ダーリャ = ウィリケン
ごそ……
シチュエーションなんにしましょうか みなさん生前想定で話しているようなので
オリバー・クラウチ・ジュニア
こそこそ
生存軸……ここも、決戦前夜とかでしょうか
ダーリャ = ウィリケン
その辺りですかね
とくに互いの部屋へ訪れるような性格でもなさそうですし、中庭に出てみますか?
オリバー・クラウチ・ジュニア そうですね、お互い夜更かしみたいですからその辺から?
ダーリャ = ウィリケン
では中庭にお散歩しにいきましょう
お気に入りの位置があります 月の光も届かない木の根元
オリバー・クラウチ・ジュニア
素敵スポットだ、行きましょうか
「おじさん、おひとりで散歩ですか」〆
ダーリャ = ウィリケン
「? ………ああ、えっと」
choice[呼ぶ,まだ] (choice[呼ぶ,まだ]) > まだ
「うん。………きみもここを狙ってきたの?それとも、偶然?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「偶然です。今日は夜露が多いみたいなので畑の様子を見に」
ダーリャ = ウィリケン
「………畑」
「……そういえば、そうなんだっけ。いまはなにを育ててるの?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「ラディッシュです、日本由来の白くて大きいラディッシュ。ダイコン……とか言うらしいですよ」〆
ダーリャ = ウィリケン
「だいこん」
choice[わかる,あまり…] 概念 (choice[わかる,あまり…]) > わかる
「………へえ。ニホンのは、珍しいよね」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「隊員にニホンの血筋の者がいて……まぁ、それは別に良いんです。
おじさんは散歩……なんて言ってましたが、いつもおひとりなんですか?」〆
ダーリャ = ウィリケン
「………誰かといるのは、得意じゃないんだ」
「避けられる方が…得意だよね」
見えない月を見上げて、独り言みたいに〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「避けられ……てるんですか?おじさんは愛されてるような気がしますけど……」
きょとんとした顔のオリバー〆
ダーリャ = ウィリケン 「………それは、冗談?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「本当です。大変だったんですよ、この間の食堂。死神隊が三つ巴の戦争を始めて……」
さも真剣なふうに言う。冗談のつもりは無いらしい〆
ダーリャ = ウィリケン
choice[把握してる,えっなにそれ] (choice[把握してる,えっなにそれ]) > えっなにそれ
「は?…………え?なにそれ…初めて聞いたんだけど……」
「いや、そ、その、えっと……。少し、隊の統率は取れてないほうでは、あ、あるけども……。三つ巴って……」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「『隊員に着せる水着は女物か男物か』、というのが発端なんだそうです。てっきり分かってて放置してるのかと思ってました」〆
ダーリャ = ウィリケン
「え?………え……………」引…
「……うちの、そんななの?ええと………め、迷惑かけた…ね………?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「いや、まぁ、大変でしたけど周りのみんなは慣れてますから。……今の心中を少しお察しします」〆
ダーリャ = ウィリケン
「…………もっと、周りを……見るべきなんだろうか、僕は」
「……嫌だね、なんだか。夜は好きだけどさ、考え過ぎるよ」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「そうですね。けど意外ですね。おじさんも考え事するんだ」
珍しく笑う〆
ダーリャ = ウィリケン
「意外って………。失礼だな、君は」
むす、と頬を膨らませる なんとなく不機嫌な顔〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
choice[謝る,とぼける] (choice[謝る,とぼける]) > とぼける
「はて、なにか失礼しましたか?僕はおじさんの事が知れたので嬉しいだけですよ」〆
ダーリャ = ウィリケン
「………はは、僕の何を知ってそんなに面白がるの」
「僕ばかり知られるのは面白くない。そうだな……」
「……『吊るされた男』オリバー・クラウチ・ジュニア。君は、初対面のとき、僕にどういう印象を持った?」
