KP ---ようこそ。あなたを歓迎します。----
芥子原 麻人 これから一体何が始まるんだ?
KP
それは蓋を開けてからのお楽しみ。
ところで君、ありきたりな日常に何か変化がほしいとは思わないかね。
芥子原 麻人 ありきたりではない目にあってばかりだから、むしろ静かに穏やかに暮らしたいよ
KP それでは、何の変化も求めていない?
芥子原 麻人 ……確かに、このまま余生を過ごしていいものかとは思うこともある。
KP というのは?
芥子原 麻人
俺は他人より感情に乏しいらしい。あまり実感はないが…
感動を覚えるような場面にあっても、額縁にはまった絵を眺めているような奇妙な心地に浸ることはある。
KP 自分の感情を他人事のように眺めていることがあると?
芥子原 麻人
そうだ。感情のコントロールができているのかいないのか、いまいち怪しいんだよなぁ。
このままの調子で生きていていいのかね、果たして意味があるのかと思うこともある。
KP
つまり、もっと感情的になってみたいと…?
(だいぶ改善されてはいる気がするが)
芥子原 麻人
…まぁ、そんな感じだろうか。
今頃になって、どうにかなるようなものでもないと思うが
KP
それはKPにもわからないな
……では、そろそろ初めて行こうか
芥子原 麻人 よろしく頼むよ
KP
導入
日常。
いつもの帰り道、いつもの住宅街と、消えかけの電灯。
一瞬前に見た光景は、変わり映えの無い退屈なものだった。
…もうすこし変化があってもいいのではなかろうか。
あなたが意識を失ったのは、奇しくもそんな事を思い浮かべた直後。
ごぼごぼ。
意識を取り戻したあなたは、薄暗く、淡く緑色に発光する小さな部屋にいた。
芥子原 麻人 「……?ここは一体…」
KP
しかし、何故だろうか?
視界の「画質」が、ひどく悪い。
あなたが見る世界は、まるで監視カメラの映像のように荒くざらついているのだ。
状況を確認しようにも、視界が前方に固定されていて首を動かすことができない。
芥子原 麻人
「……?」
(体を動かせない…視界がひどくざらついてる…俺は今どうなってる?)
(確か、家に帰ろうとしていたところだったが…それからの記憶が曖昧だ…)
KP
ごぼごぼ。
やけにこもったモノラル調の水音が聞こえたかと思えば、下の方から、気泡があなたの身体を撫でるように浮かび上がった。
そこでようやくあなたは、自分が水中にいることに気が付いたのだった。
<SANチェック・0/1>
芥子原 麻人
CCB<=89 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=89) > 47 > 成功
KP
あなたが身動きも取れずに困り果てていると、不意に前方の扉がふたつに割れて、自動ドアのように横へ開いた。
ごぼごぼ。
奇妙な色彩の水に満たされた水槽の向こう側を、あなたは目にする。
芥子原 麻人 嫌な予感はするが、目は逸らせないんだよな…
KP
逸らせないね。
明滅する蛍光灯。
錆びた基礎がところどころ剥き出しになった壁。
四角い部屋。
リノリウムの床。パイプ椅子。自分。
自分だ。
間違えない。自分。
芥子原 麻人 (……あれ、は…俺だ…)
KP
縛られた自分。
意識を失った自分。血の気がない自分。
________頭を割られて、中身を抜き取られた自分。
芥子原 麻人 (……)
KP
そう。
水槽の向こう側には、両手を後ろに縛られて拘束されたあなたが、無残にも殺されていた。
その様子はといえば、受け入れがたいほどにリアリティに溢れており、荒く粒々に歪んだ視界が映す景色からも、……死んでいる。ということがよく分かってしまうのだ。
なんて望みが無い、潔い死にざまだろうか。
頭が、真っ白になる。
だらしなく口を開き、目を濁らせて背もたれにだらりと凭れる無残なその姿は、悪い冗談以外の何物でもないというのに。
<SANチェック・1/1d3+1>
芥子原 麻人
CCB<=89 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=89) > 17 > スペシャル
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 89 → 88
芥子原 麻人
(死んでいる……頭を割られて…あれは、完全に死んでいるのに…)
(では、この俺はなんだ?死んでいる俺を前にして、思考しているこの俺は…)
KP
不意にモノラルの聴覚が、背後に物音を捉えた。
誰かこちらへ向かって、やって来ているようである。
その気配はやがてそばに来て、あなたが入っている水槽の真後ろに立ったようだった。
背後から差した大きな影が、視界を塗りつぶすように覆いかぶさって来る。
<聞き耳>
芥子原 麻人
CCB<=42 聞き耳
Cthulhu : (1D100<=42) > 16 > 成功
(……誰かが背後に…誰だ?)
