい。でもいいんだ。何人だって、姉さんを助けてみせる』
『戻らなくていい ここならねえさんの役に立てる』
『何回もねえさんはやってくる 何度も これで3回目だ 今回はきっと成功しますように』
『ねえさんはもう
------------------
芥子原 麻人
おや、ここにきてあたらしい登場人物が…
姉さんとは一体…
この子は、神と契約をしているんだろうか
KP ▼SANチェック0/1
芥子原 麻人
CCB<=74 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=74) > 6 > スペシャル
「なぁ、ちょっといいかい、きみ…」
描写
声をかければ、こちらに気づいて瞳を輝かせる。
赤く染めた髪と、学生服。中学生くらいの少年である。胸元には名札がついており、「須藤 界人」と書かれている。
芥子原 麻人 須藤、さっきのストーカーの女性か
描写 少年は嬉しそうに、
少年 「姉さん、来てくれたんだ! 綺麗になる方法、ちゃんと調べたよ! 早くやろうよ!」
芥子原 麻人
は?
「え?姉さん?…いやすまない、人違いではないだろうか」
明らかにどう見ても姉さんじゃないだろう。
KP …そうかな?
描写 (疑いの眼差し)
芥子原 麻人 ……確かに、ついてはいるが。ついてはいるが!
KP 男性の場合でもねえさんと呼ばれるようだから安心するといいよ
芥子原 麻人 安心…できるか?まぁ、どうでもいいか、人に俺がどう見られてるかなんて
KP
そういうところが人間力低いって言われてんだよな
▽精神分析/心理学:同情報
芥子原 麻人
CCB<=81 精神分析
Cthulhu : (1D100<=81) > 59 > 成功
KP
明らかに正気ではない状態である、とわかる。
また、純粋に自分を信頼しているのだとわかる。
芥子原 麻人 完全に俺を姉と勘違いしているのか。正常な判断ができないみたいだな
描写
58.少年との会話
この部屋以外のことは知らないようだ。
姉との思い出を聞かれると喜々として話す。
自分は姉ではないと言うと、このように言う。
少年
「? …具合でも悪いの?」
「ねえ…何言ってるの…? 姉さんは姉さんでしょ」
「ほら、早くやろう、疲れてるんだよ」
芥子原 麻人 「…わかったよ。だから少し落ち着いて……それはなんだい?」
KP
------------------
[完全]
呪文の使い手は、神の許しを得てこの呪文によってPOWのポイントをほかの能力値のポイントへ変換することができる。
自分のためにやるのでもいいし、指定した対象のためでもいい。呪文のコストとなるマジック・ポイントは神が指定する。普通は能力値1ポイントに対して1ポイントである。
・・・
※探索者はこの呪文の所得は不可能。
------------------
KP
少年は、「僕がしっかりしてあげるからね」と言って呪文を唱え始める。
探索者は1行動が可能。
芥子原 麻人 ま、待て待て、まずいぞ。POWはそう簡単にぽんぽん召し上げていいもんじゃない!
KP 少年を止めるならば、▽素手の戦闘技能(こぶし、組み付きなど)/言いくるめ-20/説得-30/精神分析:いずれか1回
芥子原 麻人
精神分析でおちつかせよう
CCB<=81 精神分析
Cthulhu : (1D100<=81) > 54 > 成功
KP
彼を止めることができる。
少年は持っていた本をその場に取り落とすだろう。
少年
「…、姉さん…?」
「どうして? 僕はもういらないってこと?」
芥子原 麻人
「ちがう、そうじゃないよ。お、いや…私は、君に君を大切にしてほしいと思ってる。君の姉だからこそ、君が健やかであってくれればと願ってるんだよ」
CCB<=(70+20) 信用
Cthulhu : (1D100<=90) > 99 > 致命的失敗
??????
KP
?????
