KP https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9985472#1
KP
貴方はいつもどおりの日常を送っていた。
仕事をしたり、学業に励んだり、恋をしたり、
辛いことも楽しいこともひとつに丸めて、貴方はその『いつもどおり』を謳歌していたことだろう。
「今日も1日が始まる」
そんな当たり前のことをぼんやりと思い浮かべていた。
思い思いのことをしようとするだろう。
ある者は、例えば朝ごはんの味噌汁を作る。
ある者はもう 予め朝ごはんは用意されていて、すばやく済ませて学校や仕事へ、
そうでなければ、今日を一日寝て過ごすかもしれない。
五輪 蘭太郎 朝ごはんを食べて、身支度して、今日も仕事に行くっすよ
KP
貴方が思い思いの1日を過ごす。
外に向かったり、リビングに向かったり、
部屋に籠もる者でも、トイレくらいには立つだろう。
五輪 蘭太郎 飼い猫のランカにもご飯をあげて…「行ってきます」と声をかけて玄関のドアを開くっす。
KP
貴方達は各々の理由で、何の変哲もない ある者には見慣れた『扉』を開く。
その時
五輪 蘭太郎 「……っ…?」
■■ ■■■
ぐらり
熱だろうか _____いや 違う。
色々と思考を巡らせるが いままで体験したその『どれ』にも当てはまらない。
異常なほどの嫌な悪寒が、ぞわり と体中を駆け巡る。
それと同じく戒めるかのようにズキリと頭が締め付けられるような感覚に溺れる。
五輪 蘭太郎
(なんだこの感覚……?)
「頭が…痛い……」
KP
からだが、まるで氷漬けにされたようだった。
____だがそれは ほんの一瞬、はた と瞬きをすれば その硬直も露のように消えた。
SANC0/1
五輪 蘭太郎
「あれ……なんともない?」
CCB<=87 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=87) > 55 > 成功
KP
貴方は首をかしげるだろう。一体何だったのか?と
さっきのは何だったのだろう。
……やっぱり 今まで経験してきたどれとも似つかない感覚。
すこし足元がふらつくが、貴方は扉をあけて、足を踏み出す。
五輪 蘭太郎 「んー…疲れてんのかな?」
KP
刹那 ……ヒュオ と 強い風が 貴方を部屋の中へまるで誘うように、いや、引き込むように 吹いた。
そして その向こうで 何かが かすかに聞こえた。
<聞き耳>をふって
五輪 蘭太郎
CCB<=40 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=40) > 2 > 決定的成功/スペシャル
KP ………クリチケをどうぞ
system [ 五輪 蘭太郎 ] CT : 0 → 1
KP
後ろの方、遠くの方で
「キミは『どっち』かな」
そんな声が聞こえたような気がした が
半ば無理やりに 部屋に貴方は足を踏み出してしまった。
五輪 蘭太郎 「え……?」
KP
そこは『いつもの』見知った場所ではなかった。
部屋に入れば扉が左右にあり まるで廊下のようだった。
先に進めば広い部屋に出、大型テレビにテーブル、棚など まるで『ホテルのスウィートルーム』。
……うしろで パタリ、と扉が閉まった。
知らない部屋に来てしまった、そんな事実が漠然と貴方の焦燥を掻き立てた SAMc0/1
五輪 蘭太郎
CCB<=87 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=87) > 50 > 成功
「!?……どこだ、ここ…なんで」
入ってきた扉を確認する
KP
そこには、重厚感を思わせる豪華なホテルの扉があるのみだ。
ドアを開けるならば、
それは思うよりカンタンに開いた。
__普通こういう状況では閉まっていると考えるのが妥当だろう、
だが たやすく開く扉にすこしあっけに取られたかもしれない。
五輪 蘭太郎
「!」
(開いた…こういうのは閉まってるのがセオリーじゃ…いや、外に出られるならよかった…)
扉を開けて向こうを見るっす
KP 扉を開けて向こうを見る
五輪 蘭太郎
「____?」
「は?……入ってきた部屋と、同じ…?」
KP
入ってきた部屋と同じ光景が広がっていた
いや そんなバカな……と思考を巡らせる前に 悪寒が走る。
『普通ならばありえない』
例えるならば『空間がまるで歪められたような』………
気が遠くなるような、そのような感覚。
一旦それを意識してしまえば、執拗で異常な現象に寒気が背中を走る。
SANc 0/1
五輪 蘭太郎
(空間が歪んでる…俺の家の中に戻るはずなのに…)
CCB<=87 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=87) > 28 > 成功
「これじゃあどこにもいけないっすよ…困ったな…」
KP
この現実に、扉を閉じるしか無いだろう。
改めて、探索箇所を送る。
KP
ー探索場所ー
ベッドの隣の扉
トイレ
バスルーム
テレビ
棚
本棚
冷蔵庫
ベッド
窓
テーブル
ソファ
クローゼット
時計
絵
五輪 蘭太郎 ベッドの隣の扉、から調べよう
KP
がちゃり。
まさに『これ見よがし』に設置された『扉』を 恐る恐る貴方は開け、覗く。
その扉は簡単に開いた。鍵も かかっていなかった。
五輪 蘭太郎 「開いた…」
KP
『広い部屋だ』なんて考える暇もなく 貴方は
ばちり、と 何かと目があった
___いや それが『何』かはわかっている
いやというほど見てきたのだから
五輪 蘭太郎? 「______」
KP
まるで鏡のようだった
『貴方』が『貴方』を覗いていたのだから
_____ 貴方の表情が動く前に その目の前の『貴方』の表情が動いた。
五輪 蘭太郎?
「君は ………」
「…………誰だ?」
KP
驚愕の表情が、はっきりと貴方の目に映る
_____これは鏡ではない
まるで証明されるかのように 貴方の目に映っただろう。 SANC1d8/1d20
五輪 蘭太郎
CCB<=87 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=87) > 90 > 失敗
1d20
Cthulhu : (1D20) > 13
system [ 五輪 蘭太郎 ] SAN : 87 → 74
KP
12.特殊ルール 発狂について
本シナリオには『発狂』はありません。
SAN減少が1口5で1ポイント貯まります。
ですがそのかわりにとある『*』が溜まっていきます。
他にも『*』が溜まる場所がございます。ポイントはメモをお願いします
この本文中、『*』と表記させていただきます。
system [ 五輪 蘭太郎 ] * : 0 → 2
KP
13.もうひとりの貴方について
もうひとりの貴方は、貴方と瓜二つ
貴方自身、そのものだ。
RPをするのなら、考えや喋り方性格仕草すべてにおいて、貴方と同じである。
協力的か、非協力的かはPC、PLに任せる
KP、もしくはPL、兼任している者は「もうひとりのPC」も動かすことができる。
調べる箇所を分担するでも良いし、共にするでも良い。
そこは一任します。
もうひとりのPCも探索をする場合、個別にダイスを振り、成長メモも分けてください。
別々に探索する場合、交互にするようにするのを推奨します。
また、向こう側の部屋を調べても、同じ情報が出ると予め伝えておきます。
五輪 蘭太郎
「……!?」
「な、な……!?」
「なんだこりゃあ!?」
五輪 蘭太郎?