KP
耳障りな雑音が、背後で断続的に鳴っている。
耳に入ってくるそのくぐもった音をよくよく聞けば、それは「羽音」と表せるものだった。
芥子原 麻人 (いや……これは羽音か。蜂のような、虻のような…これはなんだ?)
KP 背後に佇む羽を持つ何者かに、ぞっとするかもしれない。
芥子原 麻人 俺も羽を持ってはいるんだけどな
KP 完璧な装甲を持つ羽をもっていても、死ぬときは死ぬんだよなぁ
芥子原 麻人
守ってくれよ。俺を。
お前だけが頼りなんだよ。
KP
直後、あなたの視界の端に太いコードのようなものがちらつく。
それを持つ手は、鋏状の奇妙な形状をしていたような気がする。
……あれはなんだ。
芥子原 麻人 (鋏?いや、そういった形状の手袋か…?)
KP
考える間もなく、コードは水槽の下の部分に接続される。
直後、あなたの視界は切り替わるようにして、真っ暗な闇へと変わった。
もうひとつ「かちっ」となにかを接続したような音が響けば、ぱっと視界が開ける。
すると、通常の……いや。少し、端の方に血が固まったような塊があるが、あなたの視界は明瞭に戻っていた。
視界を動かすことは相変わらずできないが、先ほどよりも視野が広い。
芥子原 麻人 (視界が変わった?…状況を把握しよう)
KP
あなたは、目に入る情報をひとつずつ拾ってゆく。
一人称視点で、力なく椅子に腰かけた身体が見える。頭の方からは一本、太いコードが伸びている。
…ということは、先ほどのコードは死んでいた自分に接続されたようだ。
いつの間にか、死んでいた身体側に視点が移っていることに、あなたは気が付いただろう。
芥子原 麻人 (………)
KP
では、さきほどまで視点があった方は?
リノリウムの床に投げ出されるようにされた一本のコードを辿るように見てゆけば、おのずとそれを見つけることができた。
コードの先端が接続された、その先。
そこにあったのは、銀色の円筒状の容器に収められた、人間の脳だ。
脳みそが、不気味な緑色の培養液に沈められている。
それに接続された自分の頭からは、脳がくりぬかれている。
____一目瞭然の事態。
何より、あの培養液の色や筒の中で時々浮かぶ水泡は、先ほどまであなたが目の前に感じていたものなのだから。
自分の脳が奇妙な筒に入れられてしまったことを知ったあなたは、<SANチェック・5/1d10+5>。
芥子原 麻人
CCB<=88 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=88) > 97 > 致命的失敗
KP やったぁ〜〜〜〜〜!!!!やってくれると思ってたよ!!!
芥子原 麻人
……
そんなに俺が発狂する姿を見たいのか…
KP じゃあSAN張り切って削って行こう!!!ダイスをふって!
芥子原 麻人
1d10+5
Cthulhu : (1D10+5) > 8[8]+5 > 13
ははっ
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 88 → 75
KP アイデアをどうぞ
芥子原 麻人
CCB<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) > 61 > 成功
八百雨@見学 きゃっきゃっ
KP やぁいらっしゃい!!
芥子原 麻人
1d10 短期
Cthulhu : (1D10) > 10
八百雨@見学 ミゴをフライしに来ました
KP 昏迷、あるいは緊張症
KP かかってこいや!唐揚げにしてやんよ!!!
芥子原 麻人 既に現時点で動けないからな…
KP
つまんないなぁ。
不定に入ってるから長期のやつも降っといてください
芥子原 麻人
1d10
Cthulhu : (1D10) > 5
KP フェティッシュ。君のの人生、既にフェティッシュで構成されているのに、これ以上性癖をこじらせるつもり?
