二人飛び降り救済法 -ホストと黒服-

雑談

KP 待機KPマン

壱岐キル お待たせしました!
KP気づき待機マン

KP もしかして蝉を見つけてしまった?
こんばんわん!

壱岐キル 今日はまだ見つけてないですねぇ
こんばんわわ

KP なぁるほど 蝉を見つけたらご一報を
おなかはだいじょぶですか!?

壱岐キル おなかなんとか殺してきました!
セミいた〜〜!

KP お!えらい!お祝いのクリチケ1枚贈呈します

壱岐キル やったー!

KP ミィーーーーーーージジジジジワシャシャシャワシャワツツーーーゥイツクツクツクツクオーーーシャワシャワシャワーーーーツクツクォーーーシ
というわけで、ゆっくり始めていきましょう
またお腹アレだったりしたらお伝えください!

壱岐キル Cチケ増やしましたん
はーい!よろしくお願いいたします!

KP ではお部屋の画面中央へご注目

メイン

  ーーーーーー

「二人飛び降り救済法」
始。

ーーーーーー

KP  

雑談

壱岐キル かっけ〜〜〜〜!!

メイン

KP 夏真っ盛りのある日のこと。
あなたは、熱い日中、出先から戻ろうと街を歩いている最中だった。
近くには高校があり、グラウンドの向こうの校舎の中では補習中なのだろう。紺と白のコントラストに身を包んだ生徒たちが熱心に教師に目を向けている。
いや、そう見えるだけかもしれない。
そう思ってしまえば、あなたの目には退屈そうに授業を受けている生徒が見える。

《聞き耳》判定

壱岐キル ふるます
CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 27 > 成功

KP →成功
夏の暑い中、何度目かの猛威を振るっているコロナの影響か。窓ガラスは開け放たれており、そこから教師の声が途切れ途切れに響いてきた。
「『今は昔、忠明といい検非違使ありけり』」
「『若男にてありける時、清水の橋殿にして、京童部といさかひをしけり……』」

壱岐キル 「暑い中学生は大変だなぁ」

KP
《知識》判定

壱岐キル ちし…き…?
CCB<=65 【知識】 (1D100<=65) > 9 > スペシャル
意外とあった

KP あら出目がいい
→成功
あなたはこの、読まれている古文が、
『『今昔物語集』巻十九の四十「検非違使忠明清水にして敵にあひて命を存すること」』
であると知っている。
悪漢に絡まれ、生き延びるために清水寺の舞台から飛び降りる男の物語だったはずだ。この話にもあるが、清水の舞台から飛び降りるとは、思い切って大きな決断をすることのたとえだったはず。

雑談

KP ツラだけで生きてるはずなのに知識がある…

壱岐キル おかしいな…?

メイン

壱岐キル 「なんてことを古典教師のミキちゃんが言ってたっけな〜」

雑談

KP オンナの与えてくれた知識か!!!

壱岐キル ミキちゃん(58歳)

メイン

KP あなたはそんなことを考えながら、高校の横を過ぎ去り、そのまま駅の方へと歩いていく。

雑談

KP 58歳

メイン

KP あなたは淡々としながら、うだるような暑さの中、街を歩いていく。

壱岐キル 「あちゅいあちゅい」

KP 蝉の声が耳に響く。
歩く人々も、熱の根源である太陽から、目を逸らす様にして俯き加減で街を歩いている。夏だというのに、街の景色はどこか、
……どこか陰鬱としていた。
そんな時、あなたはふと、顔を上げた。
誰かと、目が合う。
次の瞬間、
グシャリ

壱岐キル 「ぴっ」

KP 何かが響いた。
何かが落ちた音がした、

何かが潰れる音がした、

何かが砕けた音がした。
一瞬の制止ののち、あなたは理解する。
目の前に、何かが落ちてきた。一瞬それが何かわからなかった。
蝉の声が遠くに響く。
いや、もはや聞こえなくなっていた。
真っ赤なそれは果実から零れた果汁の様に噴き出して、地面を汚す。
はるか上空、あなたが歩いていたほど高いビルの上から叩きつけられたそれは、手足がばらばらの方向にはじけ、ぺしゃんこにつぶれてしまっている。
果汁の様に見えたそれは血、果肉の様に見えたそれは臓物。夏の道路の上に投げ出されたそれは、もはや原形すら保っていない。

壱岐キル 「あわ…わ…ゎ…」

KP なすすべなくただ見ている目の前で、広がっていく血肉が道路の熱でじゅぅじゅぅと焦がされる音すら聞こえてくる。
急に目の前に飛び降りた人間の死体が現れたことで
SAN値チェック 1/1d4

壱岐キル 1d100<=65 【SAN値チェック】 (1D100<=65) > 70 > 失敗

1d4 SAN減少 (1D4) > 1
wwwww

system [ 壱岐キル ] SAN : 65 → 64

壱岐キル 減らしました!

KP ありがとうございます!

壱岐キル 「ひぇ…ひぇぇぇ…いやいやでもカオリちゃんがリキヤくんに出刃包丁刺した時に比べれば…」

KP
《目星》判定

壱岐キル CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャル

KP 報酬:クリティカルチケット
まずは一枚どうぞ!

壱岐キル やったー…

system [ 壱岐キル ] Cチケ : 1 → 2

壱岐キル 増やしまんた!

KP →成功
あなたはどこか冷静に眺めながら、その人物を見た。
それを人だと認識したあなたは、この死体となったそれの持ち主は誰なのかと顔を見た。
ーーーーそれは、あなたが知っている人物。

壱岐キル 「え…こ、この人…」

KP 壱百台 古夜が、そこに潰れてひしゃげていた。
知り合いだったことに対する驚きで
SAN値チェック 1/1d3

壱岐キル 「ふるちゃん…?」
1d100<=64 【SAN値チェック】 (1D100<=64) > 14 > 成功
知り合いの死体やぞ

system [ 壱岐キル ] SAN : 64 → 63

壱岐キル 減らしました!

