蓮葬 -吊死愛-

KP

※※　連絡事項　※※
開始までに「事前情報」「ハウスルール」のタブのご確認を願います。
※※　連絡事項 2　※※
開始までに、画面左側の「キャラコマ」を選択し、「しまう」で自身のコマにしてください。

KP

KP

KP

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【蓮葬】Day 1

PC：倉内衣織
KPC：卯憑真白

*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+

KP

KP

雨滴が、水面を叩くように降り注ぐ音が鈍く聞こえた。

KP

KP

ごぽり、と。視界を埋める黒い泥水に泡が浮かぶ。
体は泥のように沈み、重たく。頭上を見上げても光は届かなかった。

KP

KP

・・・

KP

KP

不意に瞼の内側に光が差し、視界が鈍い赤色を帯びた。
光に引き寄せられるように浮上する意識に引っ張られ、自然と瞼が開く。

KP

眩しさが網膜を焼く。
その感覚は不快ではなく、朝日で目を覚ますように自然で素晴らしいものだった。

KP

どうやら、あなたは明るい場所にいるようだ。

KP

片手の中には小さな温もりがある。
指先に力を込め握ると、それはもぞりと手の中で動き、やわい感触を返してくる。

KP

眩しい光とあたたかな手の中の熱。

KP

それが、目が覚めた時に初めて感じた感覚だ。
あなたはどちらが気になるだろうか？

KP

◆手のひら
自分の手のひらを握ってみる。すると、誰かの手のひらの感触があることがわかった。
どうやら、自分以外の誰かと手を繋いでいるようだ。

KP

あなたが指先を動かし手を握ると、手を繋いだ誰かも握り返してくるだろう。
柔らかく、しっとりとした肌の感触があなたの手を包んでいる。

KP

手のひらは以上です。

KP

◆視界
ここがどこであるのか。
それを確かめようと、あなたは光に誘われて空を見上げる。

KP

あなたは木漏れ日が落ちる柔らかな草地の上に身を横たえていた。
周囲は5メートルに満たない背の低い広葉樹に囲まれており、梢枝の隙間から木漏れ日が落ちている。
一目見て、ここが森の中であることがわかるだろう。

KP

さて。

KP

目の前の景色をぼうっと見つめていると、ふいにあなたの隣から声がかかる。

KP

声に誘われて振り向けば、隣には幼い子ども──"ましろ"が存在する。

KP

……？

KP

"ましろ"とはなんだろうか？
あなたは、その子どもの姿に全く心当たりがない。

KP

強い違和感を覚え、その正体を突き止めようと思考を巡らせ──
そして気づくだろう。更なる違和感に。

KP

自分が目を覚ます前何をしていたのか。

KP

昨日どんな食事をして、どんな場所で生活をしていたのか。

KP

家族関係、職業、生年月日、年齢、──自分自身の名前。

KP

それらを一切思い出すことができないことに。

KP

自分は一体、何者だったのだろうか？

KP

あまりの記憶の不確かさに一瞬、くらりと目が眩み、足元がぐらつくような感覚に陥る。
あなたは記憶の喪失と身に覚えのない状況を不安に思うだろうか。
(SANc 0/1)

KP

さて。
以降、とりあえずの顔合わせRPができます。

KP

この辺でPLの方へ情報を開示しましょう

KP

というわけで、6+1d3で改めてSIZ計算しましょう。

KP

そしたら、コマの編集画面を開きましょう。
下の方にスクロールしていくと、「パラメータ」というところがあります。
そこの「SIZ」の欄を7に修正してください。

KP

あとはHPですね。
SIZが変わるので、「ステータス」のところの「HP」を12→10へ修正おねがいします。

KP

最大値と現在値の両方をおねがいします！

KP

確認しました！OKです

KP

さて、では周囲の様子を描写しましょう。

KP

改めて周囲を眺める。
さほど暗くはないことから、小さな森の木立が少し疎らな場所にいることがわかる。

KP

あなたたちは予め着ていた洋服のほか、これといって持ち物は持っていない。
どうしようかと思案していると、ひらりと鼻先を二匹の青い蝶が掠めた。
それはあなたの周囲を舞い、まるで誘うように木立の中へと消えていく。

KP

後を追うように視線を向ければ、草を踏み倒した跡でかたちづくられた小さな獣道が森の奥へと続いていた。

KP

以下、自由行動が可能となります。

KP

いおりくんはね、ましろが名前を呼んだから「たぶんそれが自分を指している」とわかってよいです！

KP

状況を把握し、一旦落ち着いたあなたたちは、ひとまず獣道を歩いていくことにする。
＜目星＞＜聞き耳＞

KP

今回はましろはKPCなので、いおりくんが望んだときに指定のダイスを振ることにしましょう

KP

なので、まずはいおりくんからどうぞ！

KP

エライ！！！
目星も一緒にふれます…！

KP

あっごめん　かたほうでいいんだ

KP

→成功
小さな山鳥の鳴く声、あるいはひらひらと宙を舞う蝶の姿に誘われ、小さな野花が生い茂った花畑を見つける。
そこには華やかな黄色をしたタンポポがたくさん咲いており、蜜集めに訪れたのだろうミツバチが花びらの間でダンスしている。
子供たちの秘密の庭のようだ。ささやかな美しさが胸を擽る。

KP

見てみると、せっせこ花粉を集めてるミツバチがちょうど近くの花の上に居ますね。
黄色い粉にまみれておしごとをしています。

KP

とですね　ここでKP乱入です
むしさんをみながらおはなししている最中ですが、＜アイデア＞と＜目星＞をどうぞ。
別情報なので、両方振れますね。

KP

おや惜しい！
目星をましろが振ることもできますよ

KP

では両方の成功情報をはってきましょう

KP

アイデア成功→
そよ風が吹くように、あなたは小さな花畑に違和感を覚えた。
春に咲く花と秋に咲く花が一緒に咲いていたりと、季節感の違う草花が生えていることに気が付いたのだ。