(びくっ)
「そ…それはこっちのセリフっすよ!!あんた、どうして俺と同じ姿してるんすか!?」
五輪 蘭太郎 「どうしてって…それは、俺が五輪蘭太郎だからっすよ…」
五輪 蘭太郎? 「俺だって五輪蘭太郎っすよ…パチモンですか?俺の…」
KP そう言いながら、もう1人の自分は確かめるように貴方の顔に触れてくる
五輪 蘭太郎
「や、やめるっすよ!ちゃんと本物っす、俺は!」
(どう見ても俺自身に見える…前にもこんなことがあった気がするけど、気のせいだよな?)
(とにかくおかしな状況に巻き込まれたのは確かだな。よりによって一人の時に…いや、俺ひとりだけでよかったと考えるべきか)
(とにかく探索して、状況を掴まないとな。目の前のこいつは…今のところ敵意はなさそうだし、放っておこう)
トイレを見にいくっす
五輪 蘭太郎? 「あ!待つっすよ!」
KP では君たちはトイレに移動する…つれしょん?
五輪 蘭太郎 違うっすよ、こいつが勝手についてきてるだけっす
KP
至って普通のトイレだ。
内鍵を閉められるようになっている。トイレットペーパーは複数個備え付けられている。
流してみれば漏れなし詰まりなし、クラシア…を呼ばなくても大丈夫だろう。
特に何もない。
KP https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9985472#15
五輪 蘭太郎? トイレに行こうとすると嫌がられたので、俺はバスルーム見にいくっす…
KP
なかよくしなよ、きみたち
…描写をしよう
貴方がバスルームの扉を開ける
まず部屋の中にはいる前に 嫌な匂いが鼻の奥に染み込む。
鉄が錆びたような、匂い。
五輪 蘭太郎? 「……うっ!?」
KP
そしてそのあとに その光景を目にすることになる。
バスルームが 真っ赤な血で染め上げられている。
バスタブは血で満たされ、
カーテンにはすこし酸化した血が付着している。
そして、目の前にある 鏡。
五輪 蘭太郎? 「ぅ、あ…あ……⁉︎」
KP
鏡には、異様な 幾何学的な、模様が血で書かれていた。
カルテックなそれは、恐ろしく、ここでどのような惨劇が起こったのか 理解したくなくてもさせてしまう。
心臓をぞわり と悪寒が撫で、鳥肌がずくりと広がる感覚を覚えた。
SANC1d2/1d8
五輪 蘭太郎?
CCB<=87 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=87) > 23 > 成功
1d2
Cthulhu : (1D2) > 2
system [ 五輪 蘭太郎? ] SAN : 87 → 85
五輪 蘭太郎?
「う……うわぁああっ!」
「バスタブが、血で溢れて……う…うぅ……」
「ち、がう、かあさんじゃ、ない、おちつけ、おちつけ…」
自分によく言い聞かせながら、バスタブに手を入れる
五輪 蘭太郎
「何を騒いでるっすか……!?」
「これ、は……」
CCB<=74 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=74) > 1 > 決定的成功/スペシャル
1d2
Cthulhu : (1D2) > 2
system
[ 五輪 蘭太郎 ] SAN : 74 → 72
[ 五輪 蘭太郎 ] CT : 1 → 2
五輪 蘭太郎
「うっ…………おえ………っ」
CCB<=(17*5) 【CON】
Cthulhu : (1D100<=85) > 3 > 決定的成功/スペシャル
KP なぜこんなところでCTを出すんだ
五輪 蘭太郎 「……はぁっ、はぁ……なんだ、この有様」
system [ 五輪 蘭太郎 ] CT : 2 → 3
KP
手を入れる
生ぬるいそれはどこか 生を感じさせる、
不気味な赤い液体だった。
五輪 蘭太郎?
(生ぬるい……気持ちわるい、吐きそうだ…)
「俺は刑事だぞ……しっかりしろ、五輪蘭太郎…!」
五輪 蘭太郎 「……!」
KP
ゆっくりと腕を沈ませていけば、鼻につんと刺さる 鉄さびの匂い。
強制的にSANが1d3減少します
その匂いに顔をしかめつつ、手探りで何かないかと探す。
五輪 蘭太郎?
1d3
Cthulhu : (1D3) > 1
system [ 五輪 蘭太郎? ] SAN : 85 → 84
KP 気丈ですね。幸運をどうぞ
五輪 蘭太郎?
CCB<=75 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=75) > 80 > 失敗
くっ…
「…何かありそうなのに……血の赤のせいで底になにがあるのか全然見えない…」
五輪 蘭太郎 「…じゃあ、俺に交代するっすよ」
五輪 蘭太郎? 「え……大丈夫っすか?」
五輪 蘭太郎
「君は俺なんだろ?じゃあ、君にできて俺にできないことはないっす」
「俺だって刑事だ……こんなことで後ろに引っ込んでるわけにいかない」
五輪 蘭太郎? 「そ、すか……じゃあ、お願いするっす」
KP 幸運どうぞ
五輪 蘭太郎?
CCB<=80 【知識】
Cthulhu : (1D100<=80) > 96 > 致命的失敗
五輪 蘭太郎
まちがえた
CCB<=75 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=75) > 85 > 失敗
KP
仲良しかな?
真っ赤で底も見えない不透明なそれの中をかき回す。
SANを1d3減らしてください、そして追加で『*』を+1してください。
五輪 蘭太郎
1d3
Cthulhu : (1D3) > 1
system
[ 五輪 蘭太郎 ] SAN : 72 → 71
[ 五輪 蘭太郎 ] * : 2 → 3
KP そして 何か堅いものが 手に当たった。
五輪 蘭太郎 「……!」
KP あなたはそれを、恐る恐る浴槽の底から取り上げる。
五輪 蘭太郎 「……ネックレス?」
KP
取り上げてみれば、 それは なにか半透明の紫色の石がついたネックレスのようだった。
本来ならば綺麗なのかがやきを持っているだろうが、今は血にまみれて とてもそうとは言えない。
五輪 蘭太郎? 「血で汚れちゃってるっすね……洗いましょうか」
KP
AF【???のためのネックレス】
これを持っている場合、MPが20付与される
MPを消費するとなくなる。
とても美しいネックレス。金銭価値もたかそうだ。
じっと見つめていると、吸い込まれそうな不思議な力を感じる。
五輪 蘭太郎
「そうっすね。はぁ、服も汚れちゃったっす」
お水でじゃばじゃば洗いましょうか
KP 洗えたよ。あとバスルームには<目星>ができる
五輪 蘭太郎
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 18 > スペシャル
五輪 蘭太郎?