雑談

KP ふるちゃんって呼んでくれてるのか かわいいね

メイン

KP これは、警察か、救急か、どこに連絡をするべきか。いや人が集まってくる前にここからそっと立ち去るべきか。
あなたがそう思案していると、何かが目の端にちらりと映った。

雑談

壱岐キル 名前呼びの距離なしに見せて距離とる厄介男よ

メイン

KP 赤。
見上げたあなたの目に映ったのは、真っ赤な風船だった。
それに気づくと同時に、周囲に居た人々から、悲鳴が上がる。

  「人が飛び降りた!」
「ああ、救急車、…」
「だめ、見ちゃだめよ」
「でも、まま、風船」
「風船なんて、あとにしなさい、ほら!」

KP 周囲の人々が悲鳴にも似た声を上げて、目の前の死体に注目する中。また時が止まったように、蝉の声が聞こえなくなる。
居心地の悪さを覚える君の目の前で、確かにこと切れていたはずの死体が。
ピクリ、と動き始める。

《聞き耳》判定

壱岐キル CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 73 > 成功
ここの成功こわいわぁ

壱百台 古夜 「失敗だ、……また、ダメだった」

KP あなたの方を見ることもなく、死体がぼそりと何かを呟く。

壱岐キル 「え?ええ??」

KP それを聞きとった瞬間、あなたの視界がぐにゃりと歪む。
 
強く、激しく、まぶしく、痛く。
強い太陽の光があなたの目を焼く。
太陽というには暴力的で酷く攻撃的な光があなたを照らし、焦がしていく。
熱中症のような、脳が熱さと何かに耐え切れなくなったような。酷く不快な感覚に満たされ、あなたの意識は暗転する。
……
……
次にあなたが目を開くと、そこはあの雑踏の中ではない。
あなたは、何処かのビルの屋上に立っていた。

壱岐キル 「はぇ?
「え?ええ?なにこれなにこれなにこれ?」

KP 相変わらず降り注ぐ太陽がまぶしくて、痛い。
身体を包む風はどこかべたついていたが、それでもないよりはましだった。一瞬だけ身体の熱さを撫でるようにして、また止む。
あなたは、まず周囲を見回す。気がついたら知らない場所に立っていた。当然だ。
屋上の、フェンスの傍。誰かが立っている。
ひどく驚いたような顔をしているのは、先ほどあなたが死体の姿で見た…………壱百台の姿だった。
彼はあなたのことを見ながら、確かに、呼吸をしている。突然のことに対して、少し背筋に嫌な汗が流れる。
SAN値チェック 1/1d2

壱岐キル 1d100<=63 【SAN値チェック】 (1D100<=63) > 79 > 失敗
「お、おばけーーーーーーー!!!!!!」
1d2 減少値 (1D2) > 2
ふふw

system [ 壱岐キル ] SAN : 63 → 61

KP よしよし

壱岐キル 「なむあみほうれんきょうなみあみだぶつなみなみなみほけきょ!」

壱百台 古夜 「……壱岐さん、俺オバケじゃないです。というか、なんでここに…」

壱岐キル 「ふ、ふるちゃん?本当に??え、でも今死体…死体が…夢?白昼夢?熱射病?」

壱百台 古夜 「!! 待って、それならあの扉も…やっと…!!出られる…!」

KP 言いながら、壱百台はあなたから目を離し、屋上の扉に手をかけてガチャガチャとゆする。
が、扉は開かない。

壱岐キル 「な、なになにどういうこと?!」

壱百台 古夜 「………あかない……。なんで…」

壱岐キル 「ええとふるちゃん笑って聞いてほしいんだけど、僕さっきふるちゃんの死体見る夢見ちゃってさ…」
「あの、えと、めちゃくちゃ怖かったし暑いしコーヒーでも飲みに行かない?ちょっと、落ち着くまでそばにいてほしいなー…なんて…」

壱百台 古夜 「……壱岐さん、笑って聞いてください。それは夢じゃなくて現実です」

壱岐キル 「ぱーどぅん?」

壱百台 古夜 「それと、ここにはコーヒーなんて贅沢なものはありません。俺もあなたも、ここから出られません。……」
「……飛び降りでもしない限りはね。はは」

壱岐キル 「え?ええ?えええ?なんで?監禁なんてサユリちゃんの時で懲りたよ??」

壱百台 古夜 「あんた、相変わらず女泣かせてんだな。変わんねぇ。いいよなもう、仕事じゃねえんだし敬語なんか使ってらんねぇ」

壱岐キル 「い、いいけどぉ…いやそれより飛び降りって、さっきのが現実ってどゆこと?」

壱百台 古夜 「知るかよ。俺だってなんも分かんねェんだ。……お前、話したらなんか協力してくれるわけ?」
懐から煙草を出して咥え、ライターで火をつける。この奥上の数少ない日陰に陣取って…

壱岐キル 「協力ってなんの…?え、え?僕らここに閉じ込められてて出るには飛び降りしかなくてそれで協力?ど、どういうこと?」
「い、一緒に飛び降りろってこと?!」

壱百台 古夜 「そ。どうあってもその扉は開かないし、電話だって通じない。二人で飛び降りか…いっそ、お前が落ちたら俺が助かったりしてな」
「まあ…調べてみればいいんじゃないか?悪あがきは任せたよ」

KP というわけで、屋上の描写と探索箇所を開示しましょう。

壱岐キル 「え、ええと聞きたいんだけど」

KP お 受けて立つ

壱岐キル 「仮に、もし万が一仮にさっきのが現実でふるちゃんは飛び降りて死んだならさ、その…さっきも誰かと一緒にここにいたの?」
「いや僕はまださっきのあれは夢だと思ってるけどね?!万が一にでもね?!」

壱百台 古夜 「………。一人だ。俺はずっと、ここに一人でいる。随分長いこと、ここで閉じ込められて」

壱岐キル ひえぇ

壱百台 古夜 「早く認めろよ。遅かれ早かれ、お前もじきにああなるんだから」

壱岐キル 「う、うぅ…」
あざます!探索します!

雑談

KP ずっと青い顔しててかわいそかわいい

メイン

KP では改めて…!
【広い屋上】には、【階下に通じるであろう、屋上の入り口を示す扉】、そして【フェンス】がぐるりと辺りを覆っている。
【目の前の彼】はあなたを見て、心底疲れた様子でたたずんでいる。【携帯】は通じているようだが……?

雑談

壱岐キル 笑顔になる隙がないw

情報

KP 【探索可能場所】
屋上全体
フェンス

KPC(壱百台)
携帯

メイン

壱岐キル 対象を指定すれば良い感じですかね?

KP 情報タブに調べられる箇所を記載したので、見たいところを宣言してもらう感じで進めていきましょう。

壱岐キル はーい!では現代人らしく携帯を見ます

KP 【携帯】
あなたの携帯だ。電波は通じているので問題なく使うことが出来そうだ。電話をかけてみようとすれば、問題なく使えそうだと思う。見た限りは。
……インターネットで今の状態の解決方法を探れないだろうか。
《図書館》をどうぞ。

壱岐キル CCB<=45 【図書館】 (1D100<=45) > 83 > 失敗
しゅん

KP ではこちらの情報のみですね。また時間を置くことで再度挑戦が出来ます。

壱岐キル 「ええとええと屋上 飛び降り 痛くない…」
はーい!