芥子原 麻人
1d6
Cthulhu : (1D6) > 1
しかし1ヶ月で終わりだ。所詮は一過性のものにすぎない。
KP
もっと派手な発狂が見たい人生だったぜ
自分の身体を望まぬ形にされた恐怖と、思考がどこかへ置いて行かれそうになるような切迫感が襲う。
今、自分はどこにいる?
考えているのは脳か?身体か?
意識はどこにある?
コードで繋がった身体と脳の間は、何をもって共有されている?
思考があちらこちらに飛ぶ。
何度も何度も、勢いよくシェイクされるように。
KP
【狂気内容:分裂】
ものごとを上手く考えることができない。
繊細な思考をすることはもってのほか。
今のあなたは感情のままに、支離滅裂に剥き出しの思考をすることしかできない。
1d3回分の判定に -20の補正を受ける。
KP
1d3
Cthulhu : (1D3) > 2
お、感情
芥子原 麻人
(あれは…本物か?誰の……いや、まさか、さっきまで俺がいたのは、あの水槽の中で、だから…)
(あの場所から死んだ俺を見ていて、今は死んだ俺の視界につながって…???)
(わからない、何もつながらない。何も考えられない。どうすればいい?なんなんだこの状況は。どうしてこんなことに巻き込まれた?俺は元に戻れるのか?この体は死んでいて、脳はくり抜かれて、妙な筒の中に入れられているのに)
KP
以後、肉体を使う技能は0%になる。
そして、あなたは気が付くだろう。
身体と脳とを繋ぐコードの他に、もう一本のコードが筒に繋がれていることに。
突然、あなたの脳に外部から注ぎ込まれるように声が響く。
モノラル調の曇った声色だ。
酷い音質であることを差し引いてもあまりに無機質で抑揚のない、合成音声である。
??
「こんにちは」
「調子はいかがでしょう。いいえ、こちらで観測していますので問題が無いことは認識しています」
「いわゆる、挨拶という段取りを行ったまで」
芥子原 麻人 (誰だ?俺に何をするつもりなんだ…)
KP 感情の感じられないその声は、区切り無く、不気味なまでに滑らかに続ける。
?? 「本日は実験にご協力いただき、感謝します」
芥子原 麻人 (そんなものに協力した覚えはない。早く戻せ、戻せよ…)
??
「ヒトの思考は本当に不思議です」
「例えば」
「当人が当人であるという自覚は、何をもって芽生えるのか」「あるいは失われるのか?」
KP
その時。あなたの瞳は見る。
筒に繋がれたもう一本のコードが、合成音声の問いかけが合図であったかのように、攻撃的な赤色に染まる様を。
芥子原 麻人 (…?)
KP
*【第一段階】
---ようこそ。ご協力ありがとうございます。感謝します。
では早速、限界まで”混ぜて”みましょう。---
八百雨@見学 ゴキゲンなBGMになってきた…
KP ご機嫌♪ルン
KP
筒内が激しく光り出し、薄暗かったその中身があらわになる。
人の脳がひとつ入るだけの小さな空間の内壁には、びっしりとフィラメントが並んでいた。
それらは、ひとつひとつが熱を持ったように真っ赤に染まり上がり、点灯した。
呼応するように大きな水泡、小さな泡が次々に昇り、沸騰してゆくのだ。
あなたはただただ、死んだ体の水晶体に映ったその映像を、筒の中で受け取り続けるしかない。
そして、無数のフィラメントが一斉に変形し、針のように尖った。
それらはあらゆる方向から、あなたの脳へと突き刺さる。
芥子原 麻人
(………………あ)
(あ゛っ、!?ああああアアアアアアアア、い、ぎっ、ひ、いたいいたいいたいあああああああああああ、!?)
KP
心臓が引きちぎられるような痛みに、言いようもない、味わったことのない苦しみが脳内を占めた。
そう。
あなたは外からこの様子を眺めてはいれど。
あなたの意識は間違いなく、あなたの目が今見ている、地獄のような筒の中にあるのだ。
何度も何度も、思考が混ぜ返さる。
気が狂うほどの光量の中で溺れ、しかし逃れることは叶わず、吐いて楽になるための身体もない。
意識が旋回する。
ほじくられる。
入って来る。
流れ出すのを止められない。
芥子原 麻人 (あ、ああああ、はい、ってくる、はいって、でて、かきま、わざ、あ、え??)
