1日目


PLkurage : サッ……(待機
PLkurage : あっ今日10時からか
KP : こんばんばん!
KP : 平日は残業が多いのでKPの時は10時からコースになります、すみませぬ
PLkurage : こんばんわ~!残業お疲れ様です……!
KP : おつありですー!スクショ&お手洗い&飲み物準備終わりましたら「ノ」でお知らせください
PLkurage : ノノノノノノノノノノ
KP : ありがとうございます!では始めていきましょう
KP : 【ReBirthTown】ver海くん 始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
千輪 海 : よろしく……
KP : 導入
KP : あふれてしまう。
ゆっくりと、あるいは急激に、嵩がふえていく。
あふれる。あふれる。どこで? ここで。
どこにおさめておこう?
でも、
やがて、
こぼれる。
KP : 探索者は1d10/1d100の正気度喪失を……、
……
『あれ?』
KP : 探索者は耐え難い不快感に目を覚ます。
朝日が降り注ぐいつもの布団の上で、体をくの字に曲げる。
シーツに汗ばんだ額を擦り付け、はあはあと荒く息を吐く。
胃の中がざわざわとして、今にもひっくり返りそうで、生唾を何度も飲み込む。
嘔吐感はだんだんと強さを増し、あなたはとっさに布団の中から這い出した。
じっとりと汗に濡れた衣服が不快感を助長させる。
千輪 海 : あれ?
KP : 平音以来だね~可愛いね
千輪 海 : 「………ぅ、……」
吐きそうなの?……こんなところで、吐きたくない。せめてトイレに行く。家はあまり広くはないからすぐつくはず…。
KP : 男の子部屋にしてみたよ
PLkurage : ほんとだ!広くていい部屋だ~!
KP : このまま吐きますか? 我慢しますか?
千輪 海 : 我慢する…。…吐きたくない。でも、気持ち悪い…。
千輪 海 : これがマトモな人間のロールってやつですよ 見ててください
KP : ⇒我慢する
・・・・・・・
探索者は首を上げ、必死にこみ上げるものを飲み込んだ。
胃から食道へ逆流し、今にも咥内から滑り落ち落ちそうになる。
生理的な汗と涙が滲む。
▶CON×1
ノエル : はぇ~、さんこうになりゅ~
千輪 海 :
千輪 海 : あれ?
千輪 海 : CCB<=11*1 CON*1
(1D100<=11) > 48 > 失敗
千輪 海 : 胃腸炎かなにか?無理だ、吐きそう、だめだ…
KP : 探索者は頭を下げ、こみ上げるものをそのまま吐き出した。
胃から食道へ逆流し、咥内から滑り落ちる「それ」
人肌より少し熱い「それ」は、音をたてて床にぶちまけられた。
KP : 探索者が吐いても吐かなくても、探索パートに移行する。また、探索も何もしない、という選択肢もある。
KP : ▶探索箇所[吐しゃ物/自身の状態/部屋全体]
千輪 海 : 「ぅ゛……え、えぇ゛………っげ、けほ……。……あ……」
KP : あ~~~泣いちゃった^^
千輪 海 : 吐いてしまった。ああ、片付けなきゃ……。
生理的な涙に、目の前がかすむ。喉から生ぬるいかたまりがせりあがってきて、べご、と腹部が凹む。
膝から崩れ落ち、こんな短い距離なのに動くことも出来なくて…。
千輪 海 : 息切れしながら、吐いたものに目をやる。
KP : 床にぶちまけられた「それ」は、ひどくうつくしい見た目をしていた。
深い海のような青に、小さな星々が散っているような、「それ」

しかし「それ」をじっと見ていると、奇妙な抵抗感がわいてくる。
KP : ▶<アイデア>
千輪 海 : 海、だけに海を吐いちゃったんですか?あっはは
KP : 折角なのでちょっと変えました^^
千輪 海 : CCB<=70 アイデア
(1D100<=70) > 86 > 失敗
千輪 海 : 頭が働かない……。海?自分はなにを吐いたんだ?