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 74 > 成功
KP
ふと、その臭気に耐えていると、何かが目に入った
どうやら、壁に何か落書きがなされているようだ。
五輪 蘭太郎? 「落書き?がされてるっすね」
五輪 蘭太郎 「…英語で書かれてるっすね」
KP
落書きを見る
どうやら英語で書かれているようだ。
英語は持ってる?初期値だっけ…
五輪 蘭太郎
なに、1をだしゃいいんすよ
CCB<=1 【英語】
Cthulhu : (1D100<=1) > 7 > 失敗
惜しい………
五輪 蘭太郎?
おしい…
CCB<=1 【英語】
Cthulhu : (1D100<=1) > 36 > 失敗
あと35足りないっす…
KP では、貴方はその血錆びた臭気に耐えられなかったようだ。
五輪 蘭太郎? 「……やばい、だんだん気分悪くなってきたっす」
五輪 蘭太郎 「こんなんじゃ読めるものも読めない」
KP 読めないんだけどね
五輪 蘭太郎 もう少しのとこだったじゃないっすか!!
KP 今後に期待しよう。次はどこを探索する?
五輪 蘭太郎 テレビ見るっす。…映るのかな?
KP
テレビはいたってよくみる、薄型のテレビだ。
チャンネルもあり、電源も入りそうだ。
スイッチをつけると、問題なくテレビは付く。
のだが
違和感 いや ………明らかにおかしい。
映るのは 英語の番組ばかり。
______いやそれよりも、
まるで 映し出される番組全てが早送りのように
うごいているのだ。
五輪 蘭太郎 「……英語の番組ばっかりっすね?」
五輪 蘭太郎? 「しかも、全部早回しっすね…妙だな」
KP <アイデア>/2をどうぞ
五輪 蘭太郎?
CCB<=(78/2) 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=39) > 21 > 成功
五輪 蘭太郎
CCB<=(78/2) 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=39) > 9 > 成功
KP
ふたりとも、さえてるね…
時間が流れるのがいたずらに早いのではないか?
非現実的で、突拍子もない考えが頭によぎった。
テレビ台に<目星>ができる
五輪 蘭太郎
部屋の時間が早いってこと…?
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 53 > 成功
五輪 蘭太郎?
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 84 > 成功
KP
テレビ台の下に、小さな紙切れが落ちていることに気がつく。
紙切れを読む。
五輪 蘭太郎 「 「be alone」?」
五輪 蘭太郎? 「「ひとりになれ」?」
五輪 蘭太郎 「二人でいちゃいけないってことっすかね?」
五輪 蘭太郎? 「でも、他にいくとこなんて…」
五輪 蘭太郎 「そこの扉から出ても、同じ部屋に繋がってるだけっすよ」
五輪 蘭太郎? どうにも不可解ですけど、俺は棚を調べるっすよ
五輪 蘭太郎 じゃあ、俺は本棚を調べるっす
KP
わかった。棚から処理しよう
どうやら、食べ物が入っているようで
ポテトチップス等のお菓子もある。
食べる?
五輪 蘭太郎?
こんな時によくわからない家の食べ物食べてる場合っすかね…
無視して探索に戻るっすよ
KP そう、わかった(ぱりぱりむしゃむしゃ)
五輪 蘭太郎? 食べてる…
KP
ぽてち、おいしい。
ほんだなの処理をしよう
本棚には本がぎっしりと詰まっている。
ほとんど英語のものだらけで 分厚い物が多い
___漫画の類いはどうやら置いてなさそうだ。
しかし 高級そうなホテルだけあってすべて綺麗に整頓されている。
<目星>ができる
五輪 蘭太郎
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 87 > 成功
「難しそうな洋書ばっかりっすね」
KP
貴方は 本棚の下に、何か 紙切れが挟まっているのに気がつく。
紙切れを取るには本棚をどかす必要がありそうだ。
そのまま動かす場合はSIZ15とのSTR対抗となる。
また、本をすべて抜くことも可能だが、その場合<図書館>の値に-15%の補正がかかる
五輪 蘭太郎
まずはそのままSTR対抗するっすよ
RESB(19-15) 本棚を動かす
Cthulhu : (1d100<=70) > 29 > 成功
まぁ余裕っすね
KP きみはわんりょくだけなら 人間をやめているな
五輪 蘭太郎 これくらいできなきゃ幸太郎くん抱っこできないっすよ
KP こうたろ、ほんだなとおなじくらいなの?
五輪 蘭太郎
そうっすね、同じくらいっすよ。知識量はそれ以上っすけど。
彼は、俺の知らないことをたくさん知っていて、話していてぜんぜん飽きないっす
KP
ふーん……(おもしろくない)
おれだって本気だせばそれくらいできる…
…成功の情報をおくる
貴方は重たい本棚をどかす。
下にはさまっていた紙切れには、こんなことがかいてある
KP
『ここからでたいか
真実を知る勇気はあるか
ここに記すのは ”お前”にとって有利な情報だ 【見られるな】。』
『クローゼット:真実と剣
絵:知恵
バスルーム:源』
『………深淵を覗く時、深淵もまた 此方を覗いている
あとから来る者が、無事にここから出られるように。 ____█』
五輪 蘭太郎
「なんだこれ、なんかの怪文書っすかね?」
(ここから出るには真実とやらを知らなきゃいけない。そして、ここには俺に有利なものがあるってことか…)
(何を競わされているんだろう…相手は、もうひとりの俺…あいつか?)
KP 本達に<図書館>を振ることができる。
五輪 蘭太郎
CCB<=65 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=65) > 78 > 失敗
KP 本が意外と多く、貴方はそれらを整理することができない。
五輪 蘭太郎 「本が多すぎて…なかなか整理できないっすね。前より図書整理、慣れたと思ったんだけど」
五輪 蘭太郎? 「何か困ってるっすか?」
五輪 蘭太郎 「あ…いや、何か読めそうな本がないか探してるんすけどね。この状況への手掛かりになればいいと思って」
五輪 蘭太郎? 「なるほど、猫の手もってやつっすね!お手伝いするっすよ!!」
五輪 蘭太郎
「あ、うん、よろしく…」
(なんか犬っぽいなこいつ。はたから見ると俺こんなんなのか…)
五輪 蘭太郎?