KP
混ざる、さかいめがわからなくなる。
シェイク、シェイク、シェイク_______!
この苦しみの中、今、脳だけになってしまったあなたが出来る抵抗は、思考することのみ。
<アイデア>を振ってください。
芥子原 麻人
CCB<=(80-20) アイデア
Cthulhu : (1D100<=60) > 50 > 成功
KP <POW×4>を振ってください。
芥子原 麻人
CCB<=(80-20) POW倍数
Cthulhu : (1D100<=60) > 21 > 成功
KP なぜ成功する??
芥子原 麻人 覚悟の差です
KP
くやちい…
発狂してるのに…
KP
*【第一段階-POW成功】
頭をいじくられて混ぜ返される感覚の中で、あなたは自分の記憶に異変が起こっていることに気が付く。
自分が積み重ねてきた思い出、経験がおぼろげになり、消えかけている。
あなたはそれを引き留めるように、そのことだけを考え続ける。
芥子原 麻人 (きおく、きおくが、きえる?まざって、消えてく…だめだ、だめだダメだ、いかないで、留まってくれ、梨か、りく)
KP <SANチェック・0/1d2>
芥子原 麻人
CCB<=75 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=75) > 81 > 失敗
1d2
Cthulhu : (1D2) > 2
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 75 → 73
芥子原 麻人 SANは削れたけど勝ち
KP
沸騰する筒の中、あなたの抵抗は功を奏ししたようだ。
一旦筒内の照明が元通りに落ち着き、混ぜられる感覚が遠ざかる。
芥子原 麻人 (……やっと、終わった……のか)
KP
*【第二段階】
--良いデータが取れました。次に進みます。---
芥子原 麻人 (次……………次?まだあるのか?)
KP
ブン、と燃え上がるようだった筒内の光が消える。
解放されたと思うのもつかの間、血の気を引かせる呼びかけが脳内に響く。
次とは?
その答えを示すように、筒の中は再び真っ赤に泡立ち、沸騰を始める。
また、始まってしまった。
八百雨@見学 突然のミ=ゴさんクッキング~!
芥子原 麻人
(ま…待て、まだこんなことを……?)
(ああ、まずい、また始まってしま………)
KP
BGMタイトルもCOOKING。
脳みそ3分クッキングなんだなぁ
KP
混ざる、混ざる、混ざる_____
上下左右の感覚をひとつずつ取り上げられ、滅茶苦茶に繋ぎ直されたかのような、際限ない目眩。
もとより既に身体を動かすことはできないのに、手足が思うように動かせなくなってゆく恐怖を鮮明に味わうだろう。
芥子原 麻人
(右手が、左足で、右足が右手…頭はいまどこに?あの容器の中にあるはずで…体の接続と操作がバラバラにされる…)
(気持ち悪い…)
KP
それでも、抵抗できる術は考えることのみだ。
<アイデア>を振ってください。
芥子原 麻人
CCB<=80 アイデア
Cthulhu : (1D100<=80) > 22 > 成功
CCB<=(16*3) POW倍数
Cthulhu : (1D100<=48) > 31 > 成功
KP POW成功2
KP
*【第二段階-結果】
段々と、分からなくなってくる。
自分はどのように体を動かし、どのようなことが出来ただろうか?
どうすれば、何ができるだろうか?それすらが曖昧になる。
学生時代を捧げた業も、仕事で培った技術も。等しく失われてゆき、別の何かが空いた穴を塞いでしまったのだ。
<SANチェック・1/1d6>
芥子原 麻人
CCB<=73 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=73) > 26 > 成功
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 73 → 72
KP
☆戦闘、行動技能の入れ替えを行ってください。
先ほどのPOW判定の成否により、処理が変わります。
・POW判定に成功した場合→任意の戦闘、行動技能をひとつ選び、成長した値含めて失い、初期値にする。
芥子原 麻人
行動技能、跳躍しかないんだが
この間成長した跳躍が…
KP
飛べねえ天使はただのヒトだ!!没収!