KP : 自身の吐しゃ物に疑問を持つかもしれないが、それ以上は特に感じることもないだろう。吐しゃ物については以上です
千輪 海 : こんなメルヘンじみたものを吐くなんて、おかしい…。
またヘンな状況に巻き込まれたのかな?……自分の状況を、見てみる。
KP : 真面目くんRP善き
千輪 海 : もしかしたらこれが血のかたまりで、自分の腹には自分で突き刺した包丁が刺さってるのかもしれない。
このところの自分の行動には自信が持てない。いつの間にか縄で首を吊ろうとしてたり、手首を深く切り裂いていたり…。だから、その一環だろうかと思っている。
KP : ◎自身の状態
探索者は断続的な嘔吐感の正体を探ることができる。
・前日の記憶→前日、あるいはここ数日の体調は良好だった。昨晩に深酒をした記憶もない。
・現在の体調→<医学><応急手当>を振ることができる
ノエル : まぁ~~じであたしとは大違い!あたしあんなに考えないもん!きゃはは!!
KP : ジャンキーと一般人の違いも奥ゆかしき
千輪 海 : CCB<=50 応急手当
(1D100<=50) > 52 > 失敗
千輪 海 : 惜しい
KP : 医学もどうぞ
千輪 海 : CCB<=5 医学
(1D100<=5) > 35 > 失敗
千輪 海 : 惜しい…
KP : いい出目なのですが……
千輪 海 : 「………なんなんだ、いったい…」
とりあえず、自分の吐いたものは片さないと。同居している母親に迷惑はかけられない。
だから、母さんが帰る前に…ていうか、たぶん仕事だよね…?俺、大学は…いかなきゃ、なんだっけ……。
KP : 自身の体調は詳しく見ることは出来ませんが強い嘔吐感だけは続いているのは感じていいでしょう。自身の状態は以上です。
KP : ※吐しゃ物を片付ける、または触れるといった行動をとるなら、それは確かに探索者の口からあふれたが、本来の吐しゃ物のように、強い抵抗感や不快感は感じないと思う。
千輪 海 : ……なんだろう、あまり抵抗感を感じない。普通吐いたものなんて自分でも触るのは嫌なのに。
でも、なにを吐いたかすら分からないから、しっかり掃除はする。拭いて…それで、消毒までして…。迷惑にはなりたくない。なりたくない…。
千輪 海 : 吐瀉物を拭いた雑巾を洗って、なんとなくぼんやり…部屋全体、を、見る…。
そういえばこの部屋は…なにか、おかしなところはある?
KP : ◎部屋全体
探索者は部屋を見渡し、やがてスマホやテレビに視線を移す。誰かに連絡をとろうとしたか、あるいは気を紛らわせようとしたか。
液晶画面を見ると、操作もしていないのにパッと映像が映る。どうやらリアルタイムの中継映像のようだ。
KP : 資料【中継映像】を開示
女の子 : 「あ、はじまった?中継されてる?」
KP : 少女は前髪を触っていた手を下ろし、ぱっと笑顔を向ける。
少女の背後に、いくつかのカラフルな造形物が見える。遊園地のようだ。
女の子 : 「みなさん、ちゃんと吐いてますか?我慢してませんか? 吐くときは吐しゃ物が器官に入らないように頭を下げて、下を向くといいですよ」
女の子 : 「嘔吐を無理に我慢するとパニック状態になっちゃう可能性もあるんですって」
千輪 海 : 「え?は……?」
千輪 海 : 「……何………なんか、はじまった……」
KP : 少女は頭上を見上げる。カメラが視線を追うと、そこには巨大な観覧車、そして霞がかった巨大なナニかがある。カメラが少女に戻る。どこか要領の得ない説明を続ける。
女の子 : 「まずはごめんなさい! 私失敗しちゃって、町が大変なことになっちゃいました。悪い神様が召喚されちゃったんです」
女の子 : 「でも大丈夫! どうにかなりました! みなさんはたくさん吐いて、吐いて、すっきりするまで吐いてください!それとぉ…」
KP : 少女は手元に視線を移す。手帳を捲ろうとして落としてしまい、しゃがむ。少女が視界から消える。
女の子 : 「あ、やば。下向いたら気持ち悪くなってきた…」
女の子 : 「もしかしたらこの中継を見てるひとの中で、私みたいになかなかすっきりしないひとがいたら、色々試してみてください。例えば、あ、うう~…」
KP : 短い水音と、少女の浅い呼吸の音がする。
女の子 : 「ああ~だめ。気持ちわる……まだ出る…カメラとめて……」
KP : しばらくして、大観覧車の方へ向かう少女の背中が映る。そして中継は途切れた。
KP : ・・・・・・・
千輪 海 : 「………」
なんとなく終わるまで見てたけれど…何?これ……。
千輪 海 : 「吐いてた……。……神を召喚って、……」
覚えがある、そういうの。それって相当マズいんじゃないか、って思うんだけど…。
千輪 海 : 外を、外を見る。どうなってる?