KP

目星成功→

KP

ましろの手には、小さなライターとくしゃくしゃに丸まった紙の切れ端がにぎられている。
どうやら、草むらの中から見つけたようだ。

KP

広げて読んでみると、どうやら走り書きがされている様子。所々文字が滲んでおり読みづらい。
以下のように書かれている。

KP

「不■形の生物は火に■■。■の為■種を■っておく」

KP

あなたたちは、周囲にある木々の方へ歩を進める。
透き通った緑葉を茂らせた梢が、風にそよぎさわさわと揺れ、柔らかな木陰をあなたに落としている。
この木陰で昼寝をしたら、気持ちがいいのかもしれない。

KP

＜目星＞

KP

？？？？？？？？？？

KP

せっかくだしファンブル表やってみよっか
1d6をどうぞ！

KP

3：目にゴミが入る！or耳から草が生える！次の目耳を使う技能が半減

KP

choice[めにごみ,みみからくさ] (choice[めにごみ,みみからくさ]) ＞ みみからくさ

KP

処理に困る方を選んじゃったよチョイスくん

KP

では……あなたの横を通過した枝がうっかり耳に突き刺さります！
はっぱが耳の中に入ってごそごそいう…

KP

さて、改めて

KP

目星失敗→
ある木の根元に1枚の紙切れを見つける。
そこには子供が描いたような落書きがあり、絵の具を使って塗りたくられた真っ黒な色の中に、青いクレヨンを使って中央を丸く塗り潰した楕円がいくつも描かれていた。

KP

何をモデルに描かれた絵であるのかは見ただけでは分からず、解釈はあなたに委ねられることになるだろう。
あなたは説明困難な不吉さと不安を感じるかもしれない。(SAN0/1)

KP

実質成功！

KP

OK！もそもそINできました！

KP

さて……

KP

ふたりだけの小さな花園で戯れていると、記憶の蓋が開くように、ぽつぽつと記憶の断片が湧き上がってくる。

KP

自分の幼少期の記憶。
水底からぷかり、と泡沫が立ち昇るように、朧げながら懐かしいと感じる記憶が蘇る。

KP

あなたの子供の頃の情景が走馬灯のように脳裏を駆け巡る。
その年頃、あなたにどんな家族がいて、どんな友人がいて、何が好きで、何が苦手だったのか。

KP

孤独だったか、蔑まれていたか。
恵まれていたか、愛されていたか。

KP

自分は周囲からどんな名前で呼ばれていたのか。
ちょうど今の姿と同じ年齢の頃、過ごしていた子供時代の記憶を思い出す。

KP

あなたは、どんな子供でしたか？

KP

ではきっと、そのような記憶の断片が蘇ってくることでしょう。
もしかしたら、同じような状況で遊んだこともあるでしょう。
そのときにはなかったもう一つの体温が、今はあなたの隣にあります。

KP

あなたの隣にいる”ましろ”も、なんだか何かを思い出している様子。
ただ、その顔はどこか浮かない表情のようです。

KP

再度指を絡ませ約束をしあった二人の前に、あの二匹の蝶が現れる。
青い翅をはためかせ道の奥へと羽ばたいていく姿は、まるで、こちらへおいでと誘いかけるようにも見えた。

KP

あなたは森の小道を進んでいくことになるだろう。
すると、次第に森の木々はばらけ、あなたたちの前に道が開けていく。

KP

手をとり合い、木漏れ日の降り注ぐ森を抜けていく。

KP

KP

森の小道を抜けると、きらきらと陽光を照り返す水面と、その上に漂う大輪の淡い色の花が見えた。
それは一つだけではなく、盃のように広げられた青々とした緑葉の上にいくつも咲き誇り、あるいは水上に広く群生している。

KP

それを見たことがあってもなくても、あなたにはその花たちが睡蓮と蓮の花だと自然と理解できた。
視界を覆うように広がる蓮花の池を眺めると、その中洲に古びた教会めいた建物が佇んでいるのが見える。

KP

池に架けられた桟橋の近くには小舟が浮かび、あなたを船出に誘うように静かに水面の上を揺れている。
さやけき山の風に運ばれる睡蓮の香りに、不安に苛まれていた心が穏やかに落ち着いてくるだろう。
きらきらと光が躍る水面を眺めていると、あなたたちはふとここで遊んでみたいという気持ちに駆られるかもしれない。

KP

あなたたちは、わくわくと靴を脱いで池の水に足を浸す。
きっとそこは、ひんやりと冷たくて心地がいいでしょう。

KP

どうせなら、ここで泳いでもいいかもしれない。
濡れた身体は陽の光があたたかく乾かしてくれるでしょう。

KP

では、水遊びということで

KP

＜POW*5＞or＜CON*5＞or＜水泳＞
成功すると、じょうずに泳いだりすることができます！

KP

どうぞ！！！

KP

成功→
あなたは思いのままに水を蹴り、池の中を魚や睡蓮の花と共に泳ぎ漂う。水の清涼な冷たさと暖かな日差しが心地いい。潜水し魚を1d3匹捕まえることもできる。
また、＜水泳＞1d10%成長。

KP

失敗→
不意に池を泳ぐ魚につつかれる。驚いて足をばたつかせてしまい、睡蓮の根に足が絡みそうになる。体が小さいため少しもがけば脱出することができたが、溺れかけたのではないかと一瞬ひやりとしてしまった。(SAN0/1)