あまりにも胡散臭すぎたんだな。まぁ俺がいうと白々しいにも程があるよな。
芥子原 麻人 振り直したい。
KP 仕方ない、あと一回だけなら無償でいいとしよう
芥子原 麻人
CCB<=(70+20) 信用
Cthulhu : (1D100<=90) > 69 > 成功
ふぅ…
少年
「…………そっか……」
「……わかった、じゃあ、これ」
KP
3つの錠剤が入った桜色の袋を、彼は渡してくる。
「呪文の詠唱の時の助けになるから。持っていって」
それを渡すと、彼は机に前にまた座る。
芥子原 麻人 「…ありがとう。君は、一緒に出ていくつもりはないのかい」
少年
「行かないよ、僕は姉さんのためにここに居るんだから」
「また姉さんが来た時にちゃんと出迎えないといけないでしょ?」
芥子原 麻人 この、子供の急にスンっと冷める漢字はなんなんだろうな…
KP なんだろうな…
描写
探索者は、そう言う少年の拳にわずかな血がこびりついているのがわかる。
手当をするなら拒むことは無い。
芥子原 麻人 では、簡単な処置を済ませて、女性と共に部屋を出よう
KP
62.正面の扉
簡単に開く。
窓枠には何もはまっておらず、向こう側の部屋が見えている。
向こう側の部屋は見たところ図書館に似た部屋のようだ。
扉の足元に鏡らしきものの破片が落ちており、血がこびりついている。
描写
66.5番目の部屋
図書館に似た部屋。本棚が所狭しと並び、右側には扉がある。
また、一つ机があり、そこに男性が座っている。
あなたは彼を見たことがある。
合わせが逆の着物。穏やかそうな顔立ち。30台ほどに見える男性だ。
あの、写真に載っていた通りの顔をした人がそこにいる。
彼は何か、一冊のノートの内容を読んでいるようだ。
見てみると、女性の字で書かれたノートだ。
表紙には『S, K』と書かれている。
芥子原 麻人 S.K、あのストーカーの女性のことか
KP
67.本と呪文の部屋
◎[男性]と話をする
◎本棚を確認する
▽図書館
芥子原 麻人
まずは本棚からかな。
CCB<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) > 96 > 致命的失敗
CCB<=70 図書館
Cthulhu : (1D100<=70) > 1 > 決定的成功/スペシャル
???????
KP
…????
流れるように振り直したが、それは見なかったことにしよう…
system [ 芥子原 麻人 ] CTP : 1 → 2
KP 2冊、読み込まれた本を見つける。
KP
------------------
[変身]
毒虫は1ヶ月以上負傷に苦しみながら、掃除されなくなった汚い部屋で放って置かれる。
毒虫の死体はおばさんによって片付けられ、数ヶ月ぶりに家族は3人で開放感と共に電車で外に出かけ、清々しい気持ちで未来を思い描く…
・・・
One of the most effective temptations practiced by the devilish [element] is the invitation to a fight.
───悪の最も効果的な誘惑手段の一つは闘争への誘いだ。
----
[ブラック・スワン]
In four years every time you dance I see you obsessed getting each and every move perfectly right but I never see you lose yourself. Ever! All that discipline for what?
───「観客を驚かせるように、自分自身を驚かせるんだ。超越だ!限られた者にしか持ちえないものだ」
:::::::::::::::::::
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13125616#70
芥子原 麻人
毒虫…カフカか。なんとも残酷な話だ。
本棚の情報が以上なら、男性に話しかけてみよう。
「……にんにちは」
男性 「おや、こんにちは」
KP 声をかけると、彼は穏やかな様子で探索者を見る。
芥子原 麻人 「君が、『宗方刺創』か?」
宗方
「そうだね、私は宗方だよ」
「私はね、突然呼ばれたかと思えば、少しここに居るように、と」
「顔見知りだったし、断る必要もないからね…」
「君は? 何か本を探しているなら手伝おうか」
芥子原 麻人 「顔見知り…?須藤姉弟の、という意味か?」
宗方
「いや……まあ、そのうち会うだろうしね。教えても構わないだろう」
「神様、さ。ニャルラトホテプと言ったかな」
「おそらく二つ先の部屋で待っているよ…」
芥子原 麻人 「ニャルラトホテプ?変わった名前だな………ああ、ここの書架は蔵書量が多い、手伝ってもらえるならありがたいな」
KP 彼は立ち上がり、本棚をすっと見やって「探しものはこれだろう」と、一冊の[黒い本]を差し出す。
KP
------------------
[黒い本]
内容は呪術書であり、探索者はその中からひとつの呪文を見つける。
内容は以下である。
・・・
[皮膚の制御]
外見を偽る目的で、呪文をかけるたびに、対象の体の一般的な部分の一つについて、皮膚を融合させ、折り曲げ、改ざんすることができる。
一般的な部分とは、頭、胴体、右腕、左腕、右足、左足である。もちろん二回目の皮膚の制御で変化を元に戻すことができる。
・効果
呪文をかけるには体の一部分につき5MPと1d6のSANチェックがコストにかかる。