KP : では貴方は外に向かう
KP : 抜けるほどの晴天だった。雲一つない空に、心地よい風。
しかし、どこかおかしい。日常とは言いがたい。
向ける視線の先には、不定形に歪む記号のようなものがちらちらと明滅を繰り返している。舞う綿埃が光に当たり白く輝く、そんな光景にも似ているだろうか。
また、街並みもどこかおかしい。風景を切って継いだような違和感がある。都合の良いものがすべてそこにあるような。
KP : とにもかくにも、家の外にあなたを害するものは何もなかった。
道端で嘔吐するひとびとの呻き声と水音。
遠くに見える、あなたの町にあるはずのない大観覧車。
そして天にそびえる、あまりにも巨大なナニか。
それ以外は、とくには。
KP : ▶探索箇所[町の様子/大観覧車/巨大なナニか]
千輪 海 : 「………なんだ、これ……。なんだこの、光景……」
千輪 海 : 巨大なナニか、が、目に入る……。なに……?
KP : 海くんは「巨大なナニか」と言われて、何か思い浮かべたり、「これだったらいいな~」みたいなのはありますか?
千輪 海 : 本を読むのが好きだから…巨大図書館?
KP : かしこまりました。
KP : ではそれが、天に突くほどの巨大な図書館に見えてくる
千輪 海 : 「……なんだあれ。でっかい……何?図書館………?」
KP : 遠くにある観覧車のさらに背後に、天につくほど巨大ななにかがいる、気がする。靄がかっていてよく見えない。気がする。だが数えきれないほどの蔵書があることだけは解る
KP : ◎巨大なナニかは以上です
千輪 海 : 大観覧車を遠くから見る……。なに……?
千輪 海 : さっきからこの状況が分からなさすぎる。うちの近くにあんなでかい観覧車なんてなかったよ。
KP : ◎大観覧車
大きな観覧車。遠くにあるが、歩いていけない距離ではない。ゆっくりとだが回っているように見える。稼動しているようだ。
千輪 海 : 見るだけにしておく……。町は?どうなってるの?
KP : ●町の人
すべての人間が理由不明の嘔吐感に見舞われている。少なくともあなたの視界に入ってる人間は、まともな日常生活が送れていない。
町並みなどは、都合の良いように普通に買い物もできるし、電車も動いているが、この状態でも出勤しようとした社畜や、友達や家族の様子を見に行こうとした人が道端で吐いてる。だいたいの人間は自宅でベッドやトイレに縋り付いているだろう。
KP : 町の人に声をかけることもできます
千輪 海 : 自分の吐き気はどうなってる?一度吐いて落ち着いた?
KP : まだ吐き気はありますね
KP : とは言え会話できないほどではないでしょう
千輪 海 : じゃ、じゃあ……その辺で気持ち悪そうにしてる人が心配なので、声をかけてみる…。
千輪 海 : 「あの、……だいじょうぶですか?吐き気…に、襲われているように見えるのですが…」
KP : 優しい……
町の人 : 「けほ、え、ええ?お気遣いありがとうございます……」
ノエル : ここであたしのロール見てみようか
ワハハハ!!!ラリってたな~~~
町の人 : 「でも、私だけじゃなくてみんな吐いてるみたいですね……起きたら急に吐き気に襲われたんですけど、貴方も顔色悪いですよ?」
千輪 海 : 「いや、俺は…俺は、べつに、いいです……。そう、なんだかみんな吐いてて…。これって、何かの感染症とかじゃ……」
町の人 : 「そう、かも?でも、吐くと少し楽になった気がします。我慢しない方がいいかも……」
KP : といった話が聞ける。町の異変については違和感はあるが、指摘されても上手く認識できない。
千輪 海 : 「あの、……町、おかしくないですか?なんだか、立ってる建物が別っていうか……あの観覧車とか……」
話すだけ話してみる
町の人 : 「え?そうなんですか?吐いている人は目立ちますけど、新しく建ったんじゃ?」きょとんとしている
千輪 海 : 「ええ……」
千輪 海 : 「……や、大丈夫、です……。あ、……ありがとう、ございました…。お大事に…」
千輪 海 : とりあえずその場を離れて…おかしくない?明らかに…
千輪 海 : その辺、知り合いが歩いてたりしない?しないか…。知り合いも家の中で吐いてたりするんだろうな…。
KP : 幸運してみます?