KP

ではニコニコなところで…一度区切りです！

KP

次は来週の10/2、21:30～です。
今日はお疲れさまでした！次もまたよろしくおねがいします！

KP

いっぱい遊んだのでゆっくり寝てください…！

KP

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【蓮葬】Day 2

*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+

KP

前回描写しそこねたのをやっていきます。
服を脱いだ”ましろ”の身体に関してですが、あなたの知識にある他の子どもより、痩せて傷が目立ちます。また、性器のところにひときわ大きな傷跡があるようです。
あなたはこれに対し、言及してもしなくても構いません。

KP

さて　さてですね　無限に続けたいのですが…
ここで＜アイデア＞、＜目星＞をどうぞ。別情報ですので、両方振れます。

KP

え！？！？クリチケあげます

KP

クリチケは振り直しの要求ができます！

KP

さて、失敗した目星の方ですが
同行者のましろも挑戦させられますが、如何しましょう。
失敗でも情報はある程度出ます。

KP

では、各情報を。

KP

アイデア成功→
最近、この場所に来たことがあるような錯覚を覚える。しかし、記憶にもやがかかったように詳細を思い出すことができない。
根拠のない既視感のような奇妙な感覚に囚われるだろう。
(SAN0/1)

KP

目星失敗→
池の岸に一部雑誌やメモらしきものの切れ端が散見されるが、何を意味するものかはわからない。

KP

目星で見つけたものに対し、＜図書館＞または＜目星＞が振れます。
同情報ですので、どちらかが成功すれば情報が出ます。

KP

えらい！！！

KP

目星成功→
あるページの雑誌の切り抜きらしき文章を一部読み取ることができる。

KP

『─未確認生物発見される。UMAか─』

KP

『●●県の山中に正体不明の生物のシルエットが確認され話題になっている。最近●●山近辺は隕石が落ちたことでも話題になっており、現在は立ち入りが制限されている。
オカルトマニアの間ではそのシチュエーションが「遊星からの物体X（エックス）」のようだと噂になっており、注目が集まっている。』

KP

一部は読み取れないが、おおむねこのような内容だと理解できるだろう。

KP

遊星からの物体Xについて、＜オカルト＞＜知識1/2＞が振れます。
同情報ですので、どちらかが成功すれば情報が出ます。

KP

どうぞ！

KP

/2の振り方はだいじょうぶですか？

KP

残念…！オカルトも挑戦できます

KP

結果を見て　げんじつだよ

KP

GO！

KP

ましろのちしきをためしてみますか？

KP

というわけで、小舟の描写を

KP

子どもがちょうどふたり並んで乗れるような大きさの小舟が、池の水面をぷかぷかと揺蕩っている。
船頭に吊り下げられそうなランタンと火種になりそうなマッチ箱、釣竿など釣具、また、小瓶に入った塩などの調味料が積まれていた。
川下りをするには心許ない小舟だが、池を周遊するなら問題なさそうだ。
この小舟で中洲の教会に渡ることもできるだろう。

KP

そういえば、いおりくんはさっきおさかなを捕まえていましたね。
どうにかして火を用意できたら、この塩をかけて食べられる…かも、しれません。

KP

おさかなたべる、は任意のおあそびなので、探検したい！で船に乗っても全然OKです。

KP

ふふ、大丈夫ですよ。

KP

そういえば、服は回収してきたことにして構いません。
おひさまもぽかぽかですので、裸ですってけしてても10分ほどで身体は乾くでしょう。

KP

ヨシ！

KP

魚を焼こうとするなれば、火種も焚き火できそうな乾いた枝もいっぱいあります。
ただ、焼き加減を見極めるのは子供には少々難易度が高いでしょう。
＜DEX*5＞or＜目星＞or＜聞き耳＞or＜製作：料理＞
このどれかに成功すれば、じょうずにおいしくやけましたー！ができます。

KP

ほら、こどもだから　子供は風の子　ね？

KP

GO！！！

KP

えらい！！！

KP

成功→
魚の口から細い枝を刺して、焚火のそばに突き立てて火で炙っていく。
少ないけれど、調味料は舟の中にある。塩をまぶすなどして、上手に魚を焼くことができたでしょう。

KP

まんべんなく火が通り、魚の身から出た脂が程よく焦げた表面をてらてらと覆い、食欲を誘う燻しの香りが立ちのぼる。

KP

淡水魚のよく焼けた腹にかぶりつく。
ぱり、と焼け焦げた表面が割れて、ほくほくと焼けた白身を小骨と一緒に噛んでいけば、まぶした塩と白身のまろやかな旨味、香ばしい脂がとけあってお腹を満たしていく。
＜製作：料理＞に+[獲った魚の数]d10%の成長、SANが[獲った魚の数]d4点回復する。

KP

今回は1匹ですので、1d10の料理成長と1d4のSAN回復です。

KP

お？

KP

わすれとった

KP

(SAN0/1)

KP

こちらをどうぞ…！
この場所への既視感に対してのチェックです

KP

よし

KP

おさかなを分け合ったりしたかどうかは任意です。
はんぶんはんぶんでも上の回復や成長が得られます！

KP

おさかなの骨は灰と一緒に埋めても池に戻しても大丈夫です。
自然界にはたいへん優秀な分解者が多数おり、おさかなの骨もあっというまに森の栄養分となるでしょう。

KP

おさかなの骨はすいすい流れていきます。
きっと、数年かけておいしくなってまた食卓へ戻ってきてくれるでしょう。
命を頂き、命を還元し、世界のひとつとなってあなたもまた誰かの糧となるのです。

KP

さて。あなたがおさかなをじっくり焼いてる間に、ましろはそのへんを散歩してきてついでに船の中をある程度片付けていたようです。
乗ろうと思えばすぐ出発できるように整備されていますね。