図書館いくっす!
CCB<=65 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=65) > 92 > 失敗
ダメだったっす!
五輪 蘭太郎 片方が失敗するともう片方も失敗するのか…仕方ないっすね
五輪 蘭太郎? 「うーんやっぱりうまくいかないっすね」
五輪 蘭太郎
「さすがは俺といったところっすね…仕方ない、他を探索するっすよ」
俺はクローゼットを見ます
五輪 蘭太郎? じゃあ、俺はベッドを
KP
了解。クローゼットから処理を行う。
クローゼットはどうやら服を入れる場所と上に何か荷物を入れる段があるみたいだ。
入ればぱっと電気が付く。
五輪 蘭太郎 下から見ていきましょう
KP
下段、所謂普通の『洋服』をかけるクローゼット部分を開ける。
ぎいい、と木が鳴る。
こちらは普通の衣服スペースのようだ。 何もかかっていないハンガーがいくつか掛けられている。
五輪 蘭太郎 「……特に変わったところは……ん?」
KP
クローゼットの一部、溝があることに気がつく。
……どうやらなにかここに隠しているようだ、隠し扉 のようなものだろうか、
…あける?
五輪 蘭太郎
そうあからさまに隠されると開けたくなっちゃうっすよね
「真実と剣……どちらですかね?」
KP
かぽ とそれは取り外すことができた。
…………中には入っていた。
__いや 貴方ならば分かるだろう それは 『貴方が使用している武器』だ
日本刀ならば、日本刀が
ライフルならばライフルが、
ショットガンならば、ショットガン
新品のそれが入っている。
好きな武器を差し上げます。
…といっても君は素手で闘うんだったな。
いや、拳銃も使えるんだったね
それじゃあ、拳銃が一丁入っているよ。
馴染み深いニューナンブM60だ。
五輪 蘭太郎
「……これは」
「……」
「これが剣、つまり武器ってことかな…」
「……あてつけかよ」
拳銃を腰のベルトにしまうっす
KP しょじ、するんだ
五輪 蘭太郎
……ま、有事の際は殴ったほうがはやいっすけどね。
敵が手の届く範囲にいるならっすけど
KP
まともに使えるかPOWロールしよう。
失敗したら拳銃技能の/2であつかう
五輪 蘭太郎
CCB<=(16*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=80) > 86 > 失敗
KP じゃあ、やはり銃を構えようとすると、きみの手は震えて、照準も合わせづらくなるだろう。
五輪 蘭太郎 まだ構えられるだけマシになったもんっすよ
KP
なにか心境の変化でもあった?
クローゼットはまだ上の段を調べられるけど、どうする?
五輪 蘭太郎 上の段も確認するっす
KP
背が低い者ならば、ちょっと背伸びをしないと見えないけれど
かろうじて中に何が入っているのか見ることができた。
君の背丈ならとくに問題はないかな
五輪 蘭太郎
そうっすね
「何かある…」
KP
それを取り出す。
埃一つ無い棚の中を手探りで引っ張り出すと どうやらそれは『ファイル』のようだ。
何かの資料のようなものが中に入っているのが見受けられるだろう。
だがそれのどれもが『手書き』で書かれている。
五輪 蘭太郎 「これ、全部手書きだ……」
KP
ファイルの中からその手書きの資料を取り出す。
題名には『SCP1197』とある。
SCPに<オカルト>
五輪 蘭太郎
SCPって、こないだ俺たちが解説したやつっすか?
オカルト初期値なんすよね…
CCB<=5 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=5) > 39 > 失敗
KP
あと34足りない…失敗したきみは、
SCP…?何の略だろう、スペシャルカレープロジェクト…だっただろうか?
なんて思うだろう
五輪 蘭太郎
(スペシャルカレープロジェクト?おいしそうっすね…カレー食べたくなってきた…)
「ここから出たらカレーを食べよう」
さらに資料を読むっすよ。
KP
ぺらぺらとめくる。
どうやらどれも英語で書かれているようだ。
ところどころ血で読めない部分もある。
<英語> ない場合は<図書館>で本棚で辞書を探し出して翻訳することができる。
五輪 蘭太郎
CCB<=65 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=65) > 22 > 成功
KP
英訳文
説明: SCP-1197は██████にあるホテルの███号室スイートで、
ベッドルームとバスルームに分かれ、テレビやミニ冷蔵庫や電話などといった典型的な家具が設置されています。
ベッドルームの奥の壁の窓は開くことができず、
壁や床や天井は既知のいかなる方法を用いても破壊・突破はできません。
窓を通して外側から内側を覗くと、いつでもSCP-1197は清掃済みの空室に見えます。
SCP-1197は、SCP-1197-1を開かない限りはどの程度の時間でも使用することができ、
自由に退去することができます。SCP-1197-1はSCP-1197の西側の壁にある戸口です。
外見上は隣のスイートルームにつながっているように見えますが、
███号室にある対応するドアは開くことができません。
SCP-1197-1はSCP-1197入口のドアが開いているうちは鍵が掛かったままですが、
SCP-1197の入口が閉まれば開くことができるようになります。
SCP-1197-1を開いた先は、各々のドアを開いた瞬間の部屋の使用者たちも含めて、
SCP-1197と何もかも全く相等しい部屋となっています。被験者の新しい個体は、
個人的な質問に対しても正確な回答を行うことができ、全く同じ振る舞いを見せます。
死後の実験によって、双方にはなんの生物的差異も見られないことが明らかになりました。
SCP-1197は活動期間中、部屋の使用者の見ていないところで物品を出現させる能力を見せます。
電話を除くすべての備品は動作し続けますが、時折停電します。
活動期間中、SCP-1197の入口のドアは開かなくなり、
内外双方から突破することはできなくなります。
万が一、使用者それぞれの個体が1体死亡した場合、SCP-1197-1は閉じ、
どちらの部屋が使われていようと入口のドアが開きます。
現在まで記録されているSCP-1197内での死はすべて他殺です。
以上です
KP <アイデア>を任意で振ることができます。
五輪 蘭太郎
CCB<=75 【アイデア】
CCB<=75 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=75) > 35 > 成功
KP
では 貴方は、察してしまう ____いやもう分かっていたのかもしれない
脳が 必死に 否定しようとしていたのかもしれない。
この部屋から 2人は出られない と。
二人で脱出しようと言ったかもしれない。
もともと察していたかもしれない、どちらにせよ
理解してしまう。
ここは 『一人だけの部屋』 なのだと。
『どちらか一人にならないと出られないのだ』と
五輪 蘭太郎 (この資料に書いてあるSCP-1197とやらが、この部屋のことで間違いないなら、ここから出られるのは一人だけみたいっすね……)
KP ここで任意でSANを減らすことができる。
五輪 蘭太郎
(あの俺だって、人間には違いないんだから……ここから出るには、俺は人殺しをしなくちゃいけないのか)
(また人殺しを……)
1d10
Cthulhu : (1D10) > 9
system [ 五輪 蘭太郎 ] SAN : 71 → 61
KP
○月✕日
あれからどれくらいの日が経っただろうか。
ここでは1日が早い。
だが 昨日のように覚えている。 ……ここに来たときのことは
扉を開けば、私がいた。
記憶も仕草も喋り方も声も姿も全て私だ。
__私達は意気投合した。
だが 彼は、違ったようだった。
いや 私も違った。なぜなら 私達は知っていたからだ 『ここがSCP1197』内部だと。
これから私よりも後にここに来る人にこれを残す。これは私の記憶しているSCP1197の概要だ。
……私は疲れてしまった。
これから 私は行くつもりだ。 ここから出る方法もわかっているが それを試す勇気もない。
……せめて 彼に 全てをたくそう
…………しかしさて、
記憶も、声も、全て同じ人物が2人。
一体どちらが『本物』なのだろうか?