千輪 海 : してみようかな
KP : どうぞ
千輪 海 : CCB<=55 幸運
(1D100<=55) > 67 > 失敗
千輪 海 : ツイてなかった
KP : 残念出会いませんでした
千輪 海 : あれ?ここまでひとつも成功して……な……
千輪 海 : 考えるのはよそう
KP : 誰か知り合いがいないかと町に向かう。流石に閑散としているが、病院にでも向かおうとしているのか、出歩いているものも少なくない。
道に膝をついて吐いているものもいれば、顔色こそわるいがしっかりと歩いているものもいる。どうやら嘔吐感や嘔吐頻度には個人差があるようだ。
キラキラとした水たまりが、道のあちこちに放置されている。
KP : あなたが町を歩いていると、どこからともなく声がかけられる。
吐しゃ物収集お兄さん : 「やあ! 不躾で失礼! そのゲロ、僕に売ってくれないだろうか!」
KP : パリッとしたスーツを着た元気そうな男性が、足早に近寄ってくる。
その足取りは嘔吐感に苛まれているようにはとうてい思えない。
千輪 海 : 「へぁ」
千輪 海 : 「ぃえ、うあぁ、え?はい、え?」
千輪 海 : 「な、……なに、なんですか、なんですかあなた……し、知らな、えああ」
吐しゃ物収集お兄さん : 「失礼。ひとびとの様子を見ていたら、君たちがとくにイキの良いゲロを吐いているのに気が付いてね。ぜひとも売ってほしいと思い、声をかけたんだ。とくに君のゲロが素晴らしい。君のゲロなら、客はいくらでも金を出すだろう」
千輪 海 : 「は、は、吐いてないです、吐いてないです!なんですかあなた…!」
千輪 海 : 「吐いて、な、うぇ……」
吐きそう、我慢したい、我慢できる?
KP : CON×1で 失敗したら吐きます
千輪 海 : CCB<=11*1 CON*1
(1D100<=11) > 90 > 失敗
千輪 海 : 「は、吐、ぅぷ……げ、ぅあ゛……」
またおなかがべごりと凹む。胃からなにかがせりあがってきて……。
吐しゃ物収集お兄さん : 「ああ、勿体ない!君、売ってくれるならこっちに出してくれ」
ノエル : まぁ~~~~じであたしと正反対だねコイツ あんなに耐えることなくない?
KP : 売ってもいいし断っても構いません
KP : ノエルちゃんは盛大でしたね~
千輪 海 : このままここに吐き出したくない、せめてなにか容器が欲しい…!
ノエル : あたし我慢することすらしてなかったよ げろ~~
吐しゃ物収集お兄さん : 「ほーら売ってくれるならこっちに吐き出してくれ」スーツケースを探索者の足もとにがばりと開く。口の広いボトルが何本か収まっている。
千輪 海 : と、咄嗟にそれを手に取って中に吐くよ!まき散らすよりは絶対まし…!!
吐しゃ物収集お兄さん : 何本吐いてくれるかな~♡
千輪 海 : え?
PLkurage : 1d10本ぐらいいきますか
KP : どうぞ!
千輪 海 : え?
千輪 海 : 1d10 え?
(1D10) > 6
千輪 海 : ろ ろくほん……
吐しゃ物収集お兄さん : 「ありがとう。6本も!良い嘔吐だったよ。そうそう、報酬は納品後に君の手持ちに届くと思うから、受け取ってくれ」
千輪 海 : 「うぇ……げほ、げほ……はあ………。……それは、どうも……」
おなかが苦しい、喉が痛い。吐きすぎて腹筋が吊りそうだ。息も出来なくて本当に苦しかった……。
ぼんやりする意識の中で、かろうじて返事だけはする…。
吐しゃ物収集お兄さん : 「ああ、そういえば何者かだったね。私のことは「吐しゃ物収集お兄さん」と呼んでくれたまえ」
吐しゃ物収集お兄さん : 「世の中には金を払ってでも危ない体験や怖い思いをしたい人たちがいてね。バンジージャンプやお化け屋敷が最たる例だろう。でも実際に怪我をしたりトラウマを抱えたくない…そこでその「吐しゃ物」だ。上質な「恐怖」「経験」そのものといえるそれを入手したいと思える奇特な人々が、この世には一定数いるんだよ」
千輪 海 : 「え……なに……」
吐しゃ物収集お兄さん : 「そうでなくても吐しゃ物は需要があるからね。また吐きたくなったら売ってくれ」
KP : と、意気揚々とその場を立ち去る。
千輪 海 : 「ええ………」
一言一句何を言ってるのか理解不能なんだけど……吐瀉物に需要が?なんで……?