悪戯を仕掛けてみよう〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「………………」
僅かに微笑んでいるが、黙る。何かを考えているのか。話すべきか、誤魔化すべきか。オリバーは……
choice[素直に話す,嘘ではないが誤魔化す] (choice[素直に話す,嘘ではないが誤魔化す]) > 素直に話す
「救済、したいと思いました。隊員だった時の貴方を見てそう思いましたよ」〆
ダーリャ = ウィリケン
「…………」
「………君のライフル銃でこの頭を撃ち抜きたかったの?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「はい、もう苦しまなくて済むように。その小さな額に銃口を突き付けて……ああでも、今はそうは思いませんよ?」
続きを言おうとして、今度こそ誤魔化したのは明らかだった〆
ダーリャ = ウィリケン
S1d1 「……今は、救済はしてくれないのか」 (1D1) > 1
「きっと、美しい光景だろうな。アルカナは次へ継承される。君がそれを選択しても、問題はなかったはずだよね」
「………畑を見にいくの、ついていってもいいかな。君と話しているのは、他よりは少し…気を紛らわす助けになる。道中、もう少し話そうよ」
服についている土と枯れ葉を叩いて落とし、立ち上がる〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「ええ、勿論。元々誘うつもりでしたし」
立ち上がり、自分もおじさんに倣って服の泥を払うと、ゆっくりとちいさな歩幅で歩き始めた。〆
ダーリャ = ウィリケン
少し後ろをついていく。
自分は歩く速さはあまりない。大概他のものには置いていかれるが、今夜はそのようなことはなさそうだった。
「……なにを話そうか。さっきの流れを汲んで、互いについての質問でもしてみる?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「面白そうですね、それじゃあ今度は僕からでしょうか?」〆
ダーリャ = ウィリケン 「そうだね。好きなこと聞いてみていいよ。答えられる範囲なら、の話だけど」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「では……僕にはなんの色が似合うでしょう?おじさんのご意見が聞きたいです」〆
ダーリャ = ウィリケン
「色?……そうだな」
「………君に持っているイメージは、赤と黒だ。見たままだけれど」
「…………そのまま答えるのは芸がないね。緑はどうかな」
「植物の緑。……作物を育てているから。…なんと、なく」
尻すぼみになっていく……。変な答えではなかっただろうか、と思ってしまうな〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
choice[モフる,モフる,モフる,我慢する] (choice[モフる,モフる,モフる,我慢する]) > モフる
ちょっぴり両手で頭をモフります〆
ダーリャ = ウィリケン
choice[びっくり(平気),びくっ,嫌ではなかった] (choice[びっくり(平気),びくっ,嫌ではなかった]) > びっくり(平気)
「うわっ……え?何…」
髪は未手入れではあったけれど、最近はどうやら少しよいシャンプーを使われているようで。
もつれているところもありながら、そこそこに触り心地はいい…はず。〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「すみません、なんだか教会で飼っていたうさぎを思い出しまして……」
おじさんが驚いたようなので手を引く。思わず足を止めていたので、また歩き出して続けた。
「決戦が終わったら、部下から息抜きに出掛けようと誘われたんです。それで、幾つかある外套のどれを着ていこうかと思いまして。質問の意図はそんな理由です」〆
ダーリャ = ウィリケン
「……仲がいいんだね。そっか、じゃあ緑の外套で出かけなきゃだ。…持ってる?」
(うさぎだと思われてるのか……?これは……)首傾げ〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「実は黒と、貰い物の青い外套しかなくて。」〆
ダーリャ = ウィリケン 「ふうん。……作ってみるのはどう?緑の布を買ってさ」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「おじさん。作れるんですか?」
感心したように目を丸くする〆
ダーリャ = ウィリケン
choice[言っただけ、そんな生活力あると思ってる?,うん、作れるけど……] (choice[言っただけ、そんな生活力あると思ってる?,うん、作れるけど……]) > 言っただけ、そんな生活力あると思ってる?