どちらが私なのだろうか?
KP 以上です。
五輪 蘭太郎
「記憶も、声も、全て同じ人物…どちらが本物か……」
(もう一人に自我があるのなら、どちらも本物、なんじゃないだろうか)
KP
次は、ベッドの処理をしよう
ベッドは綺麗に整えられており、
シーツには少しの乱れもない。
ここでは<目星>が可能だ
五輪 蘭太郎?
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 1 > 決定的成功/スペシャル
KP おめでとう。クリチケを2枚とっておいて。
system [ 五輪 蘭太郎? ] CT : 0 → 2
KP
何気なく、ベッドの下を覗き込む。
…何かがカーペットに染みを作っているように見える。
五輪 蘭太郎? 「カーペットが汚れてる…何の染みだ?」
KP
恐る恐る 中に手を入れる。
何かが手に振れた。
五輪 蘭太郎? 「……」
KP 取り出してみれば それは 布にくるまれた包丁だった。
五輪 蘭太郎? 「包丁…なぜこんなところに」
KP
布を解けば ……。
刃先には おびただしい量の乾いた血が付着している。
五輪 蘭太郎? 「……っ」
KP 包丁(小型ナイフ) 基本成功率25% ダメージ:1d4+db タッチ 攻撃回数1回 耐久9
KP 血痕に<医学>可能
五輪 蘭太郎?
CCB<=70 【医学】
Cthulhu : (1D100<=70) > 40 > 成功
KP
『*』に+2しておいて
貴方はその血が、ずっと ずっと前についたものだとわかる。
五輪 蘭太郎?
「これは…つい最近ついて血じゃないっすね」
これを持って、クローゼットを見ている俺に話しかけるっす
「あの」
五輪 蘭太郎 「……どうしたの?」
五輪 蘭太郎? 「……なんか顔色悪いっすね…なにかあったんすか?」
五輪 蘭太郎 「別に、何も」
五輪 蘭太郎? 「クローゼットの中に、ジェームズとかいう男の死体が下がってたってわけじゃあないっすよね?」
五輪 蘭太郎 「……やっぱり、君も覚えてるのか」
五輪 蘭太郎? 「はい……バスルームの殺人事件の、不思議な夢でしたね。そこで変な推理ゲームじみたことをさせられて…やっぱり、君も知っているんすね」
五輪 蘭太郎 「ああ。実際、ゼロのみんなとその場にいたんだし。ちょうどこういう、ホテルの一室みたいな部屋だった」
五輪 蘭太郎? 「…そうでしたね。バスルームの状態も、俺は見なかったけど、今回みたいな状態になってたんでしょうね」
五輪 蘭太郎 「ああ。ゼロのみんな、俺を気遣って現場には入らせなかったっすけどね」
五輪 蘭太郎? 「やっぱり、気を使われてましたよね…」
五輪 蘭太郎 「みんな、優しい人ばっかりっすから。風切班長も、内海サンも、千輪サンも……」
五輪 蘭太郎? 「そうっすね……へへ、俺やっぱり、ゼロのみんなのこと大好きっす!」
五輪 蘭太郎 「ははっ、こうたろくんのことも、でしょ。その頃はまだそんな関係じゃなかったっすけどね」
五輪 蘭太郎? 「もちろんっす!こうたろくんのことも大好きっす!……彼にもたくさんたくさん、助けてもらったっす」
五輪 蘭太郎 「おかしな夢を見せられた時も、吸血鬼病にかかっておかしくなってた時も、彼は見捨てず助けてくれたっすね…」
五輪 蘭太郎? 「あんなことして、見捨てられて当然だと思ったのに、助けてくれたし、許してくれた……ほんと、俺なんかにもったいない人っす」
五輪 蘭太郎 「だけど、簡単に引き下がる気はないっすよね?」
五輪 蘭太郎? 「もちろん!…もし、俺以上に本気で好きな人が現れたなら、しょうがないなって思うかもっすけど…そうでもないなら、俺から彼を離すつもりはないっすよ」
五輪 蘭太郎 「はは、やっぱり執念深いっすね、俺…全くおんなじこと考えてるっす。こうたろくんのことしか考えられなくなったのは、こうたろくんのせいなので、責任はとってもらわなきゃ、っすよね」
五輪 蘭太郎? 「あっはは、重いっすね!」
五輪 蘭太郎 「君もたいがいっすよ。……たとえあの時、夢の中でも…俺を見捨てずに手を掴んで引っ張り上げてくれたこと、忘れられないっす」
五輪 蘭太郎? 「あー…あれは、惚れちゃうっすよ。ひとりで勝手に取り乱してる時も、活入れてくれたし…ほんと頼りになりますよね」
五輪 蘭太郎 「心動かされて、今こんなありさまっすよ。俺よりうんと体力なくて、力も弱くて、振る舞いだって普段はあんなに軽薄なのに。実際は、芯が強くて誠実な人なんですから」
五輪 蘭太郎? 「そのギャップがたまんないっすよね!…あぁ、こーたろくんに早く会いたいな」
五輪 蘭太郎 「そうっすね。俺も早く顔を見たいっす」
五輪 蘭太郎? 「……この部屋から、早く脱出しないとっすね」
五輪 蘭太郎
「そうっすね……」
「…そういえば、さっき何の話をしようとしてたんすか?」
五輪 蘭太郎? 「あっ!えーと、ベッドの下見てみたら、血塗れの包丁みたいなの出てきて……」
五輪 蘭太郎 「……あんまり気分のいいものじゃないっすね。職業柄目にすることは多いっすけど」
五輪 蘭太郎? 「っすよね……どうしてもあの夢を思い出しちゃうっす」
五輪 蘭太郎 「もしかして、それって裁判場の夢っすか?」
五輪 蘭太郎? 「……はい。やっぱり君も見てるんすね。全く同じものを」
五輪 蘭太郎
「…道中の選択まで、全部おんなじなんすかね……最後は、こうたろくんを……」
「……」
五輪 蘭太郎? 「……顔色が悪いっすよ。やめときましょう、この話は」
五輪 蘭太郎
「そうっすね。あれはたちの悪い夢だったんす」
「ともかく、その包丁……殺害に使われたんすかね?」
五輪 蘭太郎? 「そうっすね…でも、血は新しいものじゃないみたいっす」
五輪 蘭太郎 「……ここで何かしらの事件が起きたのかもしんないっすね」
五輪 蘭太郎?