KP : 宇宙猫になりつつも貴方は残される。目につくのはやはりあの巨大観覧車だろう
千輪 海 : 「………」
町を、なんとなく歩いてみる……。おかしなところ、おかしなところしかないけれど…。
KP : ●記号のような光
〇のような△のような、もっと複雑な記号のような、小さな薄い光が漂っている。それは視界に常にあり、触ることはできない。目の中に入ったゴミかとも思うかもしれないが、目をこすってもそれは消えない。
<医学><精神分析>
千輪 海 : CCB<=35 精神分析
(1D100<=35) > 26 > 成功
千輪 海 : あ、成功した…
KP : えらい!
KP : 単純幻視という幻視の種類を思い浮かべる。幻視とは視覚対象のない認知である。単純幻視とは光、きらめき、線などの単純な視覚像を知覚する。また、複雑幻視は、人、動物、物体などの意味を有した特定の形態を持つ視覚像を知覚する。しかし、当然探索者自身には幻視を生じさせる病態の心当たりはない。
KP : 町は以上です
千輪 海 : なにて?
千輪 海 : 「……幻覚?……この街が幻覚みたいだよ、もう」
KP : そうぼやきながらも足は観覧車の方に向かうだろう
千輪 海 : ……どこに行くあてもないまま、…なんとなく、観覧車の方へ行くよ。
あれが一番目立つ。
千輪 海 : は?らりらりな曲が聞こえてきたんだけど
KP : しばらくすると、唐突に大きなゲートが現れた。
カラフルな色合い、ポップな造形、軽快なメロディー。どうやらここは遊園地のようだ。
遊具がいくつかあり、さきほどから見えていた巨大な観覧車も敷地内にある。
探索者が自室で見た中継映像は、このゲートの前で取られたのだと分かる。
▶<目星>
PLkurage : ここいつもすき
KP : らりらり^^
千輪 海 : CCB<=85 目星
(1D100<=85) > 31 > 成功
KP : !<目星>情報
門の前に、吐しゃ物まみれになった手帳が落ちているのを発見する。
千輪 海 : 「う、うわ……。なんか落ちて……あ、あの人の?……」
あの映像に映ってた子、手帳を落としたとか言ってたな…。こんなところに落としっぱなしにする?
千輪 海 : 心底触りたくない。ばっちい…。
KP : 朗報です。ちょうどページが開いたまま落ちている
千輪 海 : じゃあ……そのページだけ覗き込む…。
KP : 資料【吐しゃ物まみれの手帳】を開示。
PLkurage : 譲歩を見た
KP : 資料【吐しゃ物まみれの手帳】
※ところどころ判読不可能な箇所がある
まさかまさか、こんなことになるなんて!
神様だとか信者だとか呪文だとか招来だとか、とにかくやるべきことをやって、目指す場所に行ってを繰り返し
て。
でも失敗してしまったみたい。大きな神様が町に降り立ってしまった。
正気な人間が一人残らず消えてしまうような■■。
けれど、■■■■が人々を守ってくれた■たい。ありがとう■■ッシュ!
そして町は■■に包まれた。
この吐き気は罰?代償?■とも、贈り物?
わけがわからないけど、これ以上悪く■りようがな■し、我慢■るのは■■ないよね。
あ■■もそう思う?
■■■■■い、■■■……
以下、判読不可能
KP : 触りたくないよねー(一般人だもの)
KP : 手帳は以上です
ノエル : ふつうに拾いあげちゃった!ゲラ!