KP

では、船に乗ったところでですね。イベントが挟まります。

KP

ゆらめく船と波紋の浮かぶ水面を見ているうち、夢を見ているかのように、ぽつぽつと記憶の断片が湧き上がってくる。

KP

水底からぽこ、こぽりと。泡沫が立ち昇るように、あなたの意識に蘇る記憶がある。
それは子供の情景ではなく、大人のあなたたちが生きる日常の風景だ。

KP

自分が何者であったか。どんな職業に就いて、どんな仕事をしていたか。
何が好きで、何が苦手で、どんな振る舞いをしていたのか。
まるで映画のフィルムを回すように、朧げながらもあなたは自分の経歴や境遇を思い出す。

KP

以下はPLへの共有情報です。
CS作成段階でのPCの設定を思い出します。思い出したばかりでまだ実感が薄いため、しばらく子どものままRPを続けても構いません。

KP

記憶の奔流が一気に流れ込むことにより自我の混濁が起こり、2d3のSAN喪失が発生する。

KP

さて、二人でアイデア判定をしましょう。

KP

いおりくんは幸運なことに発狂を免れました。
あるいは、このあふれだす記憶の数々に実感がわかなかったのかもしれません。

KP

思い出すのは、キャラシ作成時。つまり『最悪な君の壊し方』が始まる前の段階です。

KP

今は多少混乱している様子ですが、少し休めば落ち着くでしょう。

KP

少し笑顔を見せてくれますね。いまのでだいぶ落ち着いた様子です。

KP

思い出された濁流のような記憶を反芻しつつ、船の上で体を休めていると、その近くにまたあの青い蝶があなたたちの前に姿を現した。

KP

野花の上にとまり、羽を閉じていたかと思えば、二羽とも絡み合うように池の方へ向かっていく。
今度は睡蓮の花びらにとまり、羽を休めながら、中洲の教会へと飛んでいくようだ。
追いかけるなら、この小船で追いかけられそうだ。

KP

船を漕いで追うのであれば、（操船技能、DEX*5）成功で無事にたどり着くことができる。

KP

GO！！

KP

ましろもやってみましょう

KP

DEX*5失敗→
バランスを崩し、舟の縁から水に落ちてずぶ濡れになってしまう。
（HP-1）

KP

さて。
一応、船の上でできることを開示します。

KP

睡蓮の葉と花で覆われた水面の隙間から、透き通った水中が見える。
水深は浅くなさそうだが、水の透明度が高く水面から水底の様子を確認することができた。
底には白く枯れた蓮の根や木の枝がたまっており、その周りを小さな淡水魚の群れがゆったりと回遊している様子が見て取れる。

KP

＜目星＞が振れます。

KP

惜しい！

KP

ましろも便乗しますか

KP

目星失敗→
あなたは池の底に僅かな違和感を感じるが、特に気になったものはない。考えすぎだろうか。

KP

睡蓮の葉の上で羽を休めていた青い蝶が、水面を覗くあなたの鼻先に止まった。
ひらひらと舟の周囲を飛び回り、こちらだと言いたげに飛んでいく。

KP

──ここであなたは、この蝶を追いかけなければいけないという、強迫観念にも似た衝動を覚えた。
それは使命感に近いかもしれない。

KP

あなたたちはオールを回して小舟を漕ぎ、縺れ合うように飛ぶ２匹の蝶を追いかける。

KP

さて、中洲の教会ですね。

KP

あなたたちは水に濡れながらも、池の中洲にある教会へたどり着く。

KP

石造りのアーチを潜り中に入れば、ほとんどの天井が崩れ、瓦礫で埋もれた廃墟だが、辛うじて演奏はできそうなオルガン、壁にかけられた朽ちかけた木製の十字架がここが神の家であったことを示している。

KP

薄く埃を被った蓋を開ければ、古びた黒鍵盤が顔を見せる。
試しに指先で鍵盤を押し込めば、温みのある一音がポーン、と教会の閑寂とした空気に溶けていった。
どうやら、まだ楽器として機能するようだ。

KP

＜DEX*5＞、＜EDU*3＞、＜芸術：演奏＞等の技能を使い、好きな曲を弾くことができる。

KP

どうぞ！

KP

ふふ

KP

教会の閑寂とした空気に、オルガンの暖かな音色がぽろぽろと落ちる。
記憶を頼りに、記憶よりも幼い十指が鍵盤を打ち鳴らし、あなたが奏でた音色がしんしんと溶けていく。
少し音は違ったかもしれない。リズムは不安定だったかもしれない。けれど、弾き終えた。
最後の一音が甘く響き、ステンドグラスの光の中を、ふわりと舞い落ちるようにサステインが沈んでいった。

KP

・失敗　SAN回復1d3

KP

ハッ…

KP

よいです！！！！
ガバお詫びのクリチケいちまいもどうぞ（だいのじ）

KP

あとは水に落ちた際のHP-1もおねがいします…！

KP

と、あとは1d3の回復ですね

KP

さっきのSAN-6も反映忘れていた…！

KP

ふふ　もろもろを忘れたまま進んでしまった

KP

これで清算できたはず　ヨシ

KP

さて。
区切りもいいので、この辺で今日はおしまいとなります。
おつかれさまでした…！

KP

次は10/9（日）21:30～です。
教会の中の探索からですね。

KP

わくわくしながらｵﾏﾁｦ…！

KP

*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+

【蓮葬】Day 3

*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+

KP

池の中洲にある廃教会へきたところでしたね。
あなたたちの記憶は既に大人のそれです。オルガンも立派に（？）ひけましたね。

KP

かわいい

KP

探索できる箇所は情報タブに貼ってあります！ご参考にどうぞ！

KP

ステンドグラスですね。
風雨によって色硝子が欠けてしまっているが、よく観察すればかつてどんな図柄が嵌っていたのか推察できそうだ。
＜知識/2＞＜芸術：絵画＞が振れます。同情報なので、どちらかが成功すればOKですね。