情報

KP ▼今日のニュース

『夏休み!どきどき名物授業コーナー』と題されたページが映る。
どうやら今日のテーマは哲学で、認識論についての話が出ているようだ。

認識論とは、認識、知識や真理の性質・起源・範囲(人が理解できる限界など)について考察する、哲学の一部門である。存在論ないし形而上学と並ぶ哲学の主要な一部門とされ、知識論とも呼ばれる。日本語の「認識論」は独語の訳語であり、日本ではヒト・人間を考慮した場合を主に扱う。英語と仏語の語源は「知」(希epistēmē)+「合理的な言説」(希logos)。フランスでは「エピステモロジー」という分野があるが、20世紀にフランスで生まれた科学哲学の一つの方法論ないし理論であり、日本語では「科学認識論」と訳される。

『一部分のこの学問の楽しみ方として、オカルト的なものを理解することにも使われる。事象を劇的に変化させるためには、まずそのことを周囲に認識させねばならず、世界が常にゆっくりと変化していることは意識しなければわからない。意識させなければ、意識しなければ、それは真夏の日常として同じことである。世界と人々と自分自身が意識しないうちには今日も明日も同じことである。』

とつづられており、一日一日を意識的に生きることの大切さが綴られている。

メイン

壱岐キル KPこれ成功の時の情報ではない?

KP ところがどっこい これは振らなくても出る情報なんだな

壱岐キル あ、よかった!
「ええん僕高卒だからむつかしいことわかんないよぉ」

KP ほら、ニュースとかはとくに調べなくてもトップページに出るじゃないですか。そんな感じのノリの情報です。

壱岐キル なるほどなるほど
では扉の方を調べてみます

壱百台 古夜 「……」
高卒を死んだ目で見てよう(大卒)

壱岐キル 「あっ院卒のコユキちゃんが僕を見る時の目と一緒だ…」

KP 【扉】
金属製の分厚い扉だ。鍵がかかっているのか、なぜか開かない。

《聞き耳》判定

壱岐キル CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 99 > 致命的失敗

KP はーーーーーーーーーーーーーーーんはんはんなるほど

壱岐キル Cチケでふりなおすか甘んじて受けるか悩むな
うーーーーーーんファンブル気になるからこのままでいこう!
ファンブル処理

KP よし、了解です。
→失敗
あなたが外の音を聞こうと耳を近づけると、扉の向こうから小さく、何かの音楽が聞こえてくることがわかる。が、音が小さくよく聞き取れない。
あなたは、その音楽に集中していて気付くことができなかった。

壱岐キル ドキドキ

壱百台 古夜 「、-----」

KP ガァン!と、後頭部に衝撃が。
なにかで、なぐられたような。

壱岐キル ええええ

KP 血が、ガラスの欠片が、甘くて黒いしゅわしゅわした液体が。あなたの後ろから飛び散る。
一瞬遅れて、壱百台が中身の入ったコーラの瓶で殴ってきたのだと理解した。
ふらりと崩れ落ちるあなたの細い体を彼はがっしりと掴んで抱え、そのままフェンスへ引き摺っていく。

壱岐キル 「ふぇ…へぇ??」

壱百台 古夜 「悪いな。俺も、これ以上こんなクソ暑いところに居たくない」

壱岐キル 「え、え、え…なに、なにするの…ふるちゃ…」

KP フェンスが近づく。彼は無言であなたを抱きかかえ……

壱岐キル お姫様抱っこかなあ

KP お米様抱っこですね(無慈悲)

壱岐キル ぴえん

壱百台 古夜 「じゃあな。キル。俺のために死んでくれ」

壱岐キル わあ笑顔

KP あなたは、あっけなく宙へと投げ出される。

壱岐キル 「や、やだあああああああああああああああ!!!」

KP ゆっくりと落ちていくあなたの身体は重力に引かれ、立っていたのとは逆の向き、頭が下へと回る。
世界が逆さまになって、近づいてくる。

空が、地面が逆になる。

地面の空が頭上を覆う。
次第に速度を増していく、
止まらない、止まることのない身体は着実に死に、近づいていく。
視界の端を、あの、小さな女の子が持つ赤い風船が掠めた。
その瞬間、あなたは、誰かと、目が合った。

《目星》判定

壱岐キル CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 20 > 成功
っしゃあ!

KP →成功
あなたの視線の先に居た男、
それは――――壱百台 古夜だ。

壱岐キル ざまあ!

KP 片手に持った携帯から、
視線を上げたタイミング、
今そのタイミングでこちらを、見ていた。
しかしそんな違和感に気づくよりも先に、地面があなたを迎え入れた。
 
グシャ、何かが落ちた音がした、
 

壱岐キル ひええ生々しい

KP 何かが、潰れる音がした、

何かが砕けた音がした。
あなたの身体がぐにゃりと歪んでいる。しかし、あなたが気になったのは別のことだった。
真っ赤で暗いあなたの視界を何かが焼く。
強く、激しく、まぶしく、痛く。
強い太陽の光があなたの目を焼く。
太陽というには暴力的で酷く攻撃的な光があなたを照らし、焦がしていく。
落ちてぐちゃぐちゃになった全身の痛みはわからない、けれど不快なぐちゃぐちゃとした感覚。
熱中症のような、脳が熱さと何かに耐え切れなくなったような、酷く不快な感覚に満たされ、
あなたの意識は
 
暗転する。
 
……
……
ーーーーはっと目を開くと、そこはあの屋上だ。
全身から冷や汗が噴き出し、動悸は激しい。
呼吸を忘れていたのか、口を開けば息苦しさを緩和させるように空気があなたの中にしみこんでいく。
自身が死ぬ体験をしたあなた
SAN 値チェック 1/1d6

壱岐キル 1d100<=61 【SAN値チェック】 (1D100<=61) > 60 > 成功
なんなんだこいつ?

KP ギリギリで正気を保ってる…?

system [ 壱岐キル ] SAN : 61 → 60

壱岐キル 減らしまいた!

KP アイ!
相変わらず降り注ぐ太陽がまぶしくて、痛い。後頭部をじりじり焼いてくる。
体を包む風はどこかべたついていたが、それでもないよりはましだった。

壱岐キル 「嫌な夢だったぁ…」

KP 一瞬だけ身体の熱さを撫でるようにして、また止んだ。
屋上には、目の前で誰かが立っていた。ひどく驚いたような顔をしているのは、先ほどあなたを突き飛ばした人物……壱百台 古夜の姿だ。
あなたの言葉も聞かずに扉によって、ガチャガチャとドアノブをひねっているも、開かないのか焦ったようにぶつぶつと言葉を繰り返している。

壱百台 古夜 「…………開かない、違う、……違うのか……。じゃあ、どうしたら……」

壱岐キル KP、ふるちゃんがコーラ瓶を持っていたと言う事は屋上にはコーラ瓶がある そうだね?