KP : ノエルちゃんは強い
千輪 海 :
千輪 海 : 「……」
やっぱり、なんだかそういう事象に巻き込まれたみたいだ。桃さんたちや四之宮さんたちと奔走したことや……あの、恐ろしくて思い出したくもない夢を思い出す。
千輪 海 : 情報に書いちゃったわ
KP : あるある
KP : 探索者が門をくぐると、2体のきぐるみがキュートなアニメ声で話しかけてくる。
着ぐるみA : 「こんにちは。わたしはきぐるみさん」
着ぐるみB : 「吐けていますか? すべて吐けましたか?」
KP : ゆらゆらと左右に揺れながら、探索者の顔を覗き込んでくる。答えないと解放してくれなさそうだ。
探索者はなんと答えるだろう。
千輪 海 : 「ひ、え、……え?」
千輪 海 : 「吐、ええ……なに……吐かない、で、すよ、もう……」
KP : きぐるみさんが左右に揺れながら、大げさに驚いたポーズをとる。
着ぐるみA : 「それはいけません。すべて、すべて吐いてください。遊園地の中に救護室がありますよ、ぜひ向かってください」
着ぐるみB : 「その前に、おてつだいをしましょう」
千輪 海 : 「へえ?え?え、」
KP : まるい手がそっと探索者の腹に添えられる。わずかに力が籠められ、押された肺からふぅと吐息が漏れる。
次の瞬間、まるで胃を直接押し上げられるような感覚を覚える。奥に引っかかっていた何かがドッとあふれ出そうとしていている。あなたは膝を折り、きぐるみさんの足元に激しく嘔吐した。
つぶらな二つの目が、じっと静かに見下ろしている。
千輪 海 : 「!? っげ、ぇぇ゛……!?ぇ゛ほっ、げぇ……っ、ぇぁ゛」
苦しい!苦しい苦しい!なんで急にこんなに吐きたくなるんだ!?
こみあげてくる物がまったく抑えられない、胃をまるごと鷲掴みにされて振り回されてるみたいだ!どんどん喉の奥からせりあがってきて…止められない、止まる気配がない!
KP : 可愛そうに^^
千輪 海 : さんざん吐いて、吐いて、吐き尽くして…服も、膝も、なにもかもがべとべとだ。
着ぐるみB : 「もっともっと吐きなさい。すべて吐くまで健全にはなれませんよ」
千輪 海 : 「げ、ぇほ、も、出な……っげぇ……うぁ゛、ぁ……」
なんて言ってるのに、まだ出るんだ。際限なく出る。どこにこんなに収まってたんだ?俺の胃の中なんてもう空っぽなはずなのに、あとからあとからこみ上げてくる。
千輪 海 : さんざん吐いて、ようやく何も出なくなってくる。涎だけがばたばたと膝の上に垂れ流しになって、涙も溢れて落ちてくる。染みて冷たい。
着ぐるみA : 「さあさ救護室へ」
千輪 海 : 「はあ、はあ、はあ……げほ……」
もう意識も朦朧としてる。よたよたと救護室へ連れていかれる…。
ノエル : はーーーん、これがふつーのひとの反応なんだ はーーーん
KP : 付き添われ、中に入れば、きぐるみさんがふらふら歩き回っている以外は、他に客はいないようだ。
それなのに、ときおりゴーというやかましい音と共に、コースターが敷地内を縫うように駆け抜けていく。
ひときわ大きな観覧車がゆっくりと回っているのが見える。その根元に広場があり、周囲のカラフルな空気とは少し不釣り合いな、銀の石像が佇んでいる。
KP : ▶探索箇所[救護室/石像/観覧車]
KP : これが一般人の反応
KP : ◎救護室
KP : クーラーが効いた清潔な救護室には、うす桃色のミニスカナース服を着た女性がいた。
女性は酒瓶を煽りながら、優し気に微笑む。鋭く尖った八重歯が覗く。
ナース服の女性 : 「あら、気持ち悪いのぉ?ちょっと休んでく?」
KP : ▶探索箇所[女性/棚]
千輪 海 : 「………」
酒瓶がもう、まともに見える。やすみたい……。
千輪 海 : 「……やすんで、き、ます……。横に、ならせて……」
ナース服の女性 : 「んふふー♡どうぞ~」ポンポンとベッドに誘導する
KP : 話しかけても話しかけなくても、女性は優く親し気に話しかけてくる。