KP

どうぞ！

KP

えらすぎる

KP

知識成功→
ステンドグラスが、蓮の花と象の頭らしき図象を描いたものであるとわかる。

KP

聖書の中に「神は光である」という記述が登場する。後世の解釈では、ステンドグラスの光を崇めることは神を崇めることであり、ステンドグラスで教会を飾ることは天国を表現する神への奉仕活動のひとつとされた。

KP

あなたはこのステンドグラスに天使や聖母、救世主の姿がないことに違和感を覚える。まるで異教徒が世界的に有名な宗教施設の形だけを真似したような印象を受ける。

KP

さて。

KP

光が描き出す模様を見つめていると、ふとステンドグラスの外側にびちゃりと黒い液体が広がった。

KP

その形は広げられた人間の掌の形をしていた。

KP

飛沫が表面をしたたり落ち、美しかったはずの色ガラスを舐めて汚していく。
それはべちゃべちゃと湿った不快な音と共に夥しく数を増やし、蓮の花と象の図象は瞬く間に不吉な黒に染め上げられていった。

KP

（SAN1/1d3）

KP

…肩を揺さぶられ、あなたの名前を呼ぶ声ではっと我に帰る。

KP

どうやら白昼夢を見ていたらしいと自覚する。

KP

どうやら真白が、目を見開き魅入られたように動けないでいたあなたを不審に思い、必死に呼び戻してくれたようだ。
ステンドグラスを見上げれば、色ガラスはまるで何事もなかったように、鮮やかで暖かな色彩をあなたたちに落としこんでいる。

KP

KP

ステンドグラスは以上です。

KP

教会全体ですね。
奥には崩れかけた祭壇があり、至る所に雑草や蔓草が蔓延っていた。
褪せたステンドグラスからの光が、草の緑と風化した瓦礫が作り出す退廃した景色を美しく照らし出している。
まるでほんの少し前に見たあの光景が幻覚だったかのように、それは美しい景色だった。

KP

＜目星＞が振れます。

KP

おや？

KP

面白い出目が見えますね

KP

先程の光景がフラッシュバックしたことにしましょう。
SAN-1！

KP

というわけで、失敗情報を。

KP

目星失敗→
祭壇の近く、瓦礫を押しのけて繁茂する雑草に隠れるように、ハッチが存在している。

KP

ハッチを開けると、薄暗い地下への階段が伸びていた。道中には切れかけた裸電球が張り巡らされているようだ。
まるで地下墓所のような冷たく饐えた空気が流れているように感じる。
電気はついているものの、中は非常に暗く視界が効かない。

KP

＜目星＞をどうぞ。

KP

双方目星成功→
子どもの体は未成熟で重心が不安定だ。
大人としての記憶を取り戻したなら尚更違和感を覚えるだろう。
暗中模索しながらも階段の段差を慎重に降りていく。

KP

暗い道を辿っていけば、不意に視界が開けた。

KP

そこは、小部屋になっていた。地下らしく、饐えたような空気が充満している。
小汚いシーツがかけられたベッド、両開きの戸棚、ひしゃげた本棚、天板がはずれかかったテーブルなどがある。

KP

では、ベッドから。
あなたたちの所持品が他のゴミやガラクタと一緒にまとめられているのをみつけます。

KP

これはPLへの情報ですが、このセッションに参加する前のPCが標準的に所持していたアイテムを取り戻すことができます。

KP

アッハッハ　ですね！！
さすがに家に置いてる…！

KP

ここは以上ですね。

KP

本棚ですね。
ひしゃげた中、カビの生えている本の隙間に手記の端切れが挟まっているのを見つけます。

KP

中身を開示しましょう。

KP

─手記の端切れ─

我らはこの湿地に暮らすヒトらの間に変わった風習を見出した。
”蓮葬”と呼ばれている、村独自の葬儀法。
蓮の池に死者の骨を埋める。死者が蓮の花となり、現世に輪廻転生することを願う弔いの儀式。
輪廻と循環。
次の実験のいい手がかりとなる。
その生と死の循環から、より強い毒性を持つ黒い蓮を生み出すのだ。

ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　ー　
　
1ヶ月23日ぶりに実験体を沼の贄としてから7日後、隕石が沼に飛来し多数の隕石片が落ちた。
隕石片より不定形の生物が数体現れ、沼の底の死体や近辺に住む動物をゲル状の体に吸収しその習性から身体的特徴、体内構造までもを完璧に模倣する変態を行っている。
沼の底にある人間の死体は骨になったものや腐敗しているものばかりであるため、完全には再現できていないようだ。
これを処分するべきというものもいたが、研究材料としてあまりに惜しい。
仮にこの生物を”X”と呼称。
今後も観察を続ける。

KP

本棚は以上です。

KP

テーブルですね。
こちらにも同じようなメモが無造作に置かれています。

KP

では、中身を開示します。

KP

─黒蓮改良実験─

村人らに黒い蓮の実を与える。
薬にもなり食糧にもなりえる新たに作られた蓮の種だといえば、喜んで栽培を始める。
繁殖力を高めた毒性の強い種であるため、同じ栽培地内に根を張る在来種の睡蓮は枯死し、駆逐されるだろう。
さらに鳥や獣が種子を食し、排泄によって村外にまで根を広げていく。
そうなっても、一度黒い蓮に夢を見たヒトどもは、自ら黒い蓮を焼き捨てることができない。
黒い蓮は極楽を見せる。ヒトの精神を融かす麻薬となり、依存性は高く使えば使うほどに逃れ難くなる。
黒い蓮の毒を服用した村人を蓮の下に埋葬し、毒に冒された人間の死体を苗床に、さらに蓮が成長し繁茂する。その毒を人間に注入し、またその死体を蓮の下に埋める。
この実験を数十年と繰り返せば、さらなる品種改良を期待できるかもしれない。