KP ええ。瓶コーラの自販機があります。だいぶ古い型で錆び錆びですね。
そういえば持ち物ですが、序盤であなたが持っていたものは持っていたことにしてよいです。
鞄とか財布とかスマホとかその辺ですね。

壱岐キル はっ今回所持品の項目埋めるの忘れてた!まあスマホと財布ぐらいしか持ってないでしょう ホストだし
コーラ瓶を握ってふるちゃんがガチャガチャしてる扉に叩きつけます

KP ガチャアン!!とガラスが飛び散り、壱百台はビクっと背を震わせます。
扉に傷はついたものの、開く気配はありません。

壱岐キル 「ちょっと!死ななかったから結果オーライだけど次やったら怒るからね!」

壱百台 古夜 「……出られる方法があったら試すだろ、お前だって」

壱岐キル 「うーーーーん反論できない!でも人を無断で投げちゃいけません!高卒の僕でもわかるよ!」
ぷんぷん

壱百台 古夜 「はは。お前、脳みそスカスカなだけあって投げやすかったぞ。タッパも無ぇから抱えやすいし」

雑談

壱百台 古夜 俺は181ある SIZ14なので

メイン

壱岐キル 「身長はこれぐらいの方がホス狂お姉さんに可愛がられるからいいの!」

雑談

壱岐キル でかい…

メイン

壱岐キル 「ねえ、それよりさ」
「落ちた時に僕、ふるちゃんを見たんだけど…」
「携帯持ってて、それからこっち見た…」

壱百台 古夜 「俺を?……どこで」

壱岐キル 「落ちる、瞬間?落ち切った時?」
「うーーーんなんて言えばいいかわかんないけど、ぐちゃる直前」

壱百台 古夜 「ああ……。俺もお前のこと見たよ。下で」

壱岐キル 「うん?うん、そうだね死ぬ前のふるちゃんを見た…ね」
「それで僕がここにいて、ねえ、ふるちゃんが初めてここに来る前に僕以外の人が落ちるのを見たりはした?」

壱百台 古夜 「知らん。俺も気付いたらここに居たし、俺がここに来る以前に誰かしらが落ちてきたようなことは無かった」

壱岐キル 「ぬぐぐ…漫画によくあるループ取り込み系かと思ったのに…」

壱百台 古夜 「……似たようなことでも起きてるんじゃないのか。だからって、事態はなんも変わってない。そこの命綱のコーラの本数知ってるか?あと3本だ」

壱岐キル 「へ?命綱?」

壱百台 古夜 「そいつを飲み終えたらここにはもう水分なんてものはない。飛び降りて戻ってきたらコーラは復活してるから、喉が渇けば死ぬしかない」

壱岐キル 「うええ…どっちの死に方もいやだよぉ」

壱百台 古夜 「乾き死ぬよりは飛び降りて死ぬ方がマシだろ。慣れれば一瞬だ」

壱岐キル 「な、慣れたくないよお…僕はメンヘラの相手はしてきたけどDV女の相手はしたことないから痛みに耐性ないの!」

壱百台 古夜 「慣れとけよ、いつ刺されるかも分かんねぇんだろ、どうせ」

壱岐キル 「そんなヘマしないもーん!ふんだ!」

雑談

壱百台 古夜 DV女の相手してきてたから飛び降りも出来たのか、俺は

メイン

壱岐キル と言う感じで探索に戻ります
ふるちゃんを警戒しつつ

KP 了解です。

雑談

壱岐キル 痛み耐性 EX

メイン

壱岐キル とりあえず改めて屋上全体見ておくか自販機がある情報は得たぞ!

雑談

壱百台 古夜 181cmもある男にDVしてくる女っていったいどんな子なんだ
同じ水商売系の女かね

壱岐キル 小柄な女の子だとギャップがあっていいな
巨女でもいい

メイン

KP 【屋上全体】
広く、見渡すことが出来る屋上だ。
フェンスがぐるりと辺りを取り囲んでいるものの、一か所だけ穴が開いてしまっているようだ。蝉の声が下の木々から響いているものの、下を歩いていた時より幾分遠くに感じる。
じりじりと照り付ける太陽が身を焼き、皮膚が焼けてどこか痛みを覚えさせる。

雑談

壱百台 古夜 1d100 小さい⇔大きい (1D100) > 80

壱岐キル

壱百台 古夜 デッカ

メイン

KP
《聞き耳》《目星》判定
※それぞれ別情報

壱岐キル では聞き耳から
CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 88 > 失敗
しゅん…

KP なんもきこえん

壱岐キル 目星じゃ!

KP GO!

壱岐キル CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 43 > 成功
ふんす

KP →目星成功
今は誰も気づいていないが、眼下の世界に向かって大声を上げれば、道行く人々はこちら側を見上げるだろう、ということが容易に想像できる。
続けて《アイデア》

壱岐キル CCB<=45 【アイデア】 (1D100<=45) > 23 > 成功
おお

KP え!?成功した!?すごい…

壱岐キル 高卒なめんなよ!

KP →成功
一人の声なら届くかわからないが、二人で叫べばきっと下の人々からも異変だと分かるはずだ。ここから二人で叫べば、外の人々にこの以上に巻き込まれていることを伝えられるだろう。

壱岐キル 「ねえねえ!二人で叫べば下にいる人に声とどくんじゃない?」
「飛び降りるにしてもさっきみたいに誰かと目が合うなんて夢見が悪いの避けられるかもじゃん?」

壱百台 古夜 「…他力本願か。お前らしい。でも、声が届いたところで……」

壱岐キル 「でもでも、ここで困ってる人がいるってわかれば扉の内側から誰か開けてくれるかもじゃん!」

壱百台 古夜 「………。……」
choice[面倒、お前ひとりでやれ,しょうがねえなあ…] (choice[面倒、お前ひとりでやれ,しょうがねえなあ…]) > しょうがねえなあ…

壱岐キル デレだ

壱百台 古夜 「…………まあ、いろいろとヤバそうなやつらって感じで。注目は浴びれるんじゃないか?」
「はは、どうせだったら……普通に助けを呼ぶだけじゃ面白くねぇよ。普段言えないようなこと言ってやろうかな。社会への不満、ってやつ」
「どうせ全部戻るんだろ、知らんけど」

壱岐キル 「社会への不満…」
「いいね、やろうやろう」

壱百台 古夜 「……。…これで、人が集まって…戻れたら、ここともおさらばだよな。お前、他になんか見ときたいものとかある?」
「なんかその辺見て回ってただろ」

壱岐キル 「あ、そういやフェンスの一部が空いてるっぽいんだよね」
「もしかして扉が施錠されてるのってそれが危険だからとかじゃない?」

壱百台 古夜 choice へー、知らんかった 見たなあそういや、その穴 (choice へー、知らんかった 見たなあそういや、その穴) > へー、知らんかった

壱岐キル こ、この男…

壱百台 古夜 「へー、空いてたの?どこどこ」

壱岐キル 「あれあれ」

KP 【フェンス】
ぐるりと屋上を囲むようにして建てられている。一部分だけ人一人通れそうな大きさの穴が開いており、傍には千切れた KEEPOUT の黄色と黒のリボンが散らばっている。

《目星》判定

壱岐キル 思ってたより派手な装飾ついてた
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 82 > 失敗
しゅん…

壱百台 古夜 CCB<=25 目星しょきち (1D100<=25) > 93 > 失敗

壱岐キル なんか気になるからCチケ使ってふりなおしたいです!