全身を変える場合は30MPと6d6のSAN減少がコストにかかる。
※SANチェック後、短期の狂気に入ることは無い
この呪文によってAPPを1d10増やすことができる。
呪文の効果は15~60分続く。
永久的に変える場合は体の一部分につき呪文使用者のPOWが1必要になる。
この呪文を知ったものはただちに〈クトゥルフ神話技能5%〉を取得する。
system [ 芥子原 麻人 ] クトゥルフ神話 : 1 → 6
芥子原 麻人
「なるほど、まるで整形手術のようだな…」
(いや、この呪文知っている気がするな…)
(そうだ、俺の羽もこういった類の魔術で形成されているんだ。ということは、効果のほどは確かなんだろう)
「…ところで、そのノートは?」
宗方
「…そうだね。貰い物、かな」
「読んでみれば…わかるとは思うよ」
「読むかい?」
芥子原 麻人 「…それは、須藤佳那子のノートでは?」
宗方
「そうだね。…彼女はここで死んでしまったのだろう」
「…二人とも死んでしまった、私に関わったばかりに…」
KP 彼はいかにも悲しそうな顔をしている。
芥子原 麻人
……心理学
CCB<=78 心理学
Cthulhu : (1D100<=78) > 50 > 成功
描写
悲しそうにしているのは全くの嘘であることがわかる。
彼は微笑みながらこう続ける。
宗方
「…私は交際はしていなかったんだ、二人ともね。…私は非常勤の教授だったから…あまり無責任に突き放すのも受け入れるのもいけないだろう?」
「あいまいな態度で“かんちがい”をしてしまったのだろうね、…たまにあるんだ、こういうことが…」
芥子原 麻人 「少なくとも、誠実とは言えないだろうな」
宗方 「…すまなかったとは思っているよ。まだ先は長かったのに、もったいないことをしてしまった…」
芥子原 麻人
「……」
「俺に嘘をつく必要はないぞ、宗方教授。悲しみを感じる心など君にはないんだ」
宗方 「君は違うとでも?」
芥子原 麻人
「同じだよ。同じだった」
「彼女も、彼らもここではまだ生きている。なんとかしてここから出してやる方法はないのか」
宗方 「君は巻き込まれただけなんだろう、…あるいは神の力であれば彼女らの運命を変えられるのかもしれないけれど───実際私はかの神の力で人を蘇らせたことがあるし───ただ、君自身を大切にすることだ」
芥子原 麻人
「俺自身を、ねぇ…」
俺になにかあれば、泣き出してしまいそうなやつがひとりいなくもないな
ここから出るためにも勝率は少しでも吊り上げないとな。皮膚の制御の呪文を使用する。
KP 部位は?
芥子原 麻人
顔とか…手指とか…
親にもらった体の面影がなくなっていくな
KP では、コストの消費を
system [ 芥子原 麻人 ] MP : 11 → 6
芥子原 麻人
1d10 APP
Cthulhu : (1D10) > 2
うーん心許ないな。クリチケで振り直ししよう
KP ダイスの振り直し券って扱いだから、まぁいいってことにしよう
system [ 芥子原 麻人 ] CTP : 2 → 1
芥子原 麻人
1d10 APP
Cthulhu : (1D10) > 2
同じなんだが…??ダイス交換した方がいいかこれ
KP 更新してみたらどうだ?
芥子原 麻人 してきた。もう一回振り直そう。なんなら再度呪文を使うか
system [ 芥子原 麻人 ] CTP : 1 → 0
芥子原 麻人
1d10 APP
Cthulhu : (1D10) > 9
お、おお…
system [ 芥子原 麻人 ] APP : 16 → 25
KP もう十分ではないか?というよりこれはSANcものだな
芥子原 麻人 だがこれは勝てる気がする、次の部屋に向かおう。
描写
そこから出るために、鏡を視界に入れることは間違いないだろう。
探索者は、鏡に映った自分を見る。
そこにある顔は、もはや探索者の見知ったものではない。
探索者は、自分が正体も知らぬ何者かになってしまった、そう確信するだろう。
芥子原 麻人 まぁ、そうだろうな。9もあがっちゃあな…
KP ▼SANチェック 1/1d3
芥子原 麻人
CCB<=74 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=74) > 30 > 成功
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 74 → 73
芥子原 麻人
そういえばさっきSAN減らすの忘れていた
1d6
Cthulhu : (1D6) > 1
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 73 → 72
芥子原 麻人 損耗軽微!先へ進むぞ
描写
85.6番目の部屋
ここまでと同じ白い部屋。
その中央には、1人の女性が倒れており、その向こうには1枚の扉がある。
女性は、長い茶髪に、パンツスタイルの女性。うつ伏せになっている。
近づけば、その女性が息をしていないということがわかる。
KP ▼SANチェック 0/1d3
芥子原 麻人
CCB<=72 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=72) > 91 > 失敗
1d3
Cthulhu : (1D3) > 3
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 72 → 69
芥子原 麻人 「!……もう、死んでいる…?」
描写
女性を抱き起こすなどするなら、その顔がとても美しいものであることが分かる。