ナース服の女性 : 「ずいぶんと疲れているのね。何回も吐いたのでしょう?」
千輪 海 : 「……」
ちいさく頷く…
ナース服の女性 : 「応急手当の知識はあるの? ただやみくもに吐いても体に毒よ。棚に雑誌があるから読んでいくといいわよぉ」
ナース服の女性 : 「あとぉ、お洋服もべちゃべちゃねぇ?着替えも棚にあるから着ていきなさいな」
千輪 海 : 応急手当、ちょっとだけあるんですよね(50)
まあ当たらないんですが……
千輪 海 : 「……ありがと、ございます……」
千輪 海 : お礼を言って、素直に着替えを借りる。本当はシャワーも欲しいけど…なんか、ぬれタオルとかないかな…。
KP : ●棚
医療系の書籍や雑誌などはほとんどない。棚の上には缶や瓶の酒が乱雑に置かれている。また、探索者がきぐるみさんのせいで汚れていた場合、替えのTシャツやズボンも見つかる。
辛うじて、応急処置の簡易的なガイドブックがあり、吐き気・嘔吐についての項目を読むことができる
KP : 酒瓶ならありますねぇ
KP : 資料【応急処置のガイドブック】を開示
KP : 資料【応急処置のガイドブック】
吐き気は反射であるため、本人の意思では制御できない。
嘔吐行為を強制的に停止させると、パニック状態に陥る場合もあるため、吐けるだけ吐くのがいい。
吐き気・嘔吐は急性胃炎や食中毒で胃が刺激されることで起こる。また、食べ過ぎや飲み過ぎでも吐き気が起こる。神経性の嘔吐もある。
過度の運動/乗り物酔い/高温閉所/貰いゲロ/悪臭不快な映像や音声といった精神性ストレス などといった原因でも起こる
吐いたあとは水分および塩分を補給すべきである
千輪 海 : 「……水かなんか、ありますか…。あと、タオル…。……塩タブレット、も……」
千輪 海 : あれだけ吐いたんだから、水かなにかはさすがに摂取するべきだよな…。
KP : 探索者が棚を見終わると、ナース服の女性はふらふらと探索者にしな垂れてくる。
ナース服の女性 : 「そうねえ、ちゃんと水分補給してる? 吐きっぱなしはよくないわよぉ。吐いたら吐いたぶんだけ、体に入れないと」
KP : そう言って、グラスに酒を注いでくる。
酒は夜空を溶かしたような濃紺色をしている。粒子のような細かな星々が瞬き、それは心を直接捕まれ、揺さぶられるほど美しい。
ナース服の女性 : 「さあどうぞ」
千輪 海 : 「え、何……や、ちょっと、やめ……!!」
ナース服の女性 : 「何って水分補給よ?飲まないの?」
千輪 海 : 「飲まない!酒はさすがに飲まないです!そもそもそんなに好きじゃないし…!!」
ナース服の女性 : 「ふーん?そう」
KP : そう言って差し出したグラスを自ら飲み干してしまう。
KP : 救護室は以上です
PLkurage : 惜しいことしたね 口移しとかしない?(無茶ぶり
KP : お?したい?
PLkurage : PLはしたい!!
千輪 海 : やです
KP : PLとPCで対抗ロールしてもろて
PLkurage : 2d100 私/俺
(2D100) > 91[40,51] > 91
PLkurage : チッ PCの意思を尊重します
KP : はい
KP : しばらく横になれば動けるようにはなるだろう。それでも吐き気は治まらない
千輪 海 : choice 横になってる時も数度吐いた 我慢した
(choice 横になってる時も数度吐いた 我慢した@05) > 横になってる時も数度吐いた
千輪 海 : 「………」
横になってる時も数度吐いてげっそり…。なんとかゴミ箱に吐くだけの理性はあったと信じたい。
千輪 海 : 「……すみません、らちあかないんで、そろそろいきます……。休ませてくれて、ありがとうございます……」
千輪 海 : 正直救急車が欲しいところだけど、町中これじゃあパンクしてるだろうな…。
KP : 街中にあふれている時点でお察しですね
千輪 海 : 大人しく外に出る。ふらふら…。
KP : 石像と観覧車どちらに向かいますか?
千輪 海 : 近い方、石像…?