KP お、どうぞ!

壱岐キル ふるちゃんの無念を晴らして見せる!

system [ 壱岐キル ] Cチケ : 2 → 1

壱岐キル CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 56 > 成功
見たかDV被害者!

KP よっし!
→成功
眼下には変わらぬ街の風景が広がっている。この暑い中わざわざ高いビルを見上げる人間はいない。どうやらこのビルには「クラゲニュルニュル株式会社」と看板がかかっていることが分かった。
また、遠くから、赤い風船を持った子供が歩いてきているのがわかる。

雑談

壱百台 古夜 1d100 DVを受け入れている⇔実は助けを求めている (1D100) > 32
受け入れてんなあ…

壱岐キル 愛…ってやつかな…

壱百台 古夜 俺がヘマするから叩くんだよね、彼女 ヘマしなかったら普通に優しい
あいつ、俺が付き合ってやんないと色々不安定だからさ

壱岐キル わぁ…DV被害者がよく言うやつだぁ…

メイン

KP あっこれ 間違えてる 成功です!!
成功情報がこれだよ!

壱岐キル お!了解です!成功が後から来るのかなと思ってた
成功、失敗両方だしてくれるなんて優しいKPだな…って…///

雑談

壱百台 古夜 これがDVっつうのも分かってるけどさ、でも俺が多少痛い思いしてあいつの安寧がちょっとでも得られるんなら別にいいかなって

メイン

KP あっはっはっはっは ガバは幣卓の特権なので(?)

壱岐キル 「くらげにゅるにゅる株式会社?変な名前…あれ?あの子今は風船持ってるんだ」

雑談

壱岐キル ふるちゃんが幸せならいいんだけどね…うん
僕が痛いわけじゃないし

メイン

壱百台 古夜 「くらげにゅるにゅる?」
なぁに言ってんだこいつ、の目で見よう

壱岐キル 「そんな目で見ないでよ!本当に書いてあるんだってば!あれ?でもおかしいな?あの女の子風船を手放しちゃったとか言ってた様な…」

雑談

壱百台 古夜 俺は今の生活に不満は無い これもまた一つの形っつうやつだよ

壱岐キル (一生理解したくないという顔)

メイン

壱百台 古夜 「……じゃあ、見てればそのうち手放すんじゃないか?」
穴から覗き込んで見てみるか…

壱岐キル 「ほら、あの子が持ってる赤い風船…」

KP 見ていても風船は飛んできませんね。そのまま通り過ぎていってしまいます。

壱岐キル 「違う子、なのかな…?」

壱百台 古夜 「……落ちてきたやつにビビって手放したんじゃないのか?今は俺らのどっちも落ちてねえから、手を離すこともないまま通り過ぎてくだけ…みたいな」
壱岐の首元を掴んでフェンスの向こうへ押し出す。まだ手は離さない。

壱岐キル 「タイムスリップ…ってことだよね?あっやだヤダヤダヤダ!さっきのトラウマ蘇る!こわいこわい!」
しがみつきます

壱百台 古夜 「……二度同じことはしないって。多分な」
引き戻すか……

壱岐キル 「多分じゃなくて絶対って言って!!」

壱百台 古夜 「多分」

壱岐キル 「ノッポ!DV被害者!デカチン!」

壱百台 古夜 「うるせえなチビ、歳上にむかってなんだその口のきき方。落とすぞ」

壱岐キル 「やだーーーーーーーーーーーーーー!!!!女の子たちみたいに甘やかして可愛がって褒めて伸ばして!」

壱百台 古夜 「まだ伸びる箇所あるの?頭打ちじゃね?」

壱岐キル 「じそんしんが伸びる!」

壱百台 古夜 「ああ、そこは際限なく伸びるな。伸びしろしかない」

壱岐キル ふふん

壱百台 古夜 背中バシバシ叩いて、喉が渇いたからコーラを買いに行く
なんか調べるなら調べとけよ
とくに見るものも無くなったら 叫ぼう

壱岐キル やさしい…これがDV被害者のきもち…

壱百台 古夜 これがDVするもののきもち

壱岐キル そしたらまだ見てないふるちゃんの観察しておきますかね
僕が小動物のように可愛くて健気だからって!

KP 【KPC】
一見おかしい様子はない。今は日陰であぐらをかいてコーラを飲んでいる。

《医学》《心理学》《精神分析》

壱岐キル 心理学が一番高いな ふるます

KP どうぞ!

壱岐キル CCB<=65 【心理学】 (1D100<=65) > 94 > 失敗
すん…

KP なんもわからん

壱岐キル 次にKPはこう言うはずだ「時間が経ったので携帯での図書館が降り直せる頃ですよ」

KP そうそう、時間が経ったので携帯での図書館が降り直せる頃ですよ。
……ハッ

壱岐キル ニヤリ

KP 私は今何を…?

壱岐キル 茶番につきあってくれてありがとう 図書館ふりなおしたいです!

KP ハウスルールによりPCひとりの場合の振り直しは+20で可能です!
では…GO!

壱岐キル CCB<=65 【図書館】 +20 (1D100<=65) > 76 > 失敗
なんでやねん!

KP ヒュウ!
あるいは~~~ なんか調べたいワードがあったら~~~~ 情報があったら~~~~ みたいな~~~~
ねえ?

壱岐キル えっと、えっと 認識論〜!いや他に何かあったか?見落としはないか??

KP 一応調べられるワードはここまでで出ています!!!!

壱岐キル あとは意味ありげに出てきた清水の舞台から飛び降りるやつか

壱百台 古夜 「……なんか調べてんの?携帯なんかいじって」

壱岐キル 「うーん、なんかこの状況の解決にできるだけ情報は集めておこうと思って。ほら、叫んでダメだったら清水の舞台から飛び降りる気持ちで飛び降りないとダメじゃん?」
「さっき高校でそういう授業してるのが聞こえたんだよね」
「生き延びるために飛び降りる…今の状況みたいだなあって」

壱百台 古夜 「ふーん、懐かしい…。お前もたまには的を得たこと言うんだな」

壱岐キル 「え?へ?僕今褒められてる?やったあ!」

壱百台 古夜 「そういや、このビルの名前だっけ。にゅるにゅるした…そもそもなんの会社なんだ?名前から想像がつかない…」

壱岐キル 「そういや…なんでここでこんなこと起きるんだろ?まさかここから飛び降りた人の幽霊が道連れを探してて…?」
おいおい、まさか…
KPのおふざけネームだと思ってたが?罠か?ヒントか?!