ただ、そこには苦悶の表情が浮かんでいる。
KP ▽目星
芥子原 麻人
CCB<=89 目星
Cthulhu : (1D100<=89) > 59 > 成功
描写
社員証が見つかる。名前は「須藤佳那子」と書かれており、写真にはお世辞にも美人とは言えない、そばかすやニキビの多い女性が写っている。
また、絞首跡がある。死因は窒息死のようだが、他殺ではなく自殺だろうことがわかる。
芥子原 麻人
自分自身で命を絶ったのか…一体、この先で何が…
少年は、彼女の帰りを待っていたのに…あまりに報われないな
女性の手を胸の前で組んで、せめて冥福を祈る
…扉の先へ進もう
描写
89.7番目の部屋
一人掛けのソファが向かい合わせに置かれているだけの白い部屋。
しかし、殺風景だとは思わないだろう。
この上なく美しい相貌の男性が、探索者の側から顔が見える位置に座っているからだ。
男 「やぁ、いらっしゃい。よく来たね」
描写
男性は言い、壮絶な笑みを浮かべる。
男性は探索者にソファに掛けるように言い、座ったところで喋り始める。
芥子原 麻人
「……こんにちは。あなたが俺をここに呼んだんだな」
「……美を競う勝負なんて、なぜそんなことを」
男性
「うん? うーん、人間はわたしがこういうことをするときただの『気まぐれ』だというけれど…」
「今回は、そうだね。人間がどれだけゲームに真剣になるか、私に対してどんな質問を投げかけるか」
「…顔も知らぬ他人を救うために神の貌を見る無謀に手を染めるか……」
「まあ、そんなところかな。キミはいい働きをしてくれたよ」
芥子原 麻人 「彼らを助けてやるのは難しいか」
男性
「そうだね、命には命を以て…が当然だけれど…」
「……そうだな、」
「まあ、ボクに勝ってからだ、それは」
KP
◎対決を行う
ここからAPP18 ニャルラトホテプの化身との対抗ロールに入る。能動側を探索者、受動側をニャルラトホテプとする。
振るのは一度きりである。これによりエンディングが分岐する。
芥子原 麻人
ついに顔で殴り合うTRPGがはじまるのか、ついに…やろう
RESB(25-18) APP対抗
Cthulhu : (1d100<=85) > 60 > 成功
勝った!!!!!!
勝ち!!!!!!
KP 男性は、満足したように笑う。
男
「はは、素晴らしい。人間とは思えないね!」
「いいや、もはや人間ではないのかな?」
描写 そう言う男性のうしろで、扉が開く。扉の向こう側には真っ白な光が見える。
芥子原 麻人 「…つまり、勝ったってことでいいのかい?」
男
「ああ。しかし君は、ここの人間を助けたいって言ってたよね。僕ともう一度勝負してくれたら、うまく計らってあげてもいいよ」
「ふふ、そう緊張することもないよ」
「ただ『私の顔を見る』だけさ」
芥子原 麻人 「……何を企んでいる?」
男
「…そうだね、じゃあ………」
「……これに耐えられたのなら、叶えてあげよう。」
KP
そう、男が言う。
───彼の美しい顔は、花が綻ぶように鼻先から崩れる。
中にあるはずの内臓、骨、脳漿の姿はないどころか、黒い霧に覆われている、そこに『ある』のは……這い寄る深淵、ニャルラトホテプであった。
▼SANチェック 1d10/1d100
芥子原 麻人
CCB<=69 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=69) > 28 > 成功
1d10
Cthulhu : (1D10) > 8
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 69 → 61
芥子原 麻人
CCB<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) > 47 > 成功
1d10
Cthulhu : (1D10) > 3
「貌が……ない……ニャルラトホテプ……無顔の神…」
「はは、ははははは……っ」
「あははははははっははははははっ!」
「なんだ、それは!そんな……本当の貌なんてどこにも…暗闇だ。深い井戸の底みたいに真っ暗で真っ黒でなにもない。美しさなんて、何も意味がない」
「お前も、あの子も、あの男も、俺にだって…みんな貌の皮一枚剥がせば、どうせ…」
「みんな意味のない、息を吸って吐くだけの、肉と脂肪と骨の塊で…はは、はははははっ!そんな面っ皮の造形ために!ひ、ひひっ…」
「ははっ…」
「……………」
「……」
KP
………
……
…
100.エンドC
悍ましいものを、見たような気がする。
目をこする。鏡に何か変なものが映ったような気がしたのだ。
…そこは探索者が見ていた鏡の前である。鏡に映った自分の顔に触れ、探索者が何を思うかは、神のみぞ知る、といったところだろう。
■エンドC『悪運の良さも実力のうち』
──シナリオクリア。
-----------------------
生還報酬:1d3
メイド服の女性のやけどを隠す:1d2
少年に錠剤を飲ませる:1d3
顔を元に戻す:1d6
おおよそ24時間でMPは回復する。着ていた服、精神安定剤、呪文の写し、錠剤は持ち帰ることが可能。
【後遺症】
(最終APPが19以上だった場合のみ)
「きれいな忘れ物」
あなたのAPPは1シナリオの間「1d5」プラス補正が入る。APP21以上の場合は対応した相手にSANチェックが入る。この後遺症によるSANチェックは1/1d3+1とする。
芥子原 麻人
1d5
Cthulhu : (1D5) > 2
KP そういえば、発狂はどうする?