1d4を振り、指定の技能の中から任意でひとつを選ぶ。
失った技能を選び直すことはできない。
芥子原 麻人
1d4
Cthulhu : (1D4) > 2
KP 2:武器技能、拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル
芥子原 麻人
ちょうどいい、ここにナイフがある。
ナイフ技能を取ろう
昨日の俺よりもっと切れ味が鋭い
KP
ヒュッ 殺意を感じる
失った技能値分だけの値を、その技能に振り分ける。
芥子原 麻人 振り分けた。ナイフが成長して58
芥子原 麻人 予定通りというか、ナイフを取ることになったな…
KP 殺意しか感じない
KP
*【第三段階】
---おつかれさまです。あと少しです---
芥子原 麻人 (俺は……どうなってしまうんだろうか。このまま、もし無事に元の生活に戻れても、元どおりに生活できるのか?)
KP
あぁ。恐らくあなたはこの後身体を取り戻せたとしても、今まで通りに自分の動きをすることができない。
そもそも、自分らしい動きとはどんなものだっただろうか…?
動かして確かめるための身体は、依然としてパイプ椅子に縛られたまま。
KP もっとも跳躍がナイフに変わったぐらいなのでそんなに影響なさそう
芥子原 麻人 POWに勝ったので
KP 悔しい
芥子原 麻人 このパイプ椅子に縛られたままなのも胸糞悪いんだよな…
KP
放心している間にもあなたの脳を収めた筒は再び熱量を増し、実験はさらなる段階へと進む。
あなたは、変形したフィラメントが脳のひだの隙間へ入り込んで蠢く様子を、眺める他ないのだ。
そして。
幼子が好奇心から、繊細な宝物を遠慮なく手に取るように。
魔の手は、とうとうあなたの心にまで入り込んできた。
*【第三段階-結果】
抵抗するすべなく、感情が、あなたの人格が混ぜ返されてゆく。
シェイク、シェイク、シェイク、シェイク___________!
感情があなたの意思から離れ、目まぐるしく移り変わる。
芥子原 麻人
(胸に穴が開く、腸の底が煮える、心が浮き立って、また沈んでいく…感情が…俺の感情が、一緒くたに混ぜられて襲いかかってくる)
(こんなこと、もう耐えられない…やめてくれ。やめて……)
KP
☆探索者が普段抱いている主な感情を思い浮かべてください。
喜怒哀楽に分類できれば分かりやすいでしょう。穏やかな探索者であれば楽、厳格な探索者であれば怒。
無感情であればそのまま以下の処理を行います。
芥子原 麻人 無感情…辛うじて楽ではあると思うよ。そのように振る舞っているだろう
KP じゃあ楽以外にするかい?
芥子原 麻人
choice[楽,無感情]
Cthulhu : (CHOICE[楽,無感情]) > 無感情
そうする。
KP
1d4を振り、挙げた感情が出目に対応した感情に書き変わります。
選んだ感情と同じものを引いた場合は振り直します。
芥子原 麻人
1d4
Cthulhu : (1D4) > 4
…
KP
…
あんまり変わらないのでは?
4:楽
自分が入れ替わってゆく。
苦しかったはずが、笑っている。
楽しかったはずが、泣いている。
鎮まっていた心がひどく荒み、昂っていた感情は奥底へ沈み込む。
自分の心が、自分のものではないようにままならない。
同時にあなたは、考えてしまうのだ。
……今残っている自分は、果たして「自分」なのか?