KP ニヤリ

壱岐キル 会社名で調べて…みます!罠だったらふるちゃんを蹴る

KP ビンゴ!情報を開示します。

情報

KP ▼クラゲニュルニュル株式会社について


中国の企業のようだ。どうやら遺伝子にまつわる研究をしている製薬会社で、貿易会社としての側面もある。チャリティーで音楽関係の若者に奨学金の様に手当を与えて社会貢献しているらしい。
女性社員が多く、会社のトップも女性らしい。
社長らしき女性は、陶器人形のように滑らかな肌。血のように赤い唇、閉じられたアーモンド形の黒い眼は、滑らかな骨のように白い顔の上に浮かんでいた。絹糸のように滑らかな長い黒髪は一本のポニーテールで編み上げられている。

調べていると、クラゲニュルニュル株式会社の社員が行方不明になっているらしい、という記述のネットの書き込みなどが散見された。どれも若い男のようだ。
また、別の地域にあるこの会社のビルの屋上から転落死が出ていることもわかる。

メイン

壱岐キル うそやろwww

KP それがマジなんだなあ 名前はこの場でつけました!

壱岐キル くそっ!!!KPめ!ファンブルで殴ってやる!!!

KP ギャ!!!事故スケベ表ふるぞ!?!?

壱岐キル 「ね、ねえふるちゃんこの会社ちょとこわなんだけど…」
え?!ラッキースケベ表?!

壱百台 古夜 「ああ、調べたんだ…。で、なんの会社なんだ、結局」
復活した煙草をふかして…覗き込む

KP あるよ スケベ表

壱岐キル 「遺伝子?らしいけど…遺伝子を仕事にするってなに??」

壱百台 古夜 「はーんはんはん……製薬会社。遺伝子研究もしているし、貿易会社としての側面もある。長い文章は読めないのか?お前は」

壱岐キル 「ぐぬぅ…」

壱百台 古夜 「んで…ああ、なんだ?転落死事故に行方不明事件に…なんだあ?きな臭いな…」

壱岐キル 「お、男の社員が行方不明ってのは読めたもん!」

壱百台 古夜 「へー、そこは読めたのか。すげえな高卒」

壱岐キル 「ぐぬぬぅ…」
「でも転落事故が起きたのはここじゃない別の地域にあるビルってことなのかな?」

壱百台 古夜 「らしいな。そっちでも同じように屋上に閉じ込められてたんかね…」

壱岐キル 「うーーん、オカルトじみててこわいなあ…」

雑談

壱百台 古夜 1d100 オカルトは苦手⇔まったく怖くない (1D100) > 88

壱岐キル あらあら

メイン

壱百台 古夜 「オカルトねえ……怖いのは人間だろ。生きてる人間が一番怖い」

壱岐キル 「(ふるちゃんの彼女とかね)」
そしたら叫ぶかね

壱百台 古夜 よっこいしょ、と立って靴裏でタバコの火を消そう

KP 壱百台は一度大きく伸びをして、フェンスの空いた穴から下の世界を見下ろしあなたを振り返る。

壱百台 古夜 「さーて、なんて叫ぼうか。不満は山とあるが…」

壱岐キル 「僕はもう決まってるよ。不満は一つだけだからね」

壱百台 古夜 「あっはは、じゃお先にどうぞ」

壱岐キル 「え、一緒に叫ぼうよ。決まるまで待ってるから」

壱百台 古夜 「連れションじゃねえんだからさあ。ま、いっか。よーし……」

壱岐キル 「せーーーーーのっ」

壱百台 古夜 「あっっっっ………ついんだよバカヤローーーーーーーーー!!!!!!少しは手加減しろクソ太陽ーーーーーーーーーーー!!!!!!」

壱岐キル 「背後から人を殴ってんじゃねえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

壱百台 古夜 「それかよ!!!!!!!それかよ!!!!!!!ナマイキ言ってんじゃねえよクソチビボケカスーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

壱岐キル 「タッパあるだけのDV被害者が!!!!!!高卒舐めんじゃねえーーーーーーー!!!!!!納税額は僕の方が上!!!!!!!!」

KP 下の人間たちが一人二人と顔を上げる。が、まだ注目を浴びているとは言えないだろう。このまま叫び続ければ、この下の人間たちは、あなたに、あなたたちに、気が付くのかもしれない。

雑談

壱岐キル 20cm差かぁ…

メイン

壱百台 古夜 「うるっせえーーーーーーーーーー!!!!!俺ぁ好きでチホのこと支えてんだ!!!!!!ツラだけで生きてるくせしてよお!!!!!ちったあ仕事のツラさ知ってみろってんだよ!!!!!!」

壱岐キル 「はああーーーーーー????!!!メンヘラお姫様の相手を一日に20人してみろっての!してみろっての!!!!!いつ誰から刺されるかわからない上に誰も特別扱いしないヨイショ力がいるんだぞ!!!」

壱百台 古夜 「百理あるな」

壱岐キル 「突然冷静にならないで」

壱百台 古夜 「っっっっっ仕事なんか!!!!!やってられっかーーーーーーーーー!!!!!!!主夫やらせろーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

壱岐キル 「女の子の相手せずに女の子に貢がれて一生くらしたーーーーーーーーーーーい!!!!!Vtuberとかやればいいですかーーーーーーーーー???!!」

壱百台 古夜 「Vtuberいいな採用!!!!!!!!スネかじって生きてたいんだよ俺だって!!!!!!!非課税の百万を毎週よこせーーーーーーーーー!!!!!!」

KP あなたたちは、叫ぶ。叫び続ける。社会の不合理と、不平等と、不公平を。
普段常々奥底に沈め込んでいる不平と不満を、その声に乗せる。
喉が痛んだ。避けそうなほどに。
いったいいつからこうやって人は大声を出さなくなるのだろう。静かに息を潜めて、溜息を押し殺すのだろう。
それらをすべて、声に、乗せた。
蝉の声などかき消され、聞こえなくなる。
響くのは、雑踏でも蝉の声でもない。あなたたちの声だ。
夏の茹だる様な熱気さえもその声によって払われるように。叫び続ける今は、熱気でくらんでいた視界がどこかクリアで、いっそ澄み渡っている気さえした。
なんだ。なんだ、と。眼下の人々が一人、また一人と顔を上げる。道行く大勢の人々が、あなたたちの方を見る。
あなたたちの声に驚いたのか、歩いていた少女の手から、風船が離れた。それはふわりふわりと上昇して、あなたたちの傍にまで上がってくる。
人々はそんなことにも気づかない。
ただ、叫ぶあなたたちを見て、慌てふためいていた。
このままでは「人が落ちる」「落ちてしまう」と。ある者は慌て、ある者は恐れ、ある者は嗤っていた。向けられるカメラとスマートフォンと奇異と、畏怖の視線。普通に生きていては味わえないほどの大注目。
不愉快なはずのそれらは、夏の暑さでおかしくなってしまった頭にとっては、どこか拍手喝采の様で。あなたたちの心をひどく高揚させた。