KP : ◎石像

巨大なアトラクションの間に埋もれるように立っている。頭上に月桂冠を頂く、銀色の石像だ。ローブを身にまとい、穏やかな瞳はどこか遠くを見つめている。
▶<クトゥルフ神話技能>
千輪 海 : CCB<=5 クトゥルフ神話
(1D100<=5) > 86 > 失敗
千輪 海 : 惜しいかも
KP : 惜しいですね。
KP : 何の石像だろうと思うかもしれないがあなたはそれどころではなかった。石像は以上です
千輪 海 : (…なんだろう、この石像…。遊園地にあるには、なんだか変な、ような……)
千輪 海 : (どうでもいい……。きもちわるい、ずっと吐きそう……)
千輪 海 : ふらふら観覧車の方へ。
KP : ◎観覧車
・・・・・・・
直径100メートルはありそうな、巨大な観覧車だ。一周15分といったところ。
40数個のカラフルなゴンドラとともに、ゆっくりと円形の鉄の塊は回っている。
乗り込み場は無人で、係員もいないが、探索者がゴンドラに近づけば扉が音もなく開く。
KP : このまま乗ってみますか?
千輪 海 : いや、気持ち悪いのにさらに気持ち悪くなりそうなものに乗ってどうするの…?
乗らない…。
千輪 海 : 「……もっと酔いそう…」
数歩後ずさって離れる
KP : かしこまりました
KP : ではEDに進行します
KP : あなたは嘔吐感に苛まれながら、自室にこもることを選んだ。
この不可解な状況に違和感こそあれど、そこにあなたを害するものはないと言い切れた。
何度も吐いて、吐いて、吐いて、
そしてようやく嘔吐感が薄れてきたころ、力尽きるように横たわった。
意識が遠のく。ゆっくりと融かされるように。眠る。
千輪 海 : 自室に戻った!?!?
KP : ――目を覚ますと、あなたはいつものベッドで丸くなっていた。
起きがけの咥内が、少しだけ苦く、少しだけ酸っぱい。
あなたは起き上がり、水を飲もうと蛇口をひねる。透明で、清らかで、すこし生ぬるい水が勢いよくあふれ出し、コップを満たした。
咥内を濡らし、喉を滑り落ち、胃に収まる。
あなたは息をつき、味のしない濡れた唇をひとつ舐めた。
そして、今日も、探索者は、
KP : クトゥルフ神話TRPG「ReBirthTown」END-A:さいたらはいた

探索者生還でシナリオクリア
千輪 海 : ほっ……
KP : ※探索者の古い恐怖と幸福はすべて押し流された。
探索者のSAN値を、キャラクターシート作成時の初期値に再設定する。
KP : →生還
※SAN値が初期値に戻る以外に、報酬による正気度回復はない
KP : □報酬
・吐しゃ物お兄さんに吐しゃ物を渡した場合
→後日、自身の口座に5万円が振り込まれている。
 加えて、クトゥルフ神話技能が5%減少する
KP : □後遺症
嘔吐はさせたかったがクトゥルフ神話技能を減少させたかったわけではないPCには、代わりに下記の後遺症を付
与する。
・[後遺症:慢性的な吐き気]
探索者は一度に5ポイント以上の正気度を喪失する際、嘔吐感に襲われる。嘔吐しなかった場合、一時的にCONが
-1される。この後遺症は1d3シナリオ分続く
system : [ 千輪 海 ] SAN : 27 → 55
千輪 海 : 1d3 期間
(1D3) > 3
千輪 海 : 3シナリオ分は吐き気に襲われる…
KP : よちち
KP : 両方のEND見れましたね。お疲れ様でした!
PLkurage : やった~~~~!!コンプリート!!
PLkurage : 神様に会うルートと会わないルートですかね、これは?
KP : END分岐は観覧車に乗るか乗らないかですね
PLkurage : ははあん ちりちゃんはあのまま帰って家のお布団でうずくまったんですね
KP : ・大観覧車に乗りエンディングを迎えた
→クトゥルフ神話技能が5%減少する 
KP : これがあるかないかの違いくらいです
PLkurage : なるほどな~~~!面白…
PLkurage : 常人の動き方だと観覧車は乗らないですね~~……あからさまに怪しくて酔いそうだし
逆に常人じゃないと乗っちゃうかも
KP : 確かに
PLkurage : ノエルと違った常人の動きも楽しかったです!
KP : 両方楽しんでいただけて良かったです(n*´ω`*n)
KP : あとはログを書き出しして自由化遺産となります。本日もおつきあいありがとうございました!
PLkurage : はーい!おつかれさまでした!たのしかった~!