ああ、黒蓮会万歳　黒き蓮を愛するものすべてに栄えあれ。

KP

テーブルは以上です。

KP

戸棚には、いくつか無事な本が置かれています。
その中に、思考実験について書かれた本があるのを見つけました。
栞が挟んであるページがありますね。

KP

ページの中身を開示します。

KP

■スワンプマン（Swampman）
　ある男がハイキングに出かける。道中、この男は不運にも沼のそばで雷に打たれて死んでしまう。その時もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。この落雷は泥と化学反応を引き起こし、死んだ男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。
　この落雷によって生まれた存在のことを、スワンプマンと言う。
　原子レベルで死ぬ直前の男と同一の構造を呈しており見かけも同一である。脳さえも完全なるコピーであることから、記憶も知識も同一であるように見える。

■テセウスの船（Ship of Theseus）
　テセウスの船はパラドックスの一つであり、ある物体、例えば船を構成するパーツが補修や風化により全て置き換えられたとき、パーツを入れ替える前の船と、現在の船は「同じ船」だと言えるのか否か、という同一性の問題をさす。

KP

戸棚の情報は以上です。

KP

そして、ですね。
このページを読み終わった辺りで……。

KP

あなたの記憶に、黒い泡が浮かび始めます。

KP

廃ホテル。赤い血、白い肌。
削れていく、手折る。ちいさく、逃げられないように。

KP

君を殺した夢を見た。あの夢は覚えていない。
けれど、夢を見た。記憶はない。

KP

共に毒を食む。
眩暈、嘔吐、吐血。しびれ、意識が朦朧とし、美味なる食事が運ばれてくる。

KP

所々おぼろげだったあなたの記憶が、虫食いの穴を埋め補完するように浮上し、抗えない狂気や後悔の念と共に元の形に収まっていく。
今までに巻き込まれた事件や出来事。

KP

血に濡れた記憶が。彼と共に過ごした日常が。入り乱れ、ぷちぷちと弾ける。
鮮明な記憶。これは、あなた自身の記憶だ。

KP

PL情報です。
PCはこのシナリオに参加する前にプレイしたセッションの記憶を全て思い出します。

KP

あなたの隣では、真白も青い顔をして自分の手を見つめています。
記憶が戻ったのだろう。そう、確信するでしょう。

KP

気づけば、青い蝶があなたの手の甲にとまる。
真白の目の色と、同じ色。
自然と視線が吸い寄せられ、あなたは見てしまう。

KP

蝶が留まった自分の肌に、口腔のように見える構造体が滑らかに形成されるのを。

KP

まるで掬い取るように伸ばされた舌が蝶を平らげて肉の内側に引っ込んでいく様子を。

KP

蝶はまるであなたの肉体に溶け込むかのように姿を消す。
それはあなただけではなく、真白も同様だった。

KP

異様な光景に、（SAN1/1d3）。

KP

せいこうなので、SANを1減らしてください。

KP

自分の肉体に現れた異様な変化に困惑していると、視界に異変が起こる。

KP

耳の中をごぼごぼとこもるような異音が満たし、みるみるうちに教会の景色がタールのようにどろりとした黒い泥水の中に沈んでいく。

KP

揺れる視界の中、真白が反射的にあなたに手を伸ばすのを見た。
あなたは思わず、彼と手を繋ごうとする。

KP

…しかし、視界一面に広がる異様で重苦しい風景とは裏腹に、あなたたちは一向に泥で窒息することもなく呼吸が苦しくなることもなかった。

KP

KP

その違和感にややあって気づき、理解する。
これで最後なのだと。

KP

KP

これはあなたたちの、失われた最期の記憶だ。

KP

KP

一体何故そんなことになったのか。
記憶は断片的で、経緯はよく思い出せない。
あなたたちは、黒い汚泥の中に突き落とされた。

KP

鈍色の濁った空から叩きつけるような雨が降りしきる中、何者かに背中を乱暴に押され、沼の底へと突き落とされたのだ。
濁りきった水面が目前に迫る。
避けようがなく、着水した体は泥中に飲まれみるみるうちに沈み込んでいく。

KP

重く全身に絡む泥が、あなたを深い沼底に引きずり込もうとしていた。
それでも足掻いて水面に顔を出す。
霞む視界の中で沼の岸を見れば、子どもじみた背丈の十数人の人影が、溺れるあなたたちを取り囲み、無感動な瞳で見下ろしていた。
それらによって、陸に上がろうと地面にかけた手は蹴り払われ、すぐに水中へ叩き落とされてしまう。

KP

何度も何度も沼に叩き落とされ、あなたは次第にもがく力を失っていった。
しかし、泥水の中で朧げに霞む視界の中、真白はあなたに、無事な方の手を伸ばしていた。
底無し沼で溺れていたのはあなただけではなかった。
真白はあなたを、あなたは真白を。互いを助けようと懸命にもがき、足掻いていた。
それが叶わず、最後にあなたたちは互いの手を取り合って水底へと沈んでいく。