壱百台 古夜 「ははっ、ゴミみてぇに集まってきてら。俺たちがトレンドの一位だ」

壱岐キル 「へへ…やったぁ…赤スパ虹スパざっくざくぅ…」

壱百台 古夜 「あの大衆の中に飛び降りたらさぞや気持ちいいだろうな。なあキル」
「どうなったってお互い様だ。どうせならハデに散ろうぜ」

壱岐キル えぇ…
めちゃくちゃ悩むな SANがあと20減ってたら即座に乗ってた

壱百台 古夜 「なんだよ。あの記事見ただろ?どうせ助けなんか来ない。ならいっそ、大迷惑かけてあとを濁しまくろうってんだよ」

壱岐キル 「えぇ…や、やだよ…まだ希望を捨てたくないよ…!死ぬのいったいし!」

壱百台 古夜 「怖いなら抱きかかえててやろうか?ははっ」

壱岐キル 「ふ、ふるちゃんどうしたの?チホちゃんと死に別れて良いの?それとも何度も死んでぶっこわれちゃった?!」

壱百台 古夜 「知らねえ。ブッ壊れてんのかもな。俺が何回こっから飛び降りたと思う?数えてねえから分かんないんだこれが」

壱岐キル 「じゃ、じゃあじゃあ!この一回だけは飛び降りない選択をしようよ!同じ事したら同じ結果になるだけじゃん!」

壱百台 古夜 「……せっかくギャラリーが集まってんだぞ。シケてんなあ」

壱岐キル 「シケてていいよ!俺は箱の中で女の子と酒に囲まれてチヤホヤされる方がいいもん」

壱百台 古夜 「こっから出られなきゃそれすら叶わないぞ。 ……覚悟決まったら言えよ」

雑談

壱岐キル なんといっても生ききるという名前にしてしまったからな

メイン

壱岐キル 「う…うぇぇ…」

雑談

KP ふぁ~~~~っはっはっはっはっは 生きる気マンマン!

壱岐キル 死んでたまるかああああああああ!!!

メイン

壱百台 古夜 「あるいは、俺がこれを全部飲み切るかこれを全部吸い終えるまでに覚悟が決まらなかったら……」
にこ、と 言外に”無理矢理抱えて飛び降りるからな”と付け足そう

壱岐キル はわわ…
じゃあ注目があつまってるところで落としても問題ないだろうハンカチとか落としてみるか
人間も落ちるかもしれないぞ〜!早く助けろ〜〜〜!!って

KP ハンケチーフがひら~~~…っと落ちてきます。それぐらいですね。

壱岐キル ふぁっきん
扉の方はどうですかね?人が来てる気配とか

KP とくにないですね。
が……流れてきていた音楽がやんでいることに気付きます。

壱岐キル 扉空いたり…しませんか?

KP あかないですねえ……

壱岐キル 飛び降りるしかないかなぁ…

KP ふふ

壱岐キル 「清水の舞台から…思い切って大きな決断…ぅぅぅぅ」
「えぇぇぇん僕飛び降りるしかないのかなぁ」

壱百台 古夜 葛藤してるのを眺めてよう あー煙がうまい

壱岐キル 「ふ、ふるちゃぁん僕もっと美味しい酒も美味しいものも食べたいし女の子にも男の人にもちやほやされて難しい事考えずに楽して生きていたいよぉ」
まきこんでやる

壱百台 古夜 「お前生きる気満々だな。名は体を表すってやつを体現してる」

壱岐キル 「そりゃそうだよ死にたくはないもん!」

壱百台 古夜 「でもここじゃもう手段はそれぐらいしか無い。よかったな、一緒に死ぬ相手はここにいるぞ」

壱岐キル 「うぅ…どうせなら綺麗なお姉さんがよかった…ごつくてでかぁい…優しくしてね…」

壱百台 古夜 「はいはいお姫様、ちゃあんとあの世までエスコートしてやっからよ」

壱岐キル 「あの世でドンペリいれてよ…」

壱百台 古夜 「100杯入れてやる。ドンペリの滝だ」

壱岐キル 覚悟決めるかぁ…!

壱百台 古夜 「さっ、まだギャラリーは残ってっかな~~……お、見てる見てる」
「さーーーて、いくぞお。一世一代の大舞台だ」

壱岐キル 「うっうっ…手が硬くてでかいよぉ…」

KP 壱百台があなたの手を奪うように取る。
振りほどいたりはしますか?

壱岐キル しないです!

KP 了解しました。

壱岐キル 死んだらその時はその時よ

KP 二人の視線が絡んで、どちらからともなく、足を踏み出し、そして、身体は青の世界へ投げ出された。
その瞬間、あなたたちの足元で、いや、正確には頭上で、真っ赤な風船がパンッ、と音を立てて割れる音がした。
ああ、もうそんなに時間が経っていたのか、と気づくかもしれない。

《聞き耳》判定

壱岐キル CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 99 > 致命的失敗
wwwwwwwwww

KP へえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

壱岐キル うわああああああああ

KP これはとっておきましょう
 
蝉の声だけが、どこか遠くに聞こえる。
世界が逆さまになって、近づいてくる。空が、地面が逆になる。
地面の空が頭上を覆う。
次第に速度を増していく、止まらない、止まることのない二人の身体は。着実に死に、近づいていく。
その瞬間、あなたは、誰かと、目が合った。
あなたの視線の先に居た男、
――――ともに落ちていく、壱百台古夜が、そこにいた。
地面に激突する直前、あなたたちは目が合った。
最期、次の瞬間には赤に染まってしまうはずなのに、柘榴の様に砕けてしまうのに。
そうなってしまう直前の相手の顔だけが、酷く鮮明に映った。
 
グシャ、
 
何かが落ちた音がした、

何かが、潰れる音がした、
 
何かが砕けた音がした。
 
……
……
ハッと、意識が引き戻された。
そこは、あなたが歩いていた、炎天下の真夏の道路。
傍には見覚えのある看板を掲げた会社のビルがある。
じっとりと身体が嫌な汗で濡れている。