「言っただけだよ。……そんな生活力あると思ってる?」
なんだか力が抜けたみたいにわらってしまうな…〆
S1d1 なんとなく、アルカナ隊員の顔ではない年相応というものを感じてしまって。 (1D1) > 1
オリバー・クラウチ・ジュニア
「思わないです。だから驚いてしまって……これは意外、じゃなかったですね」
おじさんにつられるように笑う〆
ダーリャ = ウィリケン
「ふふ、見た通りだよ。……質問、こんどはさせてね」
「そうだな……。さっき、女性ものの水着がどうとか言ってたっけ」
「まずは……君は、僕のことをどっちだと思ってる?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「えっ、おじさんはおじさん、ですよね……?」〆
ダーリャ = ウィリケン
「うん。僕は男だよ。……まあ、君のその呼び方で分かってはいるけど。前提としてさ」
「さて、じゃあ本題。僕が女性になったら、君はどんな反応をするのかな」
にやり…〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「おじさんが女性に、ですか……」
choice[おじさんはおじさん,おじさんはおじさん,あ、でもお姉さんって呼んだ方が良いかもしれない] (choice[おじさんはおじさん,おじさんはおじさん,あ、でもお姉さんって呼んだ方が良いかもしれない]) > おじさんはおじさん
「僕にとってはおじさんはおじさんですね。あぁ、お姉さんと呼ばれたいのならそうしますが……」顎に手を添えて真剣考えてから言った〆
ダーリャ = ウィリケン 「お姉さん……それじゃあ、仮に僕が女性になったら……弟として扱ってみるかな」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「それは有難いですね。……けど、やっぱりおじさんはおじさんですね。女性だからそう呼ぶだけですよ、きっと」
淡泊な意見だが。あっけらかんと笑って言う。今日はよく笑う。〆
ダーリャ = ウィリケン 「そう?……どっちにしても名前じゃ呼んでくれないんだ。ふふ」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「これでも親しみを込めているつもりですよ、おじさん。おじさんこそ、僕のこと名前で呼ばないじゃないですか」〆
ダーリャ = ウィリケン
「あはは、親しみか。……僕は……君に、案外好かれているのかな」
「……名前も、僕に呼ばれるのはいい気分じゃないだろうと思ってるから。隊員は別だけれど、そこ以外は…最低限にしているんだ」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「僕は別に呼ばれても構いません。もちろん呼ばなくても構いませんが……おじさんやっぱり、面白いですね」〆
ダーリャ = ウィリケン
「……なら、少しばかりの意識改革でもしてみようかな」
「オリバー、君はまだ、僕に聞いてみたいことはある?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「そうですね、それじゃあ……」
「ダーリャさん」
「いかがでしょう?やはり名前で呼んだ方がいいですか?」〆
ダーリャ = ウィリケン
「……やっぱり、急に名前を呼ばれると…ついていかないね。色々」
名前を呼ばれ、少し目を見開く。聞き慣れなさとか、あまり感じたことのない感情。そういったものを覚えてしまう。
「………今まで通りでいいよ。でも、名前で呼んでもいい。好きな方で」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「ではおじさんで」〆
ダーリャ = ウィリケン
「……そっちの方が落ち着くよ」
なんとなく、顔を見せられない。眼をそらす。〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「…………」
choice[もう一度呼んでみる,やめておく] (choice[もう一度呼んでみる,やめておく]) > もう一度呼んでみる
「…………おーじーさん」
ダーリャ = ウィリケン 「もう……何だよ、オリバー」
オリバー・クラウチ・ジュニア
「今呼ばれると思いましたね」
「………………あれ?」
「おじさん今僕の名前」〆
ダーリャ = ウィリケン 「……何のこと?」にこっ…〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「…………僕の負け、かもしれませんね」〆
ダーリャ = ウィリケン 「年上の矜持としてね。……からかい甲斐があって助かるよ」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「たまに話すといつもそうですね、おじさんは」〆
ダーリャ = ウィリケン
「……多分、他の人に対してはこんな風に話せない」
「………なんだろうね。馬が合うのかな」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「そうかも、しれませんね」
「『吊るされた男』と、『死神』。なんですから」〆
ダーリャ = ウィリケン 「ふふ、確かに。タロットの内容としても……避けられるアルカナとしては申し分ないね」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「……さて、畑に着きましたが。思っていたほど夜露もありませんでした。……てっきりシトシトになっているかと思いましたが」
「おじさん、これからどうしましょう?」〆
ダーリャ = ウィリケン
「うん。……様子を見にきただけ?なにか作業するなら、どうしようかな……」
「……少し手でも出してみようかな」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「……では。重大な仕事を……僕では出来ないことなので……」