KP

苦しみの最中、枯れかけの真っ黒な蓮の花托、そのうつろな穴ぼこから、青光りする幾多もの奇妙な目玉が今まさに溺れ死のうとするあなたたちを嘲弄するように見つめていた。
それは奇妙といって他ならない現象だったが、その時のあなたたちには気に掛ける余裕もなかっただろう。
水を蹴って水面を目指そうともがいても、もう手遅れだった。黒く淀んだ蓮の根に足をとられ、上へ上がれない。
はっと足元を見れば無数の髑髏が蓮の根の檻の中からあなたたちを見上げ、かたかたと笑うように揺れていた。
それがあなたたちの成れの果てを示していることは想像に容易かった。

KP

落ちていく、
沈んでいく。
もう助からない。

KP

水面にあがるのを諦めたのか、せめて互いの存在だけでも諦めまいとしたのか、あなたたちは泥の中で手を握り、抱擁し、泥濘と骸と蓮の根の中でひとかたまりになった。
その光景を最後に、あなたたちの意識は閉ざされていく。

KP

そうしてあなたは死んだのだ。

KP

KP

あの昏く冷たい汚泥の底、黒い蓮の根に体を囚われて。
自分の最期を、追体験するかのように鮮明に思い出してしまった。
(SAN1d3+1/1d5+2)

KP

SANを-4、減らしてください。

KP

ありがとうございます。

KP

足取り重く階段を登ると、ステンドグラスから落ちていた光はとうに無くなっていた。
外からは、雨の音と水のにおいがする。

KP

教会から出てみると、周囲にはあの時のような叩きつけるような雨が降り注いでいた。

KP

あんなに晴れていたはずなのに、教会で過ごすうちに空模様が著しく変わったのか。地平線の向こうまでもが黒黒とした雲に覆われてしまっている。
蓮の池は黒く澱み、べたつくような甘ったるい香りと、生臭い饐えた匂いを発している。
鼻腔に絡むような強烈な芳香を嗅ぎ、あなたはくらりとした感覚と共に目覚めていくだろう。

KP

KP

変わったのは天気だけではなかったのだ。

KP

KP

綺麗に澄んだ美しい池は、黒い汚泥に満たされた沼だった。

KP

水面に咲いていたのは薄桃色の睡蓮ではなく、青黒い葉と花弁を持つ黒い蓮だった。

KP

池の底に溜まっていたのは木の枝ではなく、蓮の根に足を取られ溺死した人間の骨だった。

KP

KP

気づいた時には、まるで夢見心地から醒めたように、ここに初めて訪れたときに広がっていたように思えた清澄な情景は、どこにも存在していなかった。

KP

考えないようにしていたことが、また頭をもたげる。
一度死んだはずの”倉内衣織”としての記憶を持ち、死んだ”倉内衣織”のように話し、死んだ”倉内衣織”と同様に思考を巡らせているあなたは、

一体何者なのだろうか？

KP

死んだ”倉内衣織”本人だと言えるのだろうか。
そうでないとしたら、自分とは一体「何」なのか？

KP

自分自身への疑念が毒のように思考を曇らせる。
（SAN1d2/1d5）

KP

一度に5以上のSAN喪失をしたので、アイデアロールをどうぞ。
まずは先にSANを減らしましょうか。

KP

あなたは、狂気をやり過ごすことができた。
意図的にか無意識的にか思考を鈍らせる。それは、生存本能なのかもしれない。

KP

もう一度来た道を戻るために船へ戻ろうとするあなたたち。
ふと、視界の隅に歪な人影をとらえた。

KP

それは泥まみれの前掛けのような衣装に身を包んだ、あなたたち子どもの身長と同程度の背丈しか持たない小人だった。

KP

その骨格、体の作りは人型を成していても人間とは言い難い構造をしており、毛のない頭部には異様に小さい目がついており、無感情な眼差しをあなたたちに向けている。
それだけで、根本的に異なる生物だということを本能的に理解できてしまった。