芥子原 麻人
長期の、幻覚にしようか。
短期だとヒステリーになるんだが、長期だと幻覚になる。
しばらく周囲の人間が顔のない肉塊が見える。
期限はAPPと同じく1シナリオまでか
KP
幻覚というか認識障害では?KPは訝しんだ。
沙耶の唄みたい。
芥子原 麻人
どっちも脳の異常というか発狂自体そうだから一緒だ 一緒
何かしら傷あとを残したい とPLが言ってる。
KP
そういえば連れ帰った人々はどうする?
すでに死亡届がでているので、放置していればどこにも受け皿がなくて野垂れ死ぬらしいが
芥子原 麻人
そのあたりは頼りになる後輩に相談しよう。あとは有能そうな情報屋とか…
須藤姉と鈴木さんの件は確実に事件だし、とつぜん加害者と被害者が浮上して警察は混乱するかもしれないが…
KP
【真相】
須藤佳那子は、テレビに出演していた心理学者、宗方に一目惚れをし、ストーカーをするようになる。それと同時期に、宗方に淡い恋心を抱いていた鈴木曜子が宗方に接触、その様子を見た佳那子は逆上、曜子にやけどを負わせる。鈴木は入院するが神経衰弱などにより死亡。
佳那子はオカルティストの須藤界人の協力を得て顔を変え、宗方に告白をするが宗方は思いに応えなかった。そのことにより発狂した佳那子は自殺。残された界人も幻覚(見た人間を姉と錯覚する)に陥る。なお、今現在この空間には生きている人間はいない(佳那子と曜子は死んでおり界人と宗方は一種のホログラムのようなものである)。
これは、その一部始終を見ていたニャルラトホテプが作った空間での「美しさ」をかけた実験である。
【登場NPC】
・鈴木曜子
APP14→APP5 SIZ 10
顔の全面にやけどをした女性。
ひどく炎を恐れている。
・須藤佳那子
APP6→APP20 SIZ12
恋に狂った女。美しくあれば好かれる、と勘違いし、正しい道を違えた。
ニャルラトホテプに用意された空間で対抗ロールでの対決にまで持ち込むが、敗北。永久ロストとなる。
探索者が対抗ロールに失敗した場合、須藤佳那子と同じように部屋に1人だけある死体に成り果てる。
・須藤界人
APP12→APP14 SIZ10
心底姉を愛していた少年。中学生ながらもオカルト90程度の技能を持っていた。不定の狂気である幻覚を引きずっている。
・宗方刺創
APP16 SIZ11
恋愛心理学者であり、鈴木曜子の恋愛相談に乗っていた。須藤佳那子の告白を断ったのは、単に興味がなかったからである。鈴木曜子との間に男女の関係はなかった。
キャラシートは以下 読まなくても回せますが参考に読みたい方がいればどうぞ
https://charasheet.vampire-blood.net/1927960
芥子原 麻人
宗方刺創…彼は自分の好奇心の赴くままに人の心を踏み荒らす質か。人の心がわからないようだ。
おそらくこれからも、自分のおもうままに振る舞い、人を意図して意図せず傷つけるのだろう。
KP 俺も似たようなものじゃないか?
芥子原 麻人
確かに他者への共感は薄いが、俺は無用な恨みは買いたくないし禍根も作りたくはない。後輩にしたこともずっと隠していくつもりだ。
それから、俺は他者の心の動きそのものに、学術的な興味は持っていない。
情動どのように作用するのか、精神分析としての知識があればそれでいい。精神科医としての仕事をまっとうできれば。
KP 同類だろうが方向性が決定的に違う。茶をしばきながら談笑できる相手ではないだろうな。
芥子原 麻人
だろうな。
さて、そろそろ陸を起こしてやらないとな。