  「……風船、割れちゃったぁ……」
「…ちゃんと持っておかないからよ」
「え、でも、……いつの間にか手から離れて飛んでったんだよ、ほんとだよ」
「はいはい、」

KP 小さい子供をいさめる母親の声が、聞こえた。
辺りは嘘のように日常の風景だ。誰もあなたに注目しない。前を汚していた赤はなかった。
顔を上げれば、同じように呆然としている、壱百台の姿があった。

壱岐キル 「お化け…?」

壱百台 古夜 「………。……生きてるよ。俺もお前も」

壱岐キル 「僕たち夢見てたのかな…?」

壱百台 古夜 「とんだ悪夢だったな……。………ほんとに、とんだ悪夢だよ」
「おい、今日店休め。やってられっか……朝まで飲むぞ。付き合え」

壱岐キル 「飲むぅ…ドンペリぃ…」

壱百台 古夜 「んな高いやつ飲めるかよ。たまには庶民の呑み方を知っとけ。俺のよく行く居酒屋がいいとこなんだ、焼き鳥がうまい」

壱岐キル 「ぼんじりぃ…」

壱百台 古夜 壱岐の襟首掴んでずるずる引きずって連れてく。

壱岐キル ずるずる引きずられていこう

KP  
ーーー奇妙な夢遊病のような思いを覚えながら、あなたたちは何とか、あのループから抜け出した。
あなたたちが生きる世界は今日も変わらない。
あなたたちがあの時叫んだ声は、感情は。今となっては誰にも届くことはない。
否、
隣で聞いていた彼には、嫌に深く、耳に残る夏の蝉の声の様に届いたことだろう。
茹だる暑さと共に、あなたたちは、また街へと溶けていく。
誰かの叫びも、怪しげな音楽も聞こえない、
誰も意識もしていない夏の中に。
 
――――何処かから、女性の笑い声が聞こえた気がした。
 
END:A
『二人飛び降り演説後』
 
一晩で終わっちゃった!!!おつかぇさまでしたーーーーー!!!

壱岐キル おつかれさまでしたーーーーーーー!!!生還!!!
生ききった!!!

情報

KP 【報酬】

生還 1d10
KPC 生還 1d6

メイン

KP 生き切りましたねえ~~~~~~~ へへへ
えっ 一晩で終わっちゃったよ えっ
RTAか!?!?

壱岐キル これKPCが生還した分も回復できる…ってこと?!

KP 回復できるってこと!

壱岐キル え?!実はまだまだ遊べたんですか?!もったいないことした!
ほなら生存報酬ぶんふります
1d10+1d6 報酬 (1D10+1D6) > 6[6]+3[3] > 9

KP いやあ、もっと突き落としたり突き落とされたりすると思ってて もっとケンカすると思ってました!
前に回したやつは4~5日やってたのでそんぐらいかかるかなって
お、いい感じ

壱岐キル キャッキャっ

system [ 壱岐キル ] SAN : 60 → 69

KP さて なんか日程えらく余っちゃいましたね
サッと回せる短編シナリオでも持ってきますか!?

壱岐キル 一番最初に問答無用で突き落とされたからなあ

KP ふふ あれは実は確定イベント

壱岐キル お!いいっすね キルくんでいけて同じくらいで終わるのあったらありがたいかもです
確定イベントで殺されるふぅ〜〜〜〜〜〜↑↑↑

KP 古夜くんの頭にキノコ生やしたくないですか?KPCの頭にキノコが生えるトンチキシナリオがあるんですけど

壱岐キル 確定キルで下手に反論したら殺される…!って思ってた

KP あるいは、古夜くんと一緒にとけてみませんか?とけられるシナリオあるんですけど

壱岐キル 気になるのはやっぱりキノコかな…!下のキノコより立派なんじゃないのって言ってやる

KP よし
『キの字のきのこに気をつけて』というシナリオです!一応概要貼りましょう

壱岐キル やったー!!あざます!
セッション中で使わなかった照れ顔使っておこう

KP プレイ人数 KPC + 1PC または KP + 2PC
プレイ時間 1.5h
推奨技能 とくになし

探索者があまいジュースをのんだらあたまからキノコがはえちゃった?!シナリオです。
探索者くん(ちゃん)の頭からきのこがはえてほしくてつくりました。
こんな人におすすめ!
・頭からきのこがはえて泣いてる探索者がみたい
・それを見て困惑する探索者がみたい
・個性のキツい NPC の RP がしたい
・短時間ではちゃめちゃを楽しみたい

壱岐キル wwww
キルくんはバカだから何も考えずに飲みそうだな

KP あっこれ2PLのときの説明だ
タイマンだったら飲むのは問答無用でKPC、つまり古夜くんになりますね

壱岐キル やった〜〜〜〜〜〜!!!!!

KP これは部屋が既にあるので!!!明日あたりに渡しにきます!!!
部屋があるからすぐ回せるともいう

壱岐キル よっしゃ!!!仕事爆速で終わらせて待機しますわ!!!

KP やったーーーー!!!
そいだら今日はこの辺で解散としましょう お付き合いいただきありがとうございました!!
キききでもよろしくね!

壱岐キル はーい!ありがとうございました!
すげえ略し方だなききき

KP これ公式の略し方なの 好き ききき

壱岐キル 楽しいタイトル…
あ、そういえば最後のファンブル処理は?

KP あっ わすれとった
タチの悪い二日酔いになってしばらく苦しんだってことにしましょう
ほら 安居酒屋の安酒で ね

壱岐キル ふるちゃんのスーツに吐いて道連れにしよう
オロロロロロロロロロロロロ

壱百台 古夜 馬鹿野郎お前これ仕事用の服!!!!!
クリーニング代出してもらうからな!!!!!

壱岐キル ごめんごめん弁償するから〜黒服の服ぐらい出すだす〜〜〜〜ゲロも出す〜〜オロロロロ…

壱百台 古夜 吐いてるやつの介抱は慣れてるからいいけど飲ませすぎたな…

壱岐キル DV被害者人の世話になれてるな…

壱百台 古夜 仕事でも人の世話して私生活でも世話してるからな
もしかして俺マゾなのか…?

壱岐キル 苦労人…次はキノコ生えるのか…

壱百台 古夜 次はキノコが生えるらしいな

壱岐キル かわいそうに…楽しみだなぁ!

壱百台 古夜 本音出てんだよ!!!

壱岐キル それでは明日もよろしくお願いいたします!!!

KP アーーイ!!明日もよろしくおねがいしまぁす!
では…おやすみなさい!!

壱岐キル ありがとうございました!おやすみなさい〜!