「…バスルームのこともありますしね。どっかに死体が隠されててもおかしくないっす」
「もっと部屋の捜索を進めてみましょう」
五輪 蘭太郎
「……ええ」
それぞれ、窓とテーブルを調べるっす
KP
窓はすこし大きめの窓だ。
窓を開けようとしてもそれは叶わない。
鍵もかかっていないはずなのに……
<アイデア>
五輪 蘭太郎?
CCB<=78 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=78) > 96 > 致命的失敗
KP
あらら…とりあえずFBPをどうぞ
特に何に異変を感じることはない。
窓の外には町並みが広がっている。
さらに目星をどうぞ
五輪 蘭太郎?
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 83 > 成功
KP
ふと、窓の隣
………カーテンですこし隠れていてぱっと見て 分からなかったが
弾痕が、ぽっかりと、のこっていることに気がつく。
五輪 蘭太郎?
「これは…銃痕……?」
(いったい、ここで何が……)
KP
テーブルの処理をしよう
テーブルの上にはペン立てとメモがある。
使われた形跡はあるが、それ以上は分からない。
<目星>が可能。
五輪 蘭太郎
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 75 > 成功
KP
ふと、テーブルを触った。
指先に凸凹とした感覚を覚える。
見れば、そこには文字が鋭いもので彫られていた。
『Alone For You
Lokking For Your Answer
This is …』
『自分のために一人になれ
答えを探せ
ここは …』
『*』に+1
system [ 五輪 蘭太郎 ] * : 4 → 5
五輪 蘭太郎
「……自分のために、一人になれ、か」
(もう一人の自分も、自分なんだろうか…)
(確かにあの俺は、俺と同じ過去を持ち、ほとんど同一のものの考え方をする)
(しかし、互いの思考を共有しているわけじゃない。それはもう、同一の存在というべきじゃないんじゃないか)
ソファを調べよう
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 78 > 成功
KP
皮の白いソファだ、触ればすこしひんやりとした上質そうな皮の質感が伝わってくる。
貴方は ソファの背もたれと座る場所の隙間に、 何か紙切れが落ちていることに気がつく。
小さなメモのようだ。
メモを手に取る。
かさり、という音をたてて 貴方はその中身に目を通す
そこには何か 『赤い』文字で、こう書かれていた。
『This is Room for one』
この簡単な英文を読むのには<英語>を振らずとも、貴方には翻訳ができるだろう。
『ここは 一人だけの部屋 だ』
と。
『*』に+1
system [ 五輪 蘭太郎 ] * : 5 → 6
五輪 蘭太郎 「……そんなことはもうわかってる」
五輪 蘭太郎? 俺は時計を調べるっす
KP
時計はアンティーク調の高価そうな時計だ
現在時刻は 『18時』を刺している。
だが時計の針の進む速度も『異常』に早い。
短針はすぐにくるり と一回りし、長針は『19時』を刺す。
<目星>-10
五輪 蘭太郎?
「針の進みが異常に早いっすね……この時計、壊れてるっすか?」
CCB<=(96-10) 【目星】
Cthulhu : (1D100<=86) > 7 > スペシャル
KP
貴方は用心深いのだろうか、その時計が気になって、壁からそれを外す。
…・・・ そうすれば そこには穴がある。
五輪 蘭太郎? 「穴…?そういえば、隣はどうなってるっすかね」
KP
向こう側が見える…… のではない。
『何か』が その向こうにいる。
へや ではない
黒い 空間が広がっている。
その向こうに
誰かが
のぞいて 嗤って…… ___
ふっと気がつけば、
そこに穴などはなく、貴方は時計を持っているだけだった。
SANc 1d3/1d10
五輪 蘭太郎?
CCB<=84 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=84) > 96 > 致命的失敗
system [ 五輪 蘭太郎? ] FBT : 1 → 2
五輪 蘭太郎?
1d10
Cthulhu : (1D10) > 9
system
[ 五輪 蘭太郎? ] * : 2 → 3
[ 五輪 蘭太郎? ] SAN : 84 → 75
五輪 蘭太郎?
「……ッ!?」
「今、穴から誰かがのぞいて……あれ?」
「穴が、なくなってる…?」
「白昼夢か…?」
時計を戻しましょう
五輪 蘭太郎
「……あいつ、時計持ってぼーっとして、何してるんだ?」
もう一人の様子を気にしつつ、絵を見るっす
KP
貴方は一枚の絵画の前に足を止める。
とても抽象的な絵画だ
全体は黒と赤で構成されており、 どことなく不気味さを感じさせる。
下には題名があり
『Alone』
と 作者名は書かれていないようだ。
<目星>
五輪 蘭太郎
CCB<=96 【目星】
Cthulhu : (1D100<=96) > 72 > 成功
KP
絵の飾られている壁に『違和感』を感じる。
壁の日焼けしている部分と、額縁が若干ずれているのだ。
___絵の下に何かがあるかもしれない と 貴方は直感することだろう。
かた、と絵を外す
それは案外簡単に取り外すことができるだろう。
貴方が絵をどかしてみる
五輪 蘭太郎 (この下に何か…?)