芥子原 麻人
CCB<=72 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=72) > 20 > 成功
1d3
Cthulhu : (1D3) > 3
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 72 → 69
KP ようこそ60台
芥子原 麻人 60なんてすぐだ
芥子原 麻人
(……何も変わっていないような、いや、なにもかも変わってしまったような気もする…)
(俺は、どうなってしまったんだろう…以前のように、笑えるだろうか)
(以前というのは、…いつなんだろう)
KP
*【実験終了】
---実験はこれで終了です。大変興味深い結果でした。今後の研究に、おおいに役立つことでしょう。
ご安心ください。あなたの脳はしっかりと返還させていただきますので。---
ありとあらゆるものを混ぜ返した怒涛の時間は、あっけなく終わりを迎えた。
鋏状の指があなたの身体の後ろから手を伸ばし、頭に繋がっていたコードを抜き取る様子を、放心しながらも眺めていただろう。
この実験を行っていたおぞましい存在は、ずっと。
今までずっと、あなたの後ろにいたのだ。
そうしてコードが外されると、視界から受ける一切の情報がシャットダウンされた。
間もなく、脳側で呆然と続いていた意識も、電源を切るように闇へと落とされる。
▷おつかれさまでした。
気付けば、変わり映えのしない、いつもの景色の中にいた。
人一人いない歩道にぽつんと立ち尽くしていたあなたは、そこに自分がいる。自分がここに立っている。と気が付くまでに、少し時間を要する。
なぜなら、あなたの内面は。振る舞いは。心の動き方は、すっかり入れ替わってしまった。
あなたは、はたして今ここにいるあなたをあなたであると、肯定できるだろうか…?
帰路に向けて足を踏み出せば、いつもと逆の足が出た。
なのに、そこに違和感は無い。なんだか、元からこうであったような気さえしてくる。
身体がそう思い込んで、変化に適応しようとしているのだ。
適応できてしまっているということが恐ろしいが、そうでもしないと正気を手放してしまいそうだ。
芥子原 麻人
(……そもそも、俺がどんな人間であったかなんて)
(そんなの、価値のない考え方だ。……俺にとって価値があるのは、ひとつだけ)
「……今日はどうするかな。材料買って、エビフライでも作ろうか」
八百雨@見学 えびふりゃー……
芥子原 麻人 えびでばびでぶ〜〜〜〜
芥子原 麻人 「陸、喜んでくれるといいな…」
KP
あなたはいつもの帰り道を、歩いてゆく。
取り返しが付かないほどの、いくつもの変化を抱えて。
芥子原 麻人 いーーーうほど変化しなかったな
KP ---生還おめでとうございます。とても喜ばしいことです。---
八百雨@見学 そのままであれと…?
KP 前よりは感情的になっているといいな★
KP
・SAN報酬:1d10
・【後遺症:ロボトミー被験者】
探索者はある日を境に、持っていたはずの知識や技術、嗜好ががらりと変わっている。
経験したことが無い事をこなすことができる、反対に出来たはずのことができないなどの日常的な支障が多く発生する。
そのことにショックを受けるごとに、<SANチェック・0/1>を行う。
この後遺症は探索者が現状に慣れきらない限り、永続的に残るものとする。
芥子原 麻人
1d10
Cthulhu : (1D10) > 7
八百雨@見学 楽の感情とはなんだろう……安らぎ…?
system [ 芥子原 麻人 ] SAN : 69 → 76
芥子原 麻人 まかなえねぇ〜〜〜〜〜〜〜
芥子原 麻人
だからな、あんま変わってないんだよな〜〜〜〜
1d4
Cthulhu : (1D4) > 1
うっきうきになっちゃう
いっそウッキウキになった方が「こいつなんかおかしい」ってなってくれたと思う
八百雨@見学 wwwwwwwwwww
芥子原 麻人
バチクソテンションが高いの
五輪と同じくらいのテンション
KP
・心変わりについて
探索者は、思考回路が変わってしまいました。
「書き変わった元の感情を抱くはずの場面で、出目によって決まった感情になってしまう」という解釈をしてください。
(例:普段温厚だった探索者が1d4で「哀」を引いた場合、これまでに温厚に過ごしていたであろう場面で、悲しみや鬱屈した感情を抱える。)
逆に、書き変わった結果の感情を抱く時に、書き変わる前の感情を抱くこともあるかもしれません。
KP なんかもっと、優しい心持ちになるのかもしれん。去飛系
芥子原 麻人 なるほど〜〜〜〜〜参考にさせていただきますわ
KP
さて、本日はこれにておしまい!
見学に来てくださった八百雨さん、ありがとうございました〜!
八百雨@見学 お疲れ様でございました…!
ブルック
choice[蘭太郎,芥子原,青木]
Cthulhu : (CHOICE[蘭太郎,芥子原,青木]) > 蘭太郎