「……………………そこの、イモムシを取っていただけませんか」
指さした先の葉の影、暗がりをよく見れば緑色のにょろにょろ、あとミミズもいる〆
ダーリャ = ウィリケン
choice[超苦手,苦手,普通,平気,可愛いと思ってる] むしさん (choice[超苦手,苦手,普通,平気,可愛いと思ってる]) > 苦手
「えっ…………」
覗き込み、二歩ほど引く
「………畑仕事にはつきものじゃない?僕はほら、慣れてないから見ててあげるよ、手本をさ」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「そうですか………………………………では」
1d100 (1D100) > 13
「これがお手本です」むしさんはしにました〆
ダーリャ = ウィリケン 「………作物にも甚大な被害与えてない?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「必要な犠牲です」〆
ダーリャ = ウィリケン
「どうりで……こんなのが落ちてるわけだよ」
足元の薬きょうを拾う。半分は土に埋もれていたそれは、月明りを反射して鈍く光っている。〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「それはアレですよ、肥料です。そう。鉄分」〆
ダーリャ = ウィリケン 「……苦手なの?虫」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「苦手じゃないです嫌なだけです」〆
ダーリャ = ウィリケン 「苦手なんだ……。意外な弱点を見つけちゃったね」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「弱点では無いです、ない、です、から、ね」〆
ダーリャ = ウィリケン 「あはは、心配せずとも悪用したりなんかしないさ。僕が可愛いなと思って楽しむぐらいで」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「……言いふらしたり、しないと思いますけど。内緒にしてくださいね」〆
ダーリャ = ウィリケン
「っふふ……分かってるって」
「……初めて来たけど、ここは一人で管理を?」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア 「ええ、まぁ。手伝ってくれる隊員が二人ほど居ますが……それでも執務や訓練の合間に来る程度ですね。僕はその方が落ち着くので、有難いです」〆
ダーリャ = ウィリケン
「……それでも、そこそこ広いよね。素直に尊敬するよ」
「………生産的なことは、できないから。薬にしろなんにしろ、僕は………」
「……消費して、浪費して、困らせる側を抜けられやしないよ」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「生産することだけが仕事じゃないですよ、」
「所詮は生産も消費の過程のひとつです。」
「僕らがなすべきなのは、然るべく消費する。然るべく消す。然るべく食べる。然るべく、殺す」
「自分の為にしろ、他人の為にしろ、鍬の振り方を覚える理由なら、僕は否定しません。それでもそれが申し訳なくて苦しいのなら」
「いずれ救って差し上げますね、おじさん」〆
ダーリャ = ウィリケン
「………君のそれは、励ましには聞こえないね」
「それでも、そうだな……」
「………仮にこの先、正気を失って…そこから僕が戻らなくなったら」
「…………」
視線の先には、彼が指先で弄る鈍い色をした薬莢がある。
その薬莢を持つ手に、自分の手をそっと滑らせ、欠けた指で撫でて。
「…………僕のここを、一思いに砕いてくれ」
自分の額へ、その手を。〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
畑は日当たりがいい、それは月明かりも同じことだ。月光に白く映し出された額に、己の指が触れるとその冷たさに驚く。柔い皮膚、筋膜、その下に薄そうな頭蓋、そして髄液に浮かぶピンク色の……。
いつかそれを拝むことがあるとすれば、それは、なんて
「ええ、必ず。どんな遠くからでも当てますから、安心して下さい」
「ダーリャさん」
言って、微笑んだ。〆
ダーリャ = ウィリケン
「………ありがとう。オリバー」
小さく、薄く、微笑む。これは、安心なんだろう。
「………君の救済は」
S1d1 もしかすると、母も僕も求め続けたものだったのかな (1D1) > 1
「………やっぱり、いいや。言語化が難しい」〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「……そうですね」
choice[帰るよう促す,一緒に帰る,先に帰る,もう少し話す] このあとは…… (choice[帰るよう促す,一緒に帰る,先に帰る,もう少し話す]) > 帰るよう促す
「さぁ、僕は片付け忘れたものがありますので、まだもう少しここにいます。……おじさん、先におやすみになっても良いんですよ?」〆
ダーリャ = ウィリケン
choice[そうする,まだ見てたいな(RP略)] (choice[そうする,まだ見てたいな(RP略)]) > そうする
「……うん。いつもより喋ったからかな。今日は少しだけよく寝ることもできそう」
「それじゃあ。明日は模擬戦よろしくね、オリバー」
小さく手を振り、畑を後にする。〆
オリバー・クラウチ・ジュニア
「はい、今日はありがとうございました、おじさん。……明日、よろしくお願いしますね」
そう言って、見送る。小さな背中を見送る。
ゆっくりと、離れていく背中を見送る。まだ見える。肉眼で見えている。暗闇でも、月明かりでよく見える。
1d2 (1D2) > 1
心臓が早鐘を打って、ライフルを思わず頬に寄せた。照門の先をその柔らかな髪に併せ、早くなる呼吸を抑える。抑えて
「まだ。もう少し、まだ早いですもんね、ダーリャさん」
ライフルを降ろす。
仮に、その表情を形容するなら
恍惚、だったのだろう。〆