KP
……すると、壁に何か『金庫』の戸のようなものがあらわれる。
だが、鍵はかかっていないようだ。
誰かが開けっ放しにしたのだろうか、 扉を開ける。
五輪 蘭太郎 「無用心な金庫っすね…」
KP
重い金庫の扉を開けば、 ぽつり と羊皮紙が1枚、そこにあった。
手にとって見ればわかる。
それは見たこともない言語で書かれていた。
だが 貴方は不思議とそれを『読むことができた』
五輪 蘭太郎 「……??」
KP
なぜかわからない。
だが それは確実に『人が知り得ることのない』冒涜的な『知識』であった。
悪寒が走り、手が震える。
冷や汗が止まらない 空いた口が塞がらない
それでも ああ、
______読むテが
目が
理解しようとする頭が
止まらないのだ
読み進めることをやめることができない。
_____まずはSANC1d8/1d10です
五輪 蘭太郎
CCB<=62 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=62) > 3 > 決定的成功/スペシャル
system [ 五輪 蘭太郎 ] CT : 3 → 4
五輪 蘭太郎
1d8
Cthulhu : (1D8) > 5
system
[ 五輪 蘭太郎 ] SAN : 62 → 57
[ 五輪 蘭太郎 ] * : 6 → 7
五輪 蘭太郎
なんかどんどん「*」がふえてっててこわいっす
いつの間にか不定だし
KP
不定はそうだな、君がここから出られたら決めよう
そしてクトゥルフ神話技能も+3%成長するよ
貴方は呪文<死の呪文>を習得する。
KP
死の呪文 基本P259
対象がわけの分からないまま炎に包まれて死ぬ呪文である。
この呪文を掛けるには24マジックポイントと3D10正気度ポイントのコストがかかる。
呪文の使い手は10m以内のところに居なければいけない。
そして毎ターン集中しながら、抵抗表に従って自分のマジックポイントと対象のマジックポイントを戦わせて勝たなければいけない。
1D3ラウンドののち,犠牲者は1D3ポイントのダメージを受ける。
次のラウンドではさらに1D4ダメージ
3番目のラウンドでは犠牲者は炎に包まれ、このラウンドで1D10ダメージそれに続く各ラウンドでも1d10のダメージを受ける。
KP
貴方は、恐ろしい言葉を手に入れてしまった。
『*』+1
五輪 蘭太郎 …なんて陰惨な。こんなものを殺人のトリックに使われちゃたまったもんじゃないっすよ
system [ 五輪 蘭太郎 ] * : 7 → 8
KP
さて、これであらかた調べ尽くしたかな。
自分のすべきことはわかった?
貴方はこの部屋の『意味』を知った。
ここは『Room for one』 つまり ______
『一人だけの部屋』なのだ。
ここで戦闘を開始する。
KP
『*』ポイントの開示
『*』ポイントは、『猜疑心ポイント』である。
PCがNPCを疑った、もしくは
正気度が減り、疑心暗鬼に陥った場合に発生する。
今までに溜まった猜疑心ポイント、そして『今までに減った正気度/2』を最終猜疑心ポイントとする。
猜疑心ポイントの処理は以下の通り
~7 特に処理はない
8~15 『自分』以外への攻撃を行う場合、攻撃を行う技能に+10%
15~21 『自分』以外への攻撃を行う場合、攻撃を行う技能に+20%
22~ 『自分』以外への攻撃を行う場合、攻撃を行う技能に+30%
以上の処理となる。
もし補正をつけたくない場合は<POW*5>の判定に成功する必要がある。
戦闘は、PC、NPC、どちらかが死ぬまで続く。
五輪 蘭太郎 まず、自分への猜疑心と抵抗したいっすね…
KP
あらがうのか…せっかくころしやすいようにしてあげたのに
<POW*5>をどうぞ
五輪 蘭太郎
CCB<=(16*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=80) > 4 > 決定的成功/スペシャル
system [ 五輪 蘭太郎 ] CT : 4 → 5
KP なんでこんなところでCTを出すんだ…それじゃあ、君は補正なしで技能をふることになる
五輪 蘭太郎 時計を見てぼんやりとしているもう一人の俺に拳銃を突きつけて、引き金を引くっすよ…
KP さすがにその距離からなら一撃かな。それじゃあ拳銃をどうぞ
五輪 蘭太郎
CCB<=30 【拳銃】
Cthulhu : (1D100<=30) > 78 > 失敗
(こいつを殺さないと、殺さないとここからは出られないんだ……)
(コレをつきつけて、引き金を引くだけでいい….)
(……それだけで殺せるのに……)
(指が……っ凍りついたみたいに、動かない……)
(くそ……)
KP ……そろそろ気配に気づくんじゃないかな。アイデアをふってもらおう
五輪 蘭太郎?
CCB<=78 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=78) > 98 > 致命的失敗
system [ 五輪 蘭太郎? ] FBT : 2 → 3
KP
……まだ気づかないね。運がいいのか悪いのか……
もう一度チャンスをあげよう。次は+10でふるといい
五輪 蘭太郎
(落ち、つけ…)
CCB<=40 【拳銃】
Cthulhu : (1D100<=40) > 69 > 失敗
「……っ」
(ダメだ……撃とうとすると、南玲子のことが、千輪さんの叫び声が蘇ってくる……)
(……俺は、また人殺しになるのか……人殺しをしようとしているのか…)
(こんなことして……ゼロに戻ったって……俺が俺を受け入れられるはずがない。幸太郎くんと、今まで通り笑っていられるはずもない…)
……
拳銃を服の裾に隠します。
「……君、時計をずっと見てるけど、何かあったっすか?」
五輪 蘭太郎? 「あ、いや……針の進みが異常に早いんで、故障してるのかと…何か変な白昼夢を見た気がするんすけど、気のせいだったみたいっす」
五輪 蘭太郎 「そうっすか……あ、そうそう、色々調べてみたんすけど、なんとか出る方法わかりそうっすよ」
五輪 蘭太郎? 「!本当っすか?どうすれば出られるんです?」
五輪 蘭太郎
「難しい方法じゃないっすよ。とりあえず、玄関までまっすぐ進むっす!ここから出るって意識を強く持つっすよ」
「そしたら、何があっても後ろは振り返っちゃダメっす!後ろで何か音が聞こえても、絶対振り返っちゃダメ!」
五輪 蘭太郎?
「何があっても……?」
本当に…?
五輪 蘭太郎 自分だけに本当のことを言ってるのか疑われそうっすね。信用振りたいっす
KP どうぞ
五輪 蘭太郎
CCB<=50 【信用】
Cthulhu : (1D100<=50) > 63 > 失敗
KP おしいね。ほんのり疑いを抱かれるかもしれない
五輪 蘭太郎? 「…ほんとに、それで出られるっすか?根拠は…?」
五輪 蘭太郎
「こんな時にウソなんてつく性格じゃないっすよ、俺は!」
もう一回挑戦したいっすね
KP …どうぞ
五輪 蘭太郎
CCB<=50 【信用】
Cthulhu : (1D100<=50) > 12 > 成功
よし
五輪 蘭太郎?
「…わかりました。出るまで振り向かない、でいいいんすね?」
相手が真剣な表情をしているので信用するっす
そのまま、部屋の出口に向かいましょう。
これで本当に出られるんすかね?
五輪 蘭太郎
俺はバスルームに向かうっすよ。
そこで拳銃自殺します。
KP …わかった。
五輪 蘭太郎
(これで、もう一人の俺は、この部屋から出られる…俺はもう、人殺しなんて嫌だ)
(風切班長、千輪サン、内海サン、怜弥……幸太郎くん…俺はここで終わりだ)
「……さよなら」
拳銃を脳に向けて咥えて、銃の引き金を引く。
(母さん、俺もそっちに行)
KP
先ほどまで凍りついたように動かなかった指が、簡単に引き金を引く。
かちり、と嫌に軽い音と、乾いた発砲音が鳴る。走った銃弾は、引き金を引いた君自身の頭部を貫通し、吹き上がった頭の破片が浴室の天井を鮮やかな赤とピンクで彩るだろう。
血塗れの浴室、それが君の見る最後の景色になるだろう。
五輪蘭太郎、ロスト
……
…
SANc 1d3/1d10をお願いします
五輪 蘭太郎
CCB<=75 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=75) > 90 > 失敗
1d10
Cthulhu : (1D10) > 5
system
[ 五輪 蘭太郎 ] SAN : 75 → 70
[ 五輪 蘭太郎 ] * : 3 → 4
五輪 蘭太郎 「⁉︎銃声…?」
KP
何が起きたのか見に行く?
信用の対抗として*×5をどうぞ
五輪 蘭太郎
CCB<=20 【猜疑心】
Cthulhu : (1D100<=20) > 28 > 失敗
…いや、何が起きても振り向くな、と言われたから、このまま玄関のドアを開ける…
KP
では
貴方は扉を開ける
次への一歩を踏み出そうと
扉を開けば そこは どこかのホテルの廊下だった。
バタバタバタと
誰かが駆けてくる音がする。
「!」
『SCP1197はやはり活性化していた模様。生存者を確認』
『直ちに生存者を確保します、はい ええ』
『確保、収容、保護、 確保、収容、保護』
遠くでそのような声が聞こえてくる。
…………だが 貴方がそれを 確認しようとすることはかなわない。
……ぐわん とまた意識が霞む。
疲れか、眠気か、いずれかが来たのか
…それを考える間もなく 貴方は ホテルの床に倒れ込む。
五輪 蘭太郎 「あれ………意識、が…………っ」
KP
……その瞬間 何かが耳元で聞こえた気がした。
『______________』
聞き耳をどうぞ
五輪 蘭太郎
CCB<=40 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=40) > 98 > 致命的失敗
KP
……お前
とりあえず、描写を続けよう
『あなたは__?』
そんな声が聞こえたのが最後 貴方は意識を手放した。
??? 「……ちょっと いきなり 寝落ちしないでくれるかな」
五輪 蘭太郎 「……え?」
???
「まあいい、」
「__さて、本題にはいろう。」
「ああ、安心してくれ、君が君自身殺したことはみんなに秘密さ」
五輪 蘭太郎 「じ、自殺?何を…」
???
「それとも、自らだったか」
「キミが体験したすべてのことを、我々に話してもらおう。」
「何、 はなしてもらえれば すぐに君を家まで届けてあげようじゃないか。」
KP
目の前の人物は、貴方に有無を言わさぬような態度で質問攻めにする。
あなたは、全てでも、そうでないにしろ話すしかないだろう。
貴方は彼にあったことを話す。
「……、」カタカタ と キーボードを打つ手を止めて「そう」
「…ご協力 ご苦労様。」
スーツの男はパソコンを閉じて、資料を片しだす
「……スワンプマン、」
「アメリカの哲学者ドナルド・デイヴィッドソンが考案した思考実験」
「ある男がハイキングに出かける。」
「途中、この男は不運にも沼のすぐそこで雷に打たれて死んでしまう。」片付ける手を動かしながら そう続ける
「その時、もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。」
「『なんという偶然か』」
「この落雷は沼の汚泥と化学反応を引き起こし、死んだ男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。」
「この時産まれたものを 『スワンプマン』 と呼ぶ。」
「『スワンプマンは原子レベルで、死ぬ直前の男と全く同一の構造を呈しており、見かけも全く同一である。』」
「勿論脳の構造も全く同じだから …完全なるコピー。記憶も知識も全く同一であるようで」
「沼を後にしたスワンプマンは、死ぬ直前の男の姿で何食わぬ顔で街へと向かう。」
「そして、死んだ男がかつて住んでいた部屋のドアを開け、」
「死んだ男の家族に電話をし、」
「サンドイッチでも食べてから、死んだ男が読んでいた本の続きを読みふけりながら、眠りにつく。」
「そして翌朝、死んだ男が通っていた職場へと出勤していく。」
「………ならば その スワンプマンは 誰で」
「……死んだ男は 誰なのだろうね」
そう言うと 資料を持って後ろの扉から退室していく。
「ありがとう、 さようなら」
「楽しかったよ」ふっと笑って、貴方に握手を求めた
貴方は、それに応えるように右手を出し _____
はっ と瞬きをすれば、
貴方は扉を開けたその一瞬に戻ってくる。
見渡せば、見慣れた風景。
安心し、ほっとため息をつく。
あれは 夢だったのか?
……ふと、手を見る
右手を見れば
「Who Are You?」
なにか、赤い塗料のようなものでそう、書かれていた。
あの扉を開いた瞬間、
同じ身体
同じ脳
同じ心臓、同じ履い、眼球、鼻口手足 ____記憶
すべてがコピーされて、複製されて もう一つのあの部屋が出現したのだとすれば
『今生きている貴方がどうしてコピーじゃないと言えるだろうか』
END『Who am I』
1d10 生還
1d10 KPC側の猜疑心ポイントが0
1d8 KPCに嘘をつかなかった
1d8 PC側の生還
1d8 NPC側の生還