KP

鈍く輝く銃を手に小人は歯を剥き出しにして、怒りとも笑みとも形容し難い表情を浮かべる。

KP

どの口が言うというのか。
それはあなたたちを沼の底に突き落とした小人の群れのひとりだった。

KP

反論の隙すら与えないとばかりに銃口をあなたたちに向け、引き金にその針金じみた指がかけられる。
今にも銃弾は発砲されようとしていた。

KP

……というところで、少し早いのですが区切りがよいのでここで一度〆とさせていただきます。

KP

次回は、この小人との戦闘から開始となります。

KP

どうなっちゃうの！？！？！？ふふ
なんだァ…？てめぇ…状態ですね

KP

次は10/13（木）の21:30～ですね。
こうご期待！

KP

では、ごゆっくりお休みを…おつかれさまでした！

KP

*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+

【蓮葬】Day 4

*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+*.゜｡:+

KP

本日は謎の小人との戦闘から開始となります。

KP

なお、PCたちは本来の体の大きさとは異なるため、全戦闘技能に-10の補正が入ります。

KP

では、これより戦闘処理をしていきます。

KP

KP

┅　┅　┅　ターン１　┅　┅　┅

KP

ハウスルールに則り、まずは開始前の専念宣言をしましょう。
回避に専念するか、攻撃に専念するか、どちらも取らず進めるか。

KP

衣織→攻撃に専念
真白→回避に専念

KP

手番：真白

KP

手番：衣織

KP

☆ターン開始後の行動☆
　攻撃
　防御
　回避
　回復
　探索

KP

こちらからできることを選べます。

KP

では、対象を指定してダイスロールをどうぞ！

KP

あっごめん　小人ひとりしかおらん

KP

攻撃専念なので、+30！

KP

惜しい…！！

KP

あなたは目の前の小人に対し蹴りをいれようとする。
が、あなたの記憶にある身体よりも小さい今の身体は、バランスをとることさえ集中しないと難しい。

KP

手番：小人

KP

小人は、手にした銃を衣織さんへ向け容赦なく発砲してくる。
が、的が小さいゆえかその弾は当たらず。あなたの頬のすぐ横を、熱の塊がかすめていった。

KP

ディレイの真白も攻撃してみよう

KP

では小人の回避を先にやってみましょう

KP

真白は思い切って小人に拳を叩きつけようとする。
が、小人は容易くそれを避けてしまった。

KP

┅　┅　┅　ターン２　┅　┅　┅

KP

開始前の専念宣言をしましょう。
回避に専念するか、攻撃に専念するか、どちらも取らず進めるか。

KP

衣織→専念なし
真白→攻撃に専念

KP

手番：真白

KP

残念ながら、決死のこぶしはまたしてもかわされてしまう。

KP

手番：衣織

KP

では-10の補正のみで判定をどうぞ！

KP

えらい！！！

KP

小人は回避をもう振ってしまったので、ダメージをおねがいします

KP

1d3+DBですね！

KP

ハッ　ちょっとまってね

KP

-1d4　ですね…！ (-1D4) ＞ -4[4] ＞ -4

KP

おっと　ふっちゃった

KP

1d3-1d4かな

KP

残念ながらダメージには至らず…ですが、素手で小人に攻撃をしたので特殊処理が入ります。

KP

あなたが小人に触れた際、小人はなにかを察知して素早く身を引きます。
それはただ”攻撃を避けた”だけには思えないような、切迫した動きでした。

KP

手番：小人

KP

衣織さんは回避をどうぞ。

KP

衣織さんは2ダメージを負います。

KP

小人の銃が放った弾が、あなたの腕をかすります。
それは紛れもない実弾であり、あなたが普段使用している競技用の弾とはなにもかもが違います。
傷口からは血がだくだくと溢れ出、強い痛みがあなたを襲うでしょう。

KP

さて。

KP

突如、あなたたちの近くの沼からごぼごぼという不吉な音が聞こえてくる。
水面が泡立ち、それは不穏さを漂わせながら大きく波立っていった。

KP

ざぱりと水面を割って現れたのは夥しい量の細長い触腕だ。

KP

ゴムホースのようにぬめった表皮を持ち、なめらかにしなるそれらが、蛇のような獰猛さでもって襲いかかる。

──あなたたちよりわずか水面に近いぬかるみに立っていた、その小人に。

KP

それはほんの一瞬の出来事だった。

KP

その矮躯はなす術もなく触手の束に巻き取られ、僅かな断末魔さえあげさせる間もなく水中に吸い込まれて行った。

KP

沼の岸は異常なる生物の姿が消え、静けさを取り戻し当面の危機は去ったように思われる。
しかし、それは新たなる未知の片鱗の現れであり、あの小人の出現を上回る恐怖でもあった。

KP

（SAN1/1d3）

KP

正体不明の触腕は哀れな獲物を引き摺り込んで満足したのか、再び水上に現れる気配はない。

KP

アッ…　いおりくん不定も入ってますね
持ち帰りしましょう　一度不定の上限を更新してください…！

KP

更新のやり方は分かりますか？

KP

コマを開いてですね、「ステータス」のとこにあるSANのラベルの数値を見ます
「現在値」のところの数字を「最大値」のところにコピペしてください！

KP

これでSANの上限が更新されて、次の不定の数値になったら赤文字になって教えてくれます
べんり

KP

でけた！えらい！

KP

さて、では改めて…。

KP

小人が姿を消した場所には、一枚の羊皮紙の巻物が落ちている。

KP

では羊皮紙から。

KP

拾い上げて目を通すなら、それは黒い滲みで汚れているが、以下の記述を読み取ることができる。

KP

─ Xを用いた＜復活＞の実験レポート ─

＜復活＞の呪文により蘇った人間は、呪文により粉状に分解され厳密には人間ではない本質的な塩と化合物となるが、人間を取り込んだXに使用した場合異なる結果を呈した。
Xは生物に感染することで同化を行い、自我や知識といった記憶、能力、体構造に至るまで完全な模倣を可能とする再現性を持つ。
この働きにより往来の＜復活＞の呪文の弱点ともいうべき不安定な復元性を克服した。
具体的に言うと、蘇った人間は死ぬ前の人間と変わらない体組織を得ており、＜復活＞の呪文を逆さに唱えられても結合が解けて粉末状に分解されることはなかった。
また、呪文をかける際にXの体に火をつけると、蘇生後の人間はXの寄生から解放されるようだ。火によるダメージを再生できない性質との関連性が見られる。
記憶の連続性については、Xに取り込まれる前の記憶、Xと同化中の記憶、蘇生のために生きたまま焼き殺された記憶も残っていた。しかし一時的な錯乱状態にあったため毒を注射し鎮静。
データを採取後、被検体は処分する。

KP

人体実験、それも正体不明の生物を使った実験を匂わせる記録を読んだことにより、(SAN0/1)。

KP

いおりくんは失敗なので、SAN-1をどうぞ。

KP

また、羊皮紙を読んだ後、PCは以下の呪文を使うことができる。

KP

＜アイデア＞をどうぞ。

KP

アイデア失敗→
地下室で見た手記の端切れの記述を思い出す。
自分とKPCは死後、同じく沼に落ちた”X”なる生物に吸収され、Xと同化したのではないか？

KP

成功失敗問わず→
今こうして思考を巡らせている自分自身は、”倉内衣織”という人間ではなく、”倉内衣織”という人間を取り込んだ”X”と呼ばれる異生物なのだ。
あなたは今の自分自身をどう捉えるのだろうか。
（SAN1/